磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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018 晴の姿!?

2007年04月27日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

二章、首つりの木の下で




018 晴の姿!?


そして、教会で結婚式が開かれる。
先程までは角隠しだったのに、今はウェディング・ドレスである。
バージン・ロードを歩く父と娘。

なんと幸せなのだろう。いつか、こんな日が来ると思っていた。

寂しい気分がするだろうと思っていたけれど、こんなに幸福な気分になれたことはないと、ソーリィーは思う。

そして、神父が祭壇の前に立っていた。

それにしても、相手の男のことを何も知らなかったとソーリィーは思う。

不思議なことがあるものだと思う。

だが、いい! わたしの娘が選んだ相手だ。
間違いなんてあるわけがないと、ソーリィーは思い直す。

指輪の交換である。
男の顔を見ようと思うが、その男の顔はぽっかり穴かあいたようになっているではないか。

どうしたというのだ。娘は悲しんでいないか? 苦しんでいないか? ソーリィーは心配になった。心配でたまらなかった。

娘は膝から崩れおちて倒れ込もうとした。ソーリィーは娘を支えようとした。すると、娘の姿は消えた。ウェディング・ドレスだけが手に残った。

いったい、どうしたというのだ。幸福な気持ちは何処かへ行き、不安にかられるソーリィー。

娘を探さなければ、暗い道を走るソーリィー。街の中を走る。繁華街では、人とぶつかり、こけてしまう。

「バカ野郎!」という罵声が聞こえるが、そんなことより、娘のことが気にかかる。

走る、走る。

息が切れたころに、見上げると、大きな桜の木があった。







閑話休題

原発のことで、

電気会社が信用できないという。

今まで、こんなに反原発や、

脱原発の本があったのに……。


信用できないといって、

また、助成金を欲しがっているという、

そんなことを思っている方も

きっとおられることでしょうね……。










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