酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

GoProの憂鬱

2010年08月30日 | GoPro HD


購入後間もない2010年5月、インターバル撮影を始めたのをきっかけに、gopro9999問題にはまった。
その後、代理店さんの手によってアメリカまで輸送され、ファームアップされてとりあえず復旧したのだが、実はある疑問が残ったままだ。

アメリカのGoPro掲示板にStickie - 9999 issue workaroundStickie - New firmware is 99.9999999999%というスレが建っているが、未だどちらにもユーザーからの不満がぶちまけられている状態だ。

そもそも5月17日にリリース予定だったファームウェアは未だ公開されず。9999問題もこれで対処されるという話だが、この話、本当だろうか?

というのも、9999問題に限って言えば、なぜファームウェアを部分的にでも公開しないのか?という点が疑問だ。
私は日本の代理店さんによって復旧の手続きを代行してもらったので、実質的な費用負担は発生していない。
しかし、先の掲示板を読むと海外(アメリカからみて)のユーザーは、9999問題の解決に自己負担でアメリカまで郵送している人が多い。
GoProサポートとのメール内容を公開している人も居るが、いずれも「返送するがよし」という対応だ。
個人ならまだしも、代理店業の人たちは、潜在的に居るだろう9999問題のユーザー対応だけでなく、自分たちが大量に抱える在庫のことまで心配しなければならないわけで、これは一個一個返送して「再フラッシュ」してもらうレベルの話では無いだろう。
実際、代理店業のコメントの中には訴訟というキーワードも見受けられる。そこまで切羽詰った状況にもかかわらず、「返送しろ」という理由がわからない。

実際に復旧してもらった自分のGoPro。シリアルナンバーや代理店さんの話からしても、実際に私のモノが修復されていることは間違いないだろう。

が、これは実はファームウェアの部分的適用では無く何か物理的な修理が施されたのでは無いだろうか?

つまり、ROM自体の交換や取り外すことによるリセット作業が実施されたのでは?

ならば、リリースを控え、9999問題という重大な欠陥を露呈してしまったgopro。リリースが大幅に遅れているのもうなづける。
仮に、返送されたGoProをファームアップで復旧できているならば、部分的な公開やメールによる限定バージョンの案内が可能だろう。
それをせずに、いまだファームウェアの公開を遅らせ続けるのは、この9999問題を「ソフトウェア的に」解決する手段が見つからないのでは。

私は、もし、ファームウェアがバージョンアップしても、当面の不具合が無い限りしばらく更新を見送るつもりだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Bar Alchemist | トップ | 風吹かず »

コメントを投稿

GoPro HD」カテゴリの最新記事