CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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個性的なウエスト・コースト系シンガー・ソング・ライター

2023年06月21日 | SSW

リンダ・ロンシュタット繋がりで本日はウエスト・コーストのシンガー・ソング・ライター、ウォーレン・ジヴォンのアセイラム・レーベル時代の4枚のアルバムをコンパイルした1986年発売のベスト・アルバムでも。いい歌詰まってます。

(骸骨マークに挟まれた副題、A Quiet Normal Lifeは一体何を意味するのか? 何かの皮肉?)

(謎めいたジャケ・デザイン、十字マークの盾を持った骸骨軍団は一体何を意味するのか? )

日本では多分リンダ・ロンシュタットが彼の曲、Mohammed’s Radio、Poor Poor Pitiful Meと他何曲かをカバーしたことでその名が知られていると思う。

シカゴ生まれだが、幼少時はカリフォルニアで育ち高校時代に音楽活動をスタート。高校を中退しニューヨークに行き彼の地でセッション・ミュージシャンとして活動。その後西海岸に戻り、1970年にソロ・アルバムを出すも不発。

1976年ジャクソン・ブラウン・プロデュースによるセカンド・アルバムでようやく注目を集め表舞台に登場。

(1976年のセカンド・アルバム、Warren Zevon)

いい歌沢山作っているのに、日本でそれほど知られていなかったのは、やっぱり歌いっぷりがウエスト・コースト系シンガーの中では個性的って形容すればいいのか、ぶっちゃけ地味だったせいなのかな?

その後、数年おきにアルバムをコンスタントに出し続けて精力的に音楽活動に携わってきたものの、2003年に56歳で病死。

遺作は2003年のThe Wind。

風のように去っていった。



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