信州～小布施で栗三昧！

栗の里、信州「小布施」（おぶせ）が旬を迎えています。
新栗が収穫されるのは、９月下旬～１０月半ばと、意外に短いんです。
この時期に一度行ってみたいなぁ～と思っていたのですが、念願叶い行って参りました～♪

小布施に到着すると、まず目に入るのが周辺に広がる栗畑！
民家のお庭にも栗の木があるお家が目に付きます。さすが、栗の町ですネ。

こんな鈴なり状態です！！




　　　　　　　　　イガに入った栗なんて、東京にいるとなかなか見る機会がないですね。
　　　　　　　　　触ると想像以上にイタイ！

ネコも栗色です！

町に着くなり、散策よりも何よりも真っ先に栗菓子の老舗「小布施堂」に向かいました。
ここには、新栗の季節限定で頂ける栗スイーツがあるんです。
それも午前中にしか食べられなくて個数限定という制限まで付いた幻のスイーツなんです！
更に、納得できる栗が入らない日は出さない、とかいうこだわりもあるらしいんです。。。

店に入るなり、「今日はスザクはありますか？？」と、ゼーハーしながら一応確認。間に合いました
これが「朱雀」（すざく）です。
新栗の季節だけの限定品で、栗餡の上に蒸し栗を細く絞ったものが贅沢にたっぷりかけられています。
これ、全部栗です！！



見た目はモンブランのようですが、上にかかっているのはお砂糖等は入ってなくて、栗そのものを絞ってる、いわば「栗ストレート」。
スイーツというよりは、茹でたての栗をモリモリ食べているような感じです。
中に入っている栗餡と一緒に食べるとちょっと甘さが加わって、さらに味わいが増します。

栗の香りも良く、おいしいのですが、めっちゃ量が多い！二郎盛りですよコレ・・・。
周りのお客さんも「朱雀」目指してやってきた方が多く、みんな一人一皿ずつ食べてますが、皆さん格闘してました。ふたりでシェアでも多いくらい。３～４人でつついて丁度いい感じかと・・・。
非常に珍しいお菓子ですが、もうちょっとコンパクトだと更においしくいただけますね。
これでけっこう満腹になってしまいました 。



「朱雀」を堪能したところで、街を散策です。
小布施は栗スイーツの食べ歩きはさることながら、街の美しさも魅力です。
かつて、葛飾北斎がこの街を気に入って滞在し、晩年この地で数々の作品を残しています。
風情ある蔵が連なり、老舗の栗菓子屋や酒蔵、ギャラリー、ショップ等、とても雰囲気がありますね。

街のシンボル的な遊歩道「栗の小径（こみち）」。ほんのり紅葉がかってきています。
途中には大きな栗の木があります。

 
 
 
 

お昼ごはんは、「栗おこわ」の名店「竹風堂本店」で頂きました。
竹風堂は、小布施で最初に栗おこわをメニュー化したお店なのだそうです。
ちなみに、ＴＯＰ画像の栗は竹風堂前の栗の木です♪

お昼の定番、栗おこわとニジマスの甘露煮、山菜の煮物、アップルワイン等がセットになった「山家定食」を頂きました。
栗がホックホクで、もっちり蒸されたもち米がおいしかったです。
信州は漬物がおいしいのも実感！
アップルワインは・・・ほとんどジュースの味わいですね





お腹いっぱい！・・・でも、当然デザートは別バラです！！

もう一軒、行きたかったお店、「栗の木テラス」というカフェへ。
ここのモンブランが大変有名なので、これを食べずには帰れません。

モンブランは、最近は東京でもおいしいところがあちこちあるので、そんなに違わないのでは？？と内心思っていたのですが、素材が新鮮だからか、栗の自然な味と香りが非常に良く出ていて、本当においしかったです！




モンブランと一緒に頂いたのが、これまた珍しい栗の紅茶。これもこの季節限定です。
最初からミルクティーで出てきます。
確かに栗の香りはするけれど、若干作り物っぽいマロン香で、これはチト微妙でした・・・。

 

念願だった新栗シーズンの小布施で栗三昧、大変満喫いたしました

この後は温泉編へと続きます！

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