「食」をテーマに掘り下げたエキナカは、東京駅の人気スポットのひとつになりそうです。
レストランコーナーの「Yudero 191 フロム アル・ケッチァーノ」に早速寄ってみました。
山形・鶴岡で地産地消イタリアンを実践する奥田シェフがプロデュースしたお店です。エキナカということで、パスタに特化していますが、どれも山形の地の素材を生かしたメニューです。
迷った末に、寒サバと山形野菜のパスタをいただきました。脂の乗った寒サバ、ウマイっす。さっぱりとしたカブとの相性もGood。
今は、東北新幹線全線開業記念ってことで、青森食材を使ったメニューも登場しています。山形と青森の東北コラボも素敵ですね~。パンフを拝見すると、山形を元気にしてきたシェフが、今度は日本を楽しく元気に!・・・との記載が。山形以外の各地の食材も登場するのかなぁ・・・と、楽しみが広がります。
この日は、奥田シェフもいらっしゃり、来店客に気さくに声をかけていらっしゃいました。
レストランゾーンでは、他に、牛たんの「利休」や、赤坂利休の炒飯専門店「東京炒飯」、カシオペアや北斗星の食堂車のメニューが楽しめる「日本食堂」、かんだやぶそば系の「江戸せいろう蕎麦」、「築地寿司清」などがオープンしています。
各店、朝7時からオープンしており、それぞれオリジナリティーのある朝食メニューが用意されているのも注目ポイントです。
イートインゾーンで、ひときわ目を引くのは「東京DOG」。ソーセージをはさんだ、オーソドックスなホットドッグもありますが、ショーケースにズラリと並べられたスィーツドッグのかわいらしさにはやられました!
やっぱりコメ派!の方には、「米米米(こめざんまい)」が目に飛び込んでくるでしょう。
トマト味やカレー味など、ご飯の味付けも具も、新感覚のおむすびやさん。食べてしまうのがもったいないくらい、かわいらしいです。ちょっとした差し入れなんかに持っていっても喜ばれそう。
人気店や老舗旅館とコラボしたお弁当も、たくさんの種類があって、選ぶのに迷ってしまいそうです。
中でも、「賛否両論」や「なすび亭」など、人気の若手シェフが手がけたお弁当は、注目されそうですね。
中には、6300円という豪華弁当も!!一日3個限定だそうですが・・・。
ちっちゃな「紀ノ国屋」も入っています。
ここは、あまりマークしていませんでしたが、おにぎりやサンドイッチなどの軽食がいろいろあって、便利に使えるシーンがありそうです。
「紀ノ国屋」らしい、ちょっとぜいたくなおにぎりや、「プレミアムのり弁」なども気になりますねー。
グランスタダイニングは、1Fの新幹線改札に近いところにあるので、出発前にちょこっと食事したり、お弁当を買ったりするのに立ち寄りやすい立地というのもうれしいところ。
今までは、地下のグランスタでお弁当を買うパターンが多かったけど、今後はダイニングの方で買ってみたいなぁ。
それにしても、エキナカの進化はすごい!東京駅は、まだまだ面白くなりますね。
■グランスタ ダイニング
http://gransta.jp/dining/
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庄内パラディーゾ―アル・ケッチァーノと美味なる男たち | |
一志 治夫 | |
文藝春秋 |
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