先月(11月)行った演奏会2つ。
1つ目、11/17(木)のサントリーホール N響演奏会。
NHK交響楽団 第1713回定期公演 Bプログラム。
演目は…
・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 作品46 から 第1番
・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
・アンコール:パガニーニ:24の奇想曲から 第9曲 ホ短調「狩り」
(休憩)
・ドヴォルザーク:交響曲 第7番 ニ短調 作品70
指揮:ネーメ・ヤルヴィ
ヴァイオリン:セルゲ・ツィンマーマン
ゲスト・コンサートマスター:ヴェスコ・エシュケナージ
当初予定されていた指揮者=イルジー・コウト氏は、けがの治療のため来日が不可能となり、代わりに、ネーメ・ヤルヴィ氏が出演。
残念でもあり、楽しみでもあるという代替。今までも何度かあったのですが、どれも良い印象で終えられたので今回もちょっと期待を…。
2曲目、ヴァイオリン協奏曲。
ソリストのセルゲくん、二十歳。
やさし~い音で、柔らか~く始まったのですが、ちょっとミスったのは残念でした。
最終楽章の弾む感覚もやや足りなくて、消化不良状態みたいでしたね。
でも期待しましょう。まだハタチ。
アンコール曲は、とても似合っていて、若々しさというのか、良い感じでした。
何て言うのかなぁ…、「聴いて聴いて!」という演奏でしたがスタミナが足りなかった…という感じ。もすこし楽しんで演奏してくれたら良かったのかも…。
ヤルヴィさんの指揮で助かった、という感じかな。
さて休憩後の「交響曲 第7番」。
これは良かったです。かっこ良かった。
ヤルヴィ氏がピッピッと指示を出すのが小気味よく、各パートの音に聴き入ってしまいつつ見入ってしまいました。
…やっぱり代替は"良い"ってことなのかな~?
ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー
2つ目、11/26(土)の第一生命ホール。
『第一生命ホール 10周年記念 ガラ・コンサート ~モーツァルトに寄せて~』
第一生命ホールとトリトン・アーツ・ネットワークの10周年記念ということで、第一生命ホールでは9/23から12/11の10日=10回の公演が行われ、その第9日目のプログラムに行きました。
『オール・モーツァルト・プログラム』、全曲モーツァルトです。
演目、そして各曲の演奏者は…
・「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)K.265
(ピアノ:仲道 郁代)
・フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K.285
(フルート:工藤 重典、ヴァイオリン:堀米 ゆず子、ヴィオラ:川崎 和憲、チェロ:山崎 伸子)
・ピアノ・ソナタ イ長調 K.331「トルコ行進曲つき」
(ピアノ:清水 和音)
・歌劇「後宮からの奪還」K.384より アリア「ありとあらゆる拷問が私を待ち受けていようとも」
(ソプラノ:佐藤 美枝子、ピアノ:泉 博子)
=休憩=
・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ホ短調 K.304
(ヴァイオリン:矢部 達哉、ピアノ:横山 幸雄)
・幻想曲 ニ短調 K.397
(ピアノ:児玉 桃)
・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ロ長調 K.378
(ヴァイオリン:堀米 ゆず子、ピアノ:児玉 桃)
・ピアノ三重奏曲 ホ長調 K.542
(ピアノ:仲道 郁代、ヴァイオリン:川久保 賜紀、チェロ:長谷川 陽子)
盛りだくさんなプログラム。
今回は2階席、ステージ上手のほぼ真上で、ステージ上の演奏者が見えにくいのが残念でしたが、思った以上に"音"が良く聴こえました。
こんなに色々聴くことができて、それも人気の演奏者が入れ替わり立ち代わりで、とってもお得感のある演奏会でしたね。
二人以上での演奏での"音"の掛け合いのようなところなども良い感じで楽しめました。
印象に残ったのは、フルート協奏曲のフルート:工藤氏のクッキリした感じの音、ソプラノ:佐藤さんの歌、ヴァイオリン:堀米さんとピアノ:児玉さんのバランス、です。
どの曲もCDで予習してたのですが、やはりナマの演奏で聴くのが良いですね。四重奏や三重奏は、それぞれの音が曲を紡いでいるようで、楽しく聴くことができました。
ちょっと残念だったのは、最後の最後で、ステージ上に全員が挨拶で出てくるものかと思っていたのですが、最後の曲を終え3人が退場すると、あっさり終わって全て終演となってしまい、記念を祝う演奏会だったのかなぁ?と思ってしまったことでした。
ちなみに、この日演奏の始まる前に特別展示された「クラヴィーアに向かうモーツァルト」ランゲ作の日本初公開の絵を見ることができました。
1つ目、11/17(木)のサントリーホール N響演奏会。
NHK交響楽団 第1713回定期公演 Bプログラム。
演目は…
・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 作品46 から 第1番
・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
・アンコール:パガニーニ:24の奇想曲から 第9曲 ホ短調「狩り」
(休憩)
・ドヴォルザーク:交響曲 第7番 ニ短調 作品70
指揮:ネーメ・ヤルヴィ
ヴァイオリン:セルゲ・ツィンマーマン
ゲスト・コンサートマスター:ヴェスコ・エシュケナージ
当初予定されていた指揮者=イルジー・コウト氏は、けがの治療のため来日が不可能となり、代わりに、ネーメ・ヤルヴィ氏が出演。
残念でもあり、楽しみでもあるという代替。今までも何度かあったのですが、どれも良い印象で終えられたので今回もちょっと期待を…。
2曲目、ヴァイオリン協奏曲。
ソリストのセルゲくん、二十歳。
やさし~い音で、柔らか~く始まったのですが、ちょっとミスったのは残念でした。
最終楽章の弾む感覚もやや足りなくて、消化不良状態みたいでしたね。
でも期待しましょう。まだハタチ。
アンコール曲は、とても似合っていて、若々しさというのか、良い感じでした。
何て言うのかなぁ…、「聴いて聴いて!」という演奏でしたがスタミナが足りなかった…という感じ。もすこし楽しんで演奏してくれたら良かったのかも…。
ヤルヴィさんの指揮で助かった、という感じかな。
さて休憩後の「交響曲 第7番」。
これは良かったです。かっこ良かった。
ヤルヴィ氏がピッピッと指示を出すのが小気味よく、各パートの音に聴き入ってしまいつつ見入ってしまいました。
…やっぱり代替は"良い"ってことなのかな~?
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2つ目、11/26(土)の第一生命ホール。
『第一生命ホール 10周年記念 ガラ・コンサート ~モーツァルトに寄せて~』
第一生命ホールとトリトン・アーツ・ネットワークの10周年記念ということで、第一生命ホールでは9/23から12/11の10日=10回の公演が行われ、その第9日目のプログラムに行きました。
『オール・モーツァルト・プログラム』、全曲モーツァルトです。
演目、そして各曲の演奏者は…
・「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)K.265
(ピアノ:仲道 郁代)
・フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K.285
(フルート:工藤 重典、ヴァイオリン:堀米 ゆず子、ヴィオラ:川崎 和憲、チェロ:山崎 伸子)
・ピアノ・ソナタ イ長調 K.331「トルコ行進曲つき」
(ピアノ:清水 和音)
・歌劇「後宮からの奪還」K.384より アリア「ありとあらゆる拷問が私を待ち受けていようとも」
(ソプラノ:佐藤 美枝子、ピアノ:泉 博子)
=休憩=
・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ホ短調 K.304
(ヴァイオリン:矢部 達哉、ピアノ:横山 幸雄)
・幻想曲 ニ短調 K.397
(ピアノ:児玉 桃)
・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ロ長調 K.378
(ヴァイオリン:堀米 ゆず子、ピアノ:児玉 桃)
・ピアノ三重奏曲 ホ長調 K.542
(ピアノ:仲道 郁代、ヴァイオリン:川久保 賜紀、チェロ:長谷川 陽子)
盛りだくさんなプログラム。
今回は2階席、ステージ上手のほぼ真上で、ステージ上の演奏者が見えにくいのが残念でしたが、思った以上に"音"が良く聴こえました。
こんなに色々聴くことができて、それも人気の演奏者が入れ替わり立ち代わりで、とってもお得感のある演奏会でしたね。
二人以上での演奏での"音"の掛け合いのようなところなども良い感じで楽しめました。
印象に残ったのは、フルート協奏曲のフルート:工藤氏のクッキリした感じの音、ソプラノ:佐藤さんの歌、ヴァイオリン:堀米さんとピアノ:児玉さんのバランス、です。
どの曲もCDで予習してたのですが、やはりナマの演奏で聴くのが良いですね。四重奏や三重奏は、それぞれの音が曲を紡いでいるようで、楽しく聴くことができました。
ちょっと残念だったのは、最後の最後で、ステージ上に全員が挨拶で出てくるものかと思っていたのですが、最後の曲を終え3人が退場すると、あっさり終わって全て終演となってしまい、記念を祝う演奏会だったのかなぁ?と思ってしまったことでした。
ちなみに、この日演奏の始まる前に特別展示された「クラヴィーアに向かうモーツァルト」ランゲ作の日本初公開の絵を見ることができました。