磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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【絵本】だれもしらない

2010年04月21日 | 読書日記など
『だれも しらない』
   灰谷健次郎・作/長谷川集平・絵/あかね書房1981年

有名な作家のふたりの作品ですが、知りませんでした。



「あとがき」に書かれてあります。下「」引用。

「「だれもしらない」は、わたしの短編集「ひとりぼっちの動物園」(あかね書房)の中におさめられているおはなしです。それをわざわざとりだして一冊の本にしたのは、理由があります。
 世の中には、心やからだに障害をもっていいるお友だちがおおぜいいます。おおぜいといっても障害をもっていない人間のほうがはるかに多いので、ともすればわたしたちは障害をもっている子どもたちのことを、自分たちはどこかちがつた人間のように思いがちです。
 ところが、たまたま障害をもっている子どもたちは、同じ人間であることはもちろんですが、障害をもっているからこそ、いっそうきびしい人生をおくっているのです。そのことは、わたしたちがその子どもたちをはげまして生きているだけでなくて、はんたいに、わたしたちがその子どもたちにはげまされて生きている場合もあるのです。
 しかし、ざんねんなことに、それに気づくひとはすくないのです。それはわたしたちにとって、とても不幸なことだと思います。
 この一冊の本が、そのことを考えるきっかけになってくれることを、心よりいのっています。」

小さな時から、ボクの近所には障害者がいましたから、このような絵本はよくわかりません……。

健常者だから楽に生きているとも限りませんし……。

今では福祉に守れている障害者をうらやましがる人たちもいますね……。

だけど、いくら福祉があったとしても、大変だと思いますが……。

そして、ホームレスや、医者にもみてもらえない人が楽なわけがないとも思いますね……。

それぞれ、いろいろですね……。いい日もあれば、そうでない日もあるし……。







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