夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

今、じいちゃんや、ばあちゃんは、家にいてくれているのだろうか。

2013-07-13 22:09:57 | 子育て

今、【じいちゃん】【ばあちゃん】は、各家庭にいてくれているのだろうか。

私が幼い頃、お腹が痛くて泣いていると、じいちゃんは、

「お薬を飲んでおきなさい。」

とは、言わず、30分でも1時間でも、

「へ~いな~れ、あ~ぽい な~れ。へ~いな~れ、あ~ぽい な~れ。」※

と、呪文のように節をつけてつぶやきつつ、私のお腹をさすってくれました。

「忙しい。」とは言わず、ずっとさすってくれました。


私が、失敗したり、いじめられた気分になって泣いていると、ばあちゃんは。

「しにゃ~せん、しにゃ~せん。」

と、言いながら、頭と言わず、背中と言わず、おしりと言わず、体中をさすってくれました。


ここ2年くらい、私は、病院に行かなかったから病名がつかなかっただけで、かなりやばい状態だったような気がします。

自分の仕事っぷりが、ヘボいせいで、たくさんの方に迷惑をかけていますし、今も、迷惑をかけ続けています。

でも、ばぁちゃんが、私が追い込まれたときに、シャワーのようにふりかけてくれた


「しにゃーせん、しにゃーせん。・・・しにゃーせん、しにゃーせん。」

【死にはしない、(そんくらいじゃ、)死にはしない。(大丈夫、大丈夫、そのくらいじゃ、)死にはしないから。】


っていう言葉は、私の心のどこか、深いところでしっかり根付いて、私を支えてくれていたのかなぁ~って思います。


私が、今、こうしていられるのは、私に期待してくれる家族や、たくさんの友達、それは、間違いないことだけど、

もう、ずっと前に死んでしまってはいるけど、私の心の中で生きている、じーちゃんや、ばーちゃんのおかげってのもあると、


そんなことを思い出しながら、酒を飲んでます。


そして、【今】・・・たいへんな時代を生きている子どもたちにも、【こんな存在】が、身の回りにいてくれたらいいのに、

って、思います。


※「へ~いなれ~、あ~ぽいな~れ~」
【へ】は、【おなら】のこと。
【あぽ】は、【うんち】のこと。
(ウチの地元の古い方言です。)

つまり、
『【おなかの痛み】は、【おなら】や【うんち】になって、早く体の外に出てしまえ。』
っていう、我が家独自の、呪文です。

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