時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

第1648回 NHK交響楽団定期公演

2009年05月23日 00時28分07秒 | MUSIC



22日(木)、第1648回NHK交響楽団定期公演 Bプログラム聴いてきました。

演目は、
・ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
・ショパン:練習曲 作品10-4(アンコール曲)
・ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73

指揮:尾高忠明
ピアノ:ネルソン・ゲルナー
コンサートマスター:堀正文

尾高氏の指揮は初めてです。
どんなかな~?と思いましたが、始めから終わりまでとっても楽しそうに振ってました。笑顔の横顔がチラチラと見えて。
ピアノのゲルナーも初です。
2曲ともコンサートで聴くのは初めてなので、iPodで予習。

まずはピアノ協奏曲第2番。
静かに始まって、が、ちょっと不安な音に…、と思ったらバーンと明るくなって、ピアノの音とオケの音とが、交互に、一緒に、メロディーが入れ替わって、思ったよりも楽しそうな曲に聴こえましたね。
ゲルナー氏、あまり体躯の大きくない方で、先月のモルクがでかかったのかな、でも手の大きな、いい感じの小気味よさみたいなものが醸し出されて、演奏してる手元ばかりを集中して見てしまった。
今回、ステージ上の照明がなんだかやたら明るくキレイに見えたのはなんっだったのかな?演奏が始まって、パ~っと明るくなったような気がして…。
姿は見えなかったけど、第3楽章のチェロのソロの音も良かったなぁ。
3楽章と4楽章は休みなく続いて、楽しく始まって、スキップで進んでたのがドッカドッカ跳ねて~…まぁ、力強くなっちゃって終わる、感じかな。

アンコールの曲は、あの”のだめ”で使われた曲。えっとコンクールのとき?かな?
指がよく動くな~。ってあたりまえか。
なんとなく満足げに帰っていく姿がユウト君(瀬川悠人)に似てたりして…。

ブラームスは交響曲第1番ばかり聴いていたので「交響曲の2番って?」みたいな。
「田園」とのことだけど、田園よりかは「農村」だなぁ。長閑な風景というよりも、「それ!よいしょ!」って仕事するような…。
なんだか引き込まれるような感じは受けました。重たいようで流れていく感じで。
1曲目のピアノ協は眠気と少し闘いましたが、これは大丈夫。
座席の目の前は第1ヴァイオリンなんですけど、隙間から第2ヴァイオリンのほうに目が行っちゃいました。それと指揮。息遣いとか聴こえちゃうんですね。なんかこっちまで力はいっちゃうな。
この曲も第3楽章から第4楽章へはあまり間をおかずに。
そしてダダ~ンと大きくなって音が重なって重なって”おぉ~”って終わりました。そうそう終わるところの2つの空白部分、いいなぁ…。

最後の最後で、弦が「プツ」とはじけるような音が聴こえたのは気のせいかな?

コメント
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