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KTM 390 CUP に挑戦!カスタムクラス奮闘記 Vol.20 煮詰め編

2016年06月09日 | KTM 390 CUP

YOです!

2日間お休みを頂きました。ありがとうございます!

この2日間を利用して、もちろん(^^ゞ、RC390CUPのマシン整備と、筑波サーキットへ練習と
マシンチェックへ行って参りました。

マシンはKTM KOBE 製の等ピッチフロントフォークスプリングを組み込み、転倒での修正箇所を
手直ししたりと、何気にやる事が多くて、メカニックとしても気合が入る今回です。
そして、アクラボビッチのマフラーバッフルを一応取り外せるようにしておきました。多分外しませんが・・。

先ずはマフラーですが、RC390用のアクラボビッチスポーツマフラーは、中間膨張室を持つトルク型の
マフラーで、本国ではストリート用としてトルクの発生を滑らかにしているのが特徴です。
触媒は付いておらず、中身はストレート管です。しかし、サイレンサーが大型な事で、音はノーマルと
それほど変わらず、ジェントルな排気音。サーキットではチョッと物足りない気がする事を含めて、
バッフルの取り外しを容易にしました。購入時はしっかりと外せない様にカシメてあります。
今年の夏ごろには、正式に膨張室を持たないストレートなレーシング管が入荷する予定です。

 

サイレンサーは1本のボルトと2本のスプリングでマウントされています。
一応この状態でエンジンを始動してみました(^^ゞ

 

これがバッフル。もうひと廻り太い物に変えても良いかな?と密かに考えています。
もう密かでは無いですね。。。

 

 

迫力の太さに。沢山ガスを入れないと腑抜になる太さですよね。。。

 

こんな感じで少し長いボルトを装着しました。これで直ぐに外せます。

 

お次は、サスペンションです。


ノーマルは特に390系はコンフォートに振っている様で、不等ピッチのプログレッシブスプリングが採用
されていて、最初は柔らかく、後は腰のあるサスペンションと言う感じです。排気量125/200とは違うので
気を付けて下さい。

 

 

フロントフォークはサイドカウル→フロントフェンダー→キャリパー→ホイール→フォークの順に外します。
特にRC/DUKE系はすんなりと外す事が出来ますので、作業もすいすいと進みます。

 

そして一応自分基準を決めて、入っていたオイル量や油面の高さをチェックしておきます。そしてオイルを
抜き取り、インナーチューブに入っているスプリングを交換します。ここではインナーチューブのキャップが
ネジロック剤で固められているので、トーチ等で加熱しながら緩めていきます。特殊工具も必要です。

 

KOBE製のスプリングは、標準のスプリングよりも少し短い為に、同梱のスペーサーを入れて調整します。
オイル量は標準ではWP♯4番を460cc片側となります。油面の標準はありません。私は一応自分基準を
作り、オイル量を少なめに今回は入れました。

組み付けは分解の逆。。。(笑)当たり前ですが、組み方ひとつで性能が変りますので、トルク管理をしっかり
して、正確に組み込みます。

 

組み込んだ後の上下の作動感覚では、少し堅くなった?様な気がしました。突出し量は無し(標準)でセット。
今までは少し突出していましたが、アンダーカウルが摺るので標準に戻しました。
全体では柔らかく良く動くサスペンションになっていると思いますので、初期は入り易く中間で粘るサスに
なっていると思っています。(インプレは後日) 楽しみ~!

 

アンダーカウルの修正を、お客様でもある相棒のミッちゃんにお手伝いしてもらいました(^^ゞ
とても丁寧な作業で、綺麗に仕上がるのでビックリ! YOYO修正大使に任命です!(笑)

インプレは後日ですが、トラブルも発生!・・・・どうなる事やら。

コメント
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