ビリー・ジョエルの1973年の前作Piano Manに続きロス・アンジェルス録音の3枚目のアルバム、Streetlife Serenadeが1974年に出た。
そこそこヒットした前作のPiano Manに続くアルバムだったが、 それを超えるための何らかのプレッシャーがあったのか? 出来はちょっと地味目で、また1枚のアルバムにするには曲も足りなかったのか2曲のインスト曲が収録されている。
ビリーとしては2曲目に収録されたLos Angelenosの歌詞をから推測して、ちょっと西海岸の生活に飽きたというか行き詰まったって感じですかね。この後故郷ニューヨークに戻り活動を再開することに。
ちなみに当時日本ではこのアルバムのレコード化は見送られ、1977年の5枚目のアルバム、The Strangerが大ヒットした事から、その翌年ようやく日本でもお目見えとなった幻のアルバムと言える。かく言う私もこのアルバムのレコードは持っていなくて、1998年にリマスターCDが出た時に初にお目にかかった次第で...
チャート的には前作を越えられなかったものの、今改めて聴けばビリー・ジョエル節満開で内容は悪くはない様に思う。
ただただ、ロスはもう十分だって言いたかったのですかね...
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