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Gotoうれしの 萬象閣敷島に泊まる

2020年07月25日 | 蕎麦と温泉

Goto嬉野温泉「萬象閣敷島」(ばんしょうかく しきしま)に泊まってきました。
と言っても政府のGotoトラベルキャンペーンではなく、先に、地方自治体が独自に行った宿泊キャンペーンを利用しました。

萬象閣敷島は、嬉野温泉の中でも老舗の旅館になります。お値段も地区で上位3つに入るのではないでしょうか。昔ながらの温泉旅館で、いわゆる「上げ膳据え膳」方式の日本旅館です。いつもならこういう旅館には泊まることはないのですが、嬉野温泉の中でもトップクラスの評価を受けるお宿だけに、キャンペーンが利用できるならば一度は泊っておこうかなと行ってまいりました。

お部屋はリノベーション済みの露天風呂付き客室。with oak(オーク)、ツインベッドの和モダンスタイルです。

※ZenFone6の広角で撮影した為、天井が右下がりの傾斜に見えますが水平です。

ここから振り向けば、畳座敷とソファ。


これとは別に、玄関周りに板の間があり、トイレと洗面所があります。部屋の中にはシャワーやバスルームはありません。デッキに設えられた部屋専用の露天風呂があります。喫煙はできません、フロントを出た玄関わきに喫煙所が一か所あるだけです。

源泉は60℃。熱くてとても入れたもんじゃありません、普通ならば加水しながら適温へと調整するのですが、せっかくの嬉野温泉、源泉のみ投入してあとから冷ますことにしました。
給湯は「15分以上連続すると停止」するそうです。さらにリセットするには「フロントに電話」しなければならないようです。源泉を一晩中かけ流しにするって訳にはいかないようです。資源が限られてるんですよね。

15分を超えないよう、何度かに分けて源泉のみで湯貼りしました。湯量は多いのでそう時間はかかりませんでしたが、なんせ中々冷めません。
いつもの「くじら湯温計」で測りながら「湯かき棒」でかき混ぜ、徐々に温泉を冷ましてゆきます。

気温が32℃くらいのこの時期、温泉は1時間あたり1、2℃くらいしか下がりません、このままだと湯守りのごとく、温泉を眺めて過ごすだけになりそうです(笑)
ということで、先に貸切露天風呂に行くことにしました。平日宿泊の特典で、1か所50分の貸切風呂が利用できます。いくつかある露天のうちから「もみじのトンネル」を選んで、そちらで温泉を楽しんできました。

青空を背景に「もみじ」を鑑賞しながら入る嬉野温泉、なかなか優雅なひと時でした。

さて夕食です。個室で頂きます。コロナウイルスの関係から、仲居さんが「お迎えに上がれず失礼しました」と挨拶の口上を述べられます。いつもなら時刻になったらお部屋まで迎えにくるそうです。

フロントで記帳。
若い仲居さんが、二人分の荷物を持って部屋まで案内。
一緒に部屋の設備の説明。
いったん下がるも、今度は抹茶とお茶菓子を出しに。
(部屋まで食事のお迎え)
食事中、お茶菓子を下げに入室。
(夜、布団を敷きに入室)

こんな感じでしょうか、日本の旅館。
丁寧なのはいいけど、なんだかんだと仲居さんたちが部屋に来るのがどうも私たちには合いませんねー。

とはいえ、滅多に行くことのないお宿ですから、まさに至れり尽くせり、何もしないでも自動的にことが進んでいきます(笑)


料理は見た目うつくしく、何でも上品に作られており、出てくる順番にパクパク食べました。先に佐賀牛が出てきてそちらから頂いたので完食できましたが、最後に牛だとちょっときついかなぁ。
お酒は、食事時はもちろん、お部屋にも「持ち込み禁止」だから、なんだかんだと頼んで飲んでしまうと結構な料金になってしまいます。
缶ビールのみ、自動販売機で350円と「お安く」販売されてますが、私たち酒飲みにとっては「持ち込み禁止」(時々見張りに来ますから)は、やはり使いづらいお宿だと思います。そうした旧来からの日本旅館と分かって泊ってるのでこちらのお宿がなんか悪いという意味ではございません、私の宿泊スタイルの違いということです。

さて、適温になった源泉を何度も楽しんだあと、翌朝も同じ食事処で頂いて10:30チェックアウト。
今回のキャンペーンでは、一人上限10,000円引きという大盤振る舞いだったので、44,000円の宿泊料金が24,000円ほど。あとお酒飲んで合計27,180円のお支払いでした。
平日泊、大人二人二食付きでこのお値段、大変満足できた週末でした。

あと、更に自治体からの支援で、二人で4,000円分の買い物クーポンが付いてます。これは泊まったお宿「以外で」使える地域振興券です。他に一人1,000円の「体験に使えるクーポン」ってのもありましたが、こちらは観光施設の入場料などに利用できたようです。
私たちは買い物クーポンを使って「うなぎ」をお土産に買って帰りました。行列ができる地域の名店、お持ち帰り専門店の森うなぎ屋さんで、「うなぎかば焼き」と「鯖焼き」3,980円を頂いてかえりました。


妻は和服だったので、お宿でも観光地でも「お着物がきれいですねー」と褒められ、こちらも満足いただけたようで幸いです(笑)


旅行日:2020年7月


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2 コメント

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Unknown (カラフルねずみ)
2020-08-01 13:54:30
こんにちは!
昔旅館雑誌で見た敷島プリンがなぜか印象的で、気になっていた旅館の1つです。

15分で給湯が停止することは初めて知りました!お部屋で源泉を楽しめるのは嬉しいです(^^)

客室露天風呂の奥に足湯があったはずですが、写真だとなさそうに見えますね(^^;)
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Unknown (root66)
2020-08-01 17:20:56
カラフルねずみ さん、コメント頂きありがとうございます。

敷島プリンと抹茶を頂きました。こういうお宿は何度も仲居さんが現われるので気を使います(笑)
部屋には足湯はありませんでしたねー、何度もリニューアルしているので今のお部屋には多分どちらにも無いと思います。

インターヒル、「次はぜひ離れを・・・」と思っているのでそちらの様の連泊記事がとても参考になります。
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