時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

第1726回 NHK交響楽団定期公演

2012年04月30日 23時00分00秒 | MUSIC



先週の26日(木)サントリーホールへ。
第1726回 NHK交響楽団定期公演 Bプログラム

演目は…
・ベートーヴェン:序曲「コリオラン」作品62
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
・アンコール=シューマン作曲(リスト編):歌曲集「ミルテの花」から第1曲「献呈」作品25-1
<休憩>
・ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73

指揮:ロジャー・ノリントン
ピアノ:河村 尚子

この日のプログラムはベートーヴェンとブラームス。
どちらも予習CDはたくさんあるので聴き込んで…と思ったものの、結局あまり予習しませんでした。

ステージの上はちょっと少なめな編成で、中央にピアノが。
1曲目、序曲というのは、「始まるぞ~」という感じで良いですね。ちょっと物足りない音の数のようではありましたが弾むような感じ。
2曲目のピアノ協奏曲、第4番はナマで聴くのは初めて。
薄いオレンジのドレスの河村尚子さん。(写真とは違う顔…だなぁ)
ステージ中央で背中を向けての演奏。ノリントン氏はさらに奥のほうに立っていて、全く見えなかったですね…。
ピアノの蓋が外されていて、ホール内に音が拡がってしまっているのか、ピアノの音がしっかり聴こえなかったのは残念。もっと規模の小さなホールでの演奏会向きなのでは?と思いました。
キラキラと光るようで軽やかに聴こえ、あまり重くない感じ。
もうちょっと重めの音でも良いかと思いましたが。
背を向けてる河村さんの顔は、今回はP席の人たちはバッチリ見えたのでしょうね。そして指揮者=ノリントン氏の顔は正面に向いていることになるのでP席にはオシリを向けているわけか。
アンコールの曲は原曲に詩があるのですけど、「どうもありがとう」と聴こえて終わるんですよね。
良い曲だなぁ。CD買っちゃおう~。
休憩後のブラームス、この曲は既に2度ほど別の指揮者、オケで聴いているのですが、ノリントン氏の指揮では、全く違うように聴こえるのですね。
のどかな感じのこの曲、ふんわりした感じを思い浮かべていたのですが、ピュアトーンのせいでしょうか、ちょっとスカッとした感もありましたが、こういうのも有りなんだなぁ、と聴き入ってしまいました。
最終楽章の勢いは気持ち良かったです。
ノリントン氏のちょっと人を喰ったようなニヤついた顔も面白いですが、そうそう、素のままで道化師のような顔身体というのか、見入ってしまう指揮でした。





コメント
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