以前ちらっとこのブログで触れたが、シンガポールでスムーズな生活を送るには、家には高速ブロード・バンドのネットの環境でPCやタブレット、外に出ればスマホ、そしてネットで支払いの決済をするとなるとクレジットカード(ビザかマスター・カード)が必須となる。
日本では、スマホの画面では小さすぎて読むことができず、またショート・メイルを送るにしても、あの小さい画面の中に存在するさらに小さなキーボードをうまく使いこなすことが出来なかったので、ずっとガラケーを使っていた。
とある携帯電話のショップで;
博士:(独り言)うーん、わしはあまり外出しないから、スマホに関しては、ヘビー・ユーザーではない。今回一番安いスマホで十分じゃ。携帯電話会社の出しているチラシでは、契約2年縛りで、毎月シンガポール62ドル(300分の通話と3GBデータ通信のパッケージ、約5,000円)であれば、ソニーのエクスペリアM5の本体が無料となる。
よし、これに決めた。
店員さん!、エクスペリアM5で契約したいのじゃが~
店員:エクスペリアM5はストックがなく、この後いつ入荷するか判らないので、サムスンかオッポ(中国ブランド)それともLG(韓国ブランド)はどうですか?
サムソンやおっぽ軍団に囲まれ絶体絶命の博士だった。
博士:ストックがない?
それにしても、80年代の末から90年初めにかけて、アナログの携帯電話が売り出されたときは、OEM契約での製造も含めて数多くの日本のメーカーが最新技術をもってこの業界に参入してきたのだが、現在シンガポールでまともに販売されているのはソニーのみ!
実際のところソニーのスマホも今では中国で製造されているから、まあ著名な他社ブランドと差はないといえばその通りなのだが...
それにしても何たる惨状!
子供のころから現在に至るまでの長年、ソリッド・ステート・ラジオ、トリニトロン・カラーテレビ、オープンリール・テープレコーダー、初代ウォークマン、PS2,3と4と他の家電メーカーとは、一味違うデザインや機能に慣れ親しんで来た身としては、ここは何としてでもソニーを購入すべきだという決意に至ったのであった。
次に訪れた携帯電話のショップで;
博士:えっ-! エクスペリアM5のストックないの?
さらに訪れた別の携帯電話のショップで;
博士:えっ-! エクスペリアM5のストックないの?
と数日かけてあちこちのショップをうろつき回ったが、何処もエクスペリアM5を置いているところはなかった。
さらに調べてみると、上級モデル・エクスペリアZ5のストックはあったのだが、契約2年縛りで、毎月シンガポール82.90ドル(400分の通話と4GBデータ通信のパッケージ、約6,700円)であれば、ソニーのエクスペリアZ5の本体価格はシンガポール48ドルとなる。 また最上級のエクスペリアZ5Premiumなら同じ契約で本体価格はシンガポール118ドルだった。
4GBデータ通信は、ブロードバンドを別に契約しているので特に必要ではなく、また毎月スマホで400分もの通話もしない。
というわけで、今回携帯電話の会社とは契約しないで、シムロック・フリーのエクスペリアM5を、何とか安値で、知り合いの知っているショップで手に入れた。2年以内に帰国しても契約期間不履行のペナルティーは払わずに済むし、これなら日本でも使える。
要するに、シンガポールの携帯電話会社は、サムソンやほかの中国のメーカーとなどと大型の契約をし、安く仕入れ販売の目玉にしている。そしてソニーのスマホは、在庫がなくなれば売り切れ御免の飾りみたいな扱いがされているように思えるのだが...
何故に、日本のメーカーがこれほどまでに衰退したのかというと、私見ではあるが、日本のエンジニヤは完璧を期すため物事にこだわり過ぎるきらいがある。
特に必要としない機能などを盛り込むことにより開発費が膨らみまた、開発期間も伸びることとなり、海外のメーカーにそのスキを突かれ商機を逸す。
別に完璧にこだわらなくとも、大体のニーズを取り込むことができるなら、特に海外では、消費者にとって早くまた安いほうが受け入れられる。
また、完璧に作ったという自負が邪魔をし、海外で使われているスタンダードをそれほど重要視しないことも原因だと思う。
いくら国内で素晴らしいと評価されても、日本のシステムを取り入れるために多額のお金と時間を費やし、もしそれほどメリットがないと判断されれば、いかに優れたシステムでも世界的にはマイナーと評価される。
その昔、ドコモのiモードなるものが非常に便利で広く国内で受け入れられ、海外進出も目論んでいたみたいだが、海外のスマホの標準がそれを圧倒し、今や日本でもiモードなるものを律儀に使っている人はほとんどいないのではないかと思う。
その点、ソニーなんかはそれら過去の失敗から学び、PS4のマーケティングは北米マーケットを最重要視し、日本より先行して執り行なったと言う記憶がある。
つまり世界で一番大きなマーケットで成功すれば、それがメジャーとなり、他のマーケットも追従してくるという手法である。
今後の日本のメーカーの海外での健闘を期待したい。
通りすがりの人:ところで博士! ブログのタイトルのクラッシック・ロック何処に行っちゃったんでしょうかね~
博士:申し訳ない。悲しみの外付けハード・ドライブMaxtor3200は、ウィンドウズのファイル・システムにフォーマットし直し、今使っているPCのバックアップに使うことにしたのじゃ。そのため290GBの音源データは消去してしまった。
と言う訳で当分は現地ネタでお願いしたいのじゃ。
日本では、スマホの画面では小さすぎて読むことができず、またショート・メイルを送るにしても、あの小さい画面の中に存在するさらに小さなキーボードをうまく使いこなすことが出来なかったので、ずっとガラケーを使っていた。
とある携帯電話のショップで;
博士:(独り言)うーん、わしはあまり外出しないから、スマホに関しては、ヘビー・ユーザーではない。今回一番安いスマホで十分じゃ。携帯電話会社の出しているチラシでは、契約2年縛りで、毎月シンガポール62ドル(300分の通話と3GBデータ通信のパッケージ、約5,000円)であれば、ソニーのエクスペリアM5の本体が無料となる。
よし、これに決めた。
店員さん!、エクスペリアM5で契約したいのじゃが~
店員:エクスペリアM5はストックがなく、この後いつ入荷するか判らないので、サムスンかオッポ(中国ブランド)それともLG(韓国ブランド)はどうですか?
サムソンやおっぽ軍団に囲まれ絶体絶命の博士だった。
博士:ストックがない?
それにしても、80年代の末から90年初めにかけて、アナログの携帯電話が売り出されたときは、OEM契約での製造も含めて数多くの日本のメーカーが最新技術をもってこの業界に参入してきたのだが、現在シンガポールでまともに販売されているのはソニーのみ!
実際のところソニーのスマホも今では中国で製造されているから、まあ著名な他社ブランドと差はないといえばその通りなのだが...
それにしても何たる惨状!
子供のころから現在に至るまでの長年、ソリッド・ステート・ラジオ、トリニトロン・カラーテレビ、オープンリール・テープレコーダー、初代ウォークマン、PS2,3と4と他の家電メーカーとは、一味違うデザインや機能に慣れ親しんで来た身としては、ここは何としてでもソニーを購入すべきだという決意に至ったのであった。
次に訪れた携帯電話のショップで;
博士:えっ-! エクスペリアM5のストックないの?
さらに訪れた別の携帯電話のショップで;
博士:えっ-! エクスペリアM5のストックないの?
と数日かけてあちこちのショップをうろつき回ったが、何処もエクスペリアM5を置いているところはなかった。
さらに調べてみると、上級モデル・エクスペリアZ5のストックはあったのだが、契約2年縛りで、毎月シンガポール82.90ドル(400分の通話と4GBデータ通信のパッケージ、約6,700円)であれば、ソニーのエクスペリアZ5の本体価格はシンガポール48ドルとなる。 また最上級のエクスペリアZ5Premiumなら同じ契約で本体価格はシンガポール118ドルだった。
4GBデータ通信は、ブロードバンドを別に契約しているので特に必要ではなく、また毎月スマホで400分もの通話もしない。
というわけで、今回携帯電話の会社とは契約しないで、シムロック・フリーのエクスペリアM5を、何とか安値で、知り合いの知っているショップで手に入れた。2年以内に帰国しても契約期間不履行のペナルティーは払わずに済むし、これなら日本でも使える。
要するに、シンガポールの携帯電話会社は、サムソンやほかの中国のメーカーとなどと大型の契約をし、安く仕入れ販売の目玉にしている。そしてソニーのスマホは、在庫がなくなれば売り切れ御免の飾りみたいな扱いがされているように思えるのだが...
何故に、日本のメーカーがこれほどまでに衰退したのかというと、私見ではあるが、日本のエンジニヤは完璧を期すため物事にこだわり過ぎるきらいがある。
特に必要としない機能などを盛り込むことにより開発費が膨らみまた、開発期間も伸びることとなり、海外のメーカーにそのスキを突かれ商機を逸す。
別に完璧にこだわらなくとも、大体のニーズを取り込むことができるなら、特に海外では、消費者にとって早くまた安いほうが受け入れられる。
また、完璧に作ったという自負が邪魔をし、海外で使われているスタンダードをそれほど重要視しないことも原因だと思う。
いくら国内で素晴らしいと評価されても、日本のシステムを取り入れるために多額のお金と時間を費やし、もしそれほどメリットがないと判断されれば、いかに優れたシステムでも世界的にはマイナーと評価される。
その昔、ドコモのiモードなるものが非常に便利で広く国内で受け入れられ、海外進出も目論んでいたみたいだが、海外のスマホの標準がそれを圧倒し、今や日本でもiモードなるものを律儀に使っている人はほとんどいないのではないかと思う。
その点、ソニーなんかはそれら過去の失敗から学び、PS4のマーケティングは北米マーケットを最重要視し、日本より先行して執り行なったと言う記憶がある。
つまり世界で一番大きなマーケットで成功すれば、それがメジャーとなり、他のマーケットも追従してくるという手法である。
今後の日本のメーカーの海外での健闘を期待したい。
通りすがりの人:ところで博士! ブログのタイトルのクラッシック・ロック何処に行っちゃったんでしょうかね~
博士:申し訳ない。悲しみの外付けハード・ドライブMaxtor3200は、ウィンドウズのファイル・システムにフォーマットし直し、今使っているPCのバックアップに使うことにしたのじゃ。そのため290GBの音源データは消去してしまった。
と言う訳で当分は現地ネタでお願いしたいのじゃ。
色々ショップに行って、自身の順番が来るまで結構待たされて、挙句に”在庫ありませーん”との一言で、チラシには堂々とソニーの機種が載せてあったのに、初めからソニーの選択肢はなかったことにカチンと来た次第です。(汗)
在庫なしなら、キャンペーン中であるが在庫なしと店頭に表示しておけば、無駄に時間を使わないですんだのです。
とは言え、海外であれこれ腹を立てていても、どうしようもない場合がほとんどで、”このおっさんなんで怒っているの?”なんてかえって不思議がられることが多いです。
お粗末でした。