昨日(10/29)は第1657回 NHK交響楽団定期公演でした。
N響Bプロ定期公演、久しぶり。サントリーホールも久しぶりだったりして。
今シーズン初めて。本当は先月(9/10)が今シーズンの1回目だったのだけど、
NHK音楽祭2009に行ってしまったのでした…。
さてさて演目は、
・モーツァルト
/交響曲 第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
/交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
/交響曲 第40番 ト短調 K.550
指揮:アンドレ・プレヴィン
昨年のCDプレゼントで期待していたプレヴィンさん、そしてモーツァルト。
季節的に咳だのくしゃみだのエヘン虫だのしょうがないのかもしれないけど、と~ってもノイジーに聴こえて、そういうのってエチケットとしてなんとか(飴を口に放り込むとかね)するもんだろう?と思ったのはオイラだけではないと思うが、どうなんでしょ?
そんなことを頭の片隅に植えつけてしまっての演奏の始まりだったせいなのか、1曲目は入り込めず、いやもしかしたら、演奏も「?」だったのか、期待通りのキラキラ~、ふわふわ~、みたいなものは得られず、どちらかというと眠気のほうが勝ってしまったようで、一方の耳から他方の耳に通り過ぎてしまったようでした。結局、なんとなく聴きにくかった、という印象…。特に第1ヴァイオリンが…。
でも、1曲目よりも2曲目、2曲目よりも3曲目、と期待していたので、次の2曲目、第39番は…。
最後の三大交響曲の1つ目、という第39番…、重みみたいのを感じたかったんだけど、そうでもなかったのは、どうしてだろう?
でも木管の音色が良い感じに聴こえたかな~。
そして休憩を挟んでの第40番。
これはとっても聴きたかった曲。
聴いてるうちに、そうそうなんだか寂しいよなぁ、というのが伝わってきたのは良かったです。
なんだか寂しく思える曲で、第3楽章あたりは、単身赴任で帰宅中にDVDを借りに行く、みたいな(へんな例えですが…)情景。楽しいんだか寂しいんだか…。
そして第4楽章では、洗濯機を回して~、って、すみません。そんな絵が思い浮かんでしまいました。
で、結局、フルートの音など木管の音は良かったなぁ、というのと、ヴァイオリンはいまいちだったなぁ、という感想。
プレヴィンさんの速くもなく遅くもなく激しくもないのは良かったのだけど、期待していた"楽しさ"みたいな音が聴けなかったのはちょっと残念。