ストローブスからリック・ウェイクマンが加入して、バンド歴代の最強メンバーとも称される第3期イエスによる1972年の作品、Fragile。
前作のロック色が少々薄まりシンフォニックの世界へと。
このアルバムでもクリス・スクワイヤの太いベースが唸りまくるのが印象的。
とは言え新加入のリック・ウェイクマンを筆頭に、スティーブ・ハウ、ビル・ブルーフォードにジョン・アンダーソンらの高度なテクニックに裏付けられた演奏もしくは歌唱が拮抗した上で主張し合う事によって高度な次元に於いてバンドとしてのバランスが形成されている。
そのような繊細さの上に成り立っているバンドで一人でもその能力が劣っていたり手を抜いたりすれば崩壊の危機に。
まさしくアルバム・タイトル、Fragileを自でいってる感がある。
ところで70年代オジン・プログレ友の会の会員の合言葉は?
イエス、シンフォニック!
間違いない!
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