夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

おふくろとは、話しが通じない

2012-04-03 01:37:46 | 子育て
ウチのオフクロは、【共働き】の先駆けのような人で、産後休暇が4週間しかない時代に、私を産み、仕事にもどっていった。

生まれたばかりの私は、哺乳瓶から上手にミルクが飲めずに、ずっと泣いてばかりいたらしい。

かわいそうに思ったばあちゃんが、まわりの親戚に、

「それはやめとけ。」

って、言われながら、自分の乳を出して、私に吸わせていたらしい。

なんと、少し乳が出てきたというから、おどろく。



そこらまでは、よかったのだが、

3歳の頃、妹が生まれた。

その頃は、産後の休暇が、2か月になっていたらしい。

毎日、自宅にいる【かあちゃん】に、3歳の私は、大喜びして、毎日毎日、こんなにうれしい日々はないくらいに、喜んでいたらしい。


・・・しかし、2か月が過ぎると、また、【かあちゃん】は、仕事に帰っていったらしい。

自転車にまたがって、

「かあちゃ~ん、行かないで、かあちゃ~ん!!」

って、泣きわめきながら自転車の後ろを追いかける私を、振り返りもせず、振り切って。。。仕事に帰っていったらしい。

三歳の私は、毎日、300mも、オフクロの自転車を追いかけて、引き留めようとしたらしい。


誤解をおそれずに言うけれど、

「男女は、平等じゃなくていい」

と思う。

ほっといても、女の人は、10歳も男より長生きする。

比の考えで言っても、男が60歳で定年なら、女性は、67歳くらいが定年でもいいはずだ。

男の採用の年齢制限が、35歳なら、女性は、42歳とか、45歳とかでもいいと思う。

女性が安心して子供を産めないのは、「預けるところがない」からではなく、長いこと仕事から離れるとクビになるからだと思う。

父親がどんなにがんばっても、母親には勝てないのだから、母親として過ごした時間は、(給与保証をどれくらいするかは、別として)10年たっても元の職場に、【母親無事やりきったぜ待遇】で、もどれるようにしてやればいいのに、と思う。

【母親無事、やりきったぜ待遇】

は、研修履歴の300時間分くらいの換算で、いくといいと思う。



定年退職をした、おふくろが、信じられない言葉をはいた。

「もし、子供さえおらんかったら、私も【係長】くらいには、なってただろうに。」


俺ら3人よりも【係長】って、魅力的なの?

って、愕然として、


やっぱり、オフクロへの不信感のようなものは、いなめない。


酔っ払いで、大トラのオヤジとは、あんなに普通に笑って話せるのに。

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