昨日(5/2)は、LFJ(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2012)の前夜祭へ。
司会:小林 和男氏とルネ・マルタン氏の挨拶、ちょっとした解説から始まりました。
さて、演目は…
チャイコフスキー:
・バレエ組曲「白鳥の湖」op.20aより 情景、四羽の白鳥の踊り、チャルダッシュ
・バレエ組曲「くるみ割り人形」より 行進曲、トレパック、葦笛の踊り、花のワルツ
(東京都交響楽団
(指揮:小泉 和裕
ストラヴィンスキー:
・ペトルーシュカ より 第1場 謝肉祭の市場(4手ピアノ版)
・ペトルーシュカ より 第2場 ペトルーシュカの部屋(4手ピアノ版)
・春の祭典 より 第2部 生贄の儀式(4手ピアノ版)
(ピアノ:サンヤ・ビジャーク
(ピアノ:リディア・ビジャーク
チャイコフスキー:
・エレジー(弦楽セレナード ハ短調 op.48より 第3楽章)
(パリ室内管弦楽団
(指揮:ジョセフ・スヴェンセン
ショスタコーヴィチ:
・ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 op.35より 最終楽章
(ピアノ:小曽根 真
(トランペット:ジャン=ミシェル・リクブール
(パリ室内管弦楽団
(指揮:ジョセフ・スヴェンセン
なんとも盛りだくさんでした。
まずは、チャイコフスキーのバレエ音楽。
ここのところN響の定期演奏会のみの"音"ばかりでしたので、N響では聴けない"音"でちょっと新鮮…。というか、金管の音がなんだか気持ちよかった…。
次は美人姉妹のピアニスト。
1台のピアノに姉妹で並んでストラヴィンスキー。
どちらが姉でどちらが妹か知らないのですが、きっと紹介されている名前順でしょうか。
ビミョーに似てないような似ているようなお二方でしたが、息はピッタリ、お互いの手がこんがらがる(もつれる)ことなく、ストラヴィンスキーの曲が進むのは凄かったです。
続くチャイコフスキーでは、指揮者のスヴェンセン氏の風体が…格闘家のような(笑)…。
エレジーの指揮振りも指揮棒無しで両手でグワングワン振り回してました。
パリ室内管弦楽団の音は柔らかく暖かくしっかりした音で気持ちよかったです。
そしてトリは小曽根 真氏登場。
ショスタコ・ピアノ協1番、以前聴いたことがありますが、やっぱり小曽根節。
クラシック+ジャズのカッコいいピアノ協。
ピアノの中からショスタコーヴィチが現れた、などと小曽根氏は言っていましたが、ショスタコ本人が聴いたらなんと言うのかなぁ。
トランペットもスカッとした音で、このトランペットの音と小曽根氏のピアノとで、以前聴いたものとは全く違う曲のようでした。
各曲は、どれも抜粋でしたが、いろいろと聴けて盛り沢山の公演でした。
そして、小林氏の司会、(クラシックに関して)ズブ(の素人)と本人が言ってましたが、味のある内容で良かったです。
ということで、2012年のLFJ!始まりはじまり~♪