日曜日、暇を持て余して昔の写真でも。
渚に佇む若者が一人。
おぉ~、この風景どこかで見た様な。
そうここはカリフォルニア州のカーメル・バイ・ザ・シー。
サンフランシスコから南の約200キロ程降ったモントレー半島の付け根にある海岸沿いの小ぢんまりした街で、80年代クリント・イーストウッドが市長だった事でも有名。
17 Mile Driveと呼ばれる道路を走ると風光明媚な海岸線が現れる。
訪れたのは1979年で、ちょうどしたクルセイダーズのメンバー、ジョーサンプルのABC・Blue Thumbレーベルからのソロ第二弾、Carmelを出した頃だと記憶している。
ジョー・サンプルの場合、前作のReinbow Seekerが有名だが、私はこのアルバムが一押し。
タイトル曲、CarmelやSunriseなど軽快で哀愁に満ちたピアノ演奏が楽しめる。
先日ようやく散髪屋に行って髪を切ってもらったのだが、横の部分を切ってもらう時間の方が頭頂部よりやっぱり長め。理容師曰く、歳を重ねるとどうしても頭頂部が薄くなるのでバランスを取るためほんの少し鋏を入れるだけ。
(南紀白浜じゃない、正真正銘のカーメルにて渚に佇む)
今一度昔の写真を眺めると、鬱陶しいくらい髪はフサフサ。
当時、渚にて一体私は何を思っていたのだろうか?
オジンになれば髪が薄くなるなんて事、想像だにしなかっただろう。
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