磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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give me water 日本語版 水ヲ下サイ  広島と長崎の証言

2006年11月21日 | 読書日記など
『give me water 日本語版 水ヲ下サイ
    広島と長崎の証言』
      原爆体験を伝える会・編/
        原爆体験を伝える会1972年

我が市には原爆小文庫というのがあります。
長岡弘芳さんがつくったものです。
『原爆体験を伝える会』のメンバーに入っておられました。



この冊子は、いろんな人たちが集まって作られたようです。下「」引用。

「 われわれのグループは、どんな党派にも属していない。メンバーはつぎの通りである。(アルファベット順)−−青木やよひ、本多勝一、今田好彦、石田玲子、峯村泰光、三浦清、長岡弘芳、野々宮栄子、斎藤鶴子、袖井林二郎、栩木冨士子、山之内正子。職業は、
会社員、ジャーナリスト、教員、主婦などさまざまである。
 われわれのうち何人かは被爆者である。ほとんどがアメリカのベトナム侵略に反対する運動に参加してきた。そして仲間の多くは、以前市民運動の中で二編の英文パンフレットを出版したことがある。」


こんな会が理想的だとボクは思います。

水ヲ下サイ!
この言葉は、多くの被爆者の方が、
書き残されていますね。

あの熱線と、火事と放射能……。
水が欲しくなるのは当然ですね。

何でも、いいから、水分を……。
それでも、放射能を含んだ水、
それを飲んだ方は、
内部被爆したようですね。
赤痢のような症状が出たそうです。

水道水から飲んだ人たちと、
水たまりから飲んだ人では、
生存率で大きく差があったという
文献もあります。

要するに放射能を含んだ水は、
体に危険だということではないでしょうか?

ある人は平和を求めるということは、
安全な水を求めることと……。

きれいごとではないのです……。
誰もが求めて当然のことですね。

英国人ブラケット卿が意味ある言葉を残しておられます。下「」引用。

「英国のノーベル賞受賞物理学者P・M・S・
ブラッケット郷は、原爆投下は軍事目的よりは政治目的による−−それは来たるべきソ連との冷戦に備え、米国が有利な立場を確保する手段として使用したのだと指摘している。それゆえ原爆投下に関する一切の情報、とりわけ被害の実相の公開は、米国の利益を害するものとみなされ、一九四九年ソ連の原爆保有が明らかになるまではタブー視されていたのである。
 こうして日本国民は自らの歴史を奪われ、被爆者たちは孤立して生き続けねばならなかった。」






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