葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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他社との違いをどのように伝えるか

2013-07-23 20:40:52 | マーケティング
昨日は葬祭業経営者向け2世会の勉強会の日。
事前相談をテーマにいろんなお話が出来、楽しい時間となりました。

各社様々、いろんな価値をお持ち帰りいただけたことと思います。

さて、そんな中で話題となったのが、「他社との違い」をどのように
説明するか。


実は最近こんな話がありました。

ご支援先の医療法人にて採用のお手伝いをさせていただいているのですが、
新人さんになぜその会社に入ったのかを聞いてみたのです。

いろんな会社の説明会に行ったけれど、どこも会社の設備や仕事の流れなど
言うことが同じ。

この会社だけ、先輩社員が出てきて熱く語ってくれて、「この人と仕事がしたい!」
と思ったとのこと。

なるほどなぁと思ったのが、「どこもいうことは同じ」という言葉です。


おそらく、これは事前相談でも同じ話だと思います。

ご葬儀の流れというのは、地方に違いはあれど、近くの競合店とは大きな違いは
ないでしょう。料金の作られ方も変わりません。


料金自体に違いはありますが、やすさで勝負するならば規模が大きいところが有利です。
そもそも今ではインターネット市場に格安葬儀がある中で、価格だけの勝負をすることが
ベストとは思えません。

では、何で違いを作るのか。


ある会社は、「本人を売れ!」といって徹底的にコミュニケーションをとることを大事に
していました。

ある会社では、会社のコンセプトをきちんと伝える時間を作っていました。


中小企業は価格で勝負をしてはいけません。
価格で勝負をするならば、規模が大きいところが有利です。
知名度が高いところの方が有利です。
もしくは利益率を削る戦いになります。結局体力があるところが有利になります。

だとすれば、価格以外で振り向いてもらうことを徹底的に考えなくてはいけません。


そしてそれは、「感じてもらう」のではなく、「伝える」必要があります。

お客様にその違いを認識してもらわなければ、違う土俵での戦いとならないからです。


皆様の会社には他社との違いがありますか?
それをきっちりと伝えることができていますか?

ぜひ違いを作り、伝えることにチャレンジしてみてください。

本日もありがとうございました。


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