時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

N響「第九」

2011年12月30日 23時27分21秒 | MUSIC
今年も第9で締めくくり。
12/27(火)、サントリーホールにてN響演奏の第9を。



今年昨年と同じ座席はB席。2階の舞台に向かって右側、というか、舞台上座の真上、という位置。(RAという席→サントリーホールのHPへ
舞台が見渡せ、右に合唱団、左に指揮者という、前回選んでみて、なんとなく気に入ってしまった席。
まずは、第9の前に、パイオルガンの曲が3曲。
・J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
・モーツァルト(リスト編):アヴェ・ヴェルム・コルプス
・J.S.バッハ(デュリュフレ編):コラール「主よ、人の望みの喜びよ」
オルガン:勝山 雅世

サントリーホールでパイプオルガンを聴くのは初めて。
壁面のパイプ群から音が鳴る、ということで感動。そして曲になってる…。
各曲とも良い感じでした。なんとなく、パイプオルガンの音に、人の声が重なっているように聴こえてきて、歌っているような…。
各曲の間に"間"がなく、続けて3曲演奏する、というのも初めてで、3曲終えてから拍手だったのですね。

さて、今年の第9指揮者はスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ氏。御歳88歳!しかし元気に指揮してました。
今年の第9は、4人のソリストが舞台下座側、コントラバスの後方という位置。
偶然にも今回座った席から良く見える位置になりました。でもきっと正面から聴いたら声が楽器にかき消されたりしているのでは?なんて思う位置。
ま、それはそれで、今回の第9は昨年のものとはやはり違う感じを受けました。
昨年の第9は、ちょっと尖った感じというのか硬質な感じを受けたのですが、今回のは少し柔らかい感じ…、昨年は鋼製ワイヤで今年は絹、というのかなぁ。
第4楽章の合唱の部分についても、昨年はちょっと怒っているんじゃないかと思われる発音があったのですが、今年はスィングしているようなリズム感があったり、聴きやすいというのか、ゴツゴツしてない感じでとっても良かったです。






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第1717回 NHK交響楽団定期公演

2011年12月30日 23時25分32秒 | MUSIC
先々週の12/15(木)は、サントリーホールにて第1717回 NHK交響楽団 定期公演 Bプログラムへ。



この日の演目は…

・ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
・アンコール曲=ラフマニノフ:13の前奏曲 作品32から第12曲 嬰ト短調
<休憩>
・バルトーク:オーケストラのための協奏曲

指揮:シャルル・デュトワ
ピアノ:ニコライ・ルガンスキー

ヒンデミットという作曲家の曲は、N響ではたぶん初めて…。
なんだか行進曲のようなこの曲=ウェーバーの…、中国風の旋律とか、う~んしかし、なんだか入り込めない曲でした…。
プロコフィエフのピアノ協3番。
ピアニストのルガンスキー氏は一昨年(2009年)のNHK定期公演Bプロで「左手のためのピアノ協奏曲(ラヴェル)」を聴きました(記事にせず…)。そのときはとても良い印象で、しかしこのときは本当に左手のみの演奏でしたので、今回は両手の、しかも熱い演奏を期待しちゃう曲目なので期待大!
そして、このピアノ協奏曲第3番を聴くのはこれで何度目になるかな?そういう意味でも期待大!
ということで聴いたのですが、プロコフィエフが得意というだけあって、かっこ良く聴かせてくれました。疾走感があって期待以上の演奏でしたね。
バルトークの曲は、CDを持っていたので、予習として聴いていたのですが、なかなか入り込めず、あまり聴き込んでいなかった…。ということが良かったのか、楽章が進むにつれて盛り上がる曲でした。
デュトワ氏も颯爽としてました。




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