危ない奴
2011-06-26 | 雑記
夜中、街灯も少ない田舎路を走っていたら斜め向こうから一つのヘッドライトが近づいてくる。
バイクだな……思いつつ、まあこちら側は黄色点滅、向こうは赤色点滅。こちらはもちろん普通に走り抜けようとしたところ、なんとそのヘッドライトもまったく止まる気配を見せずに走り込んできた。
「ぬおぅ!?」
ってなって、「うおん」とハンドルを切った。
幸い、それほどスピードは出していなかったのと、あらかじめバイクがくることがわかっていたので大事にはいたらなかったが。
「てめーコノヤロ」と前を抜けてく相手を見る。
そいつは半キャップを首に引っ掛けて原チャリに跨がってる中坊くらいのかわいらしい女の子だった。
目が合うとその娘は、はにかみながら「ペコッ」と頭を下げて去っていった。
いやいやいや、そこははにかむ場面ではないだろう。そして「ペコッ」て頭下げてる場合でもないだろう。一歩間違えれば貴女、原チャリから放り出されたあげく朦朧とした意識のさなか、猛烈にぶち犯されていたかも知れないのだから。
まったくもってして、危ない奴が多い世の中である。
バイクだな……思いつつ、まあこちら側は黄色点滅、向こうは赤色点滅。こちらはもちろん普通に走り抜けようとしたところ、なんとそのヘッドライトもまったく止まる気配を見せずに走り込んできた。
「ぬおぅ!?」
ってなって、「うおん」とハンドルを切った。
幸い、それほどスピードは出していなかったのと、あらかじめバイクがくることがわかっていたので大事にはいたらなかったが。
「てめーコノヤロ」と前を抜けてく相手を見る。
そいつは半キャップを首に引っ掛けて原チャリに跨がってる中坊くらいのかわいらしい女の子だった。
目が合うとその娘は、はにかみながら「ペコッ」と頭を下げて去っていった。
いやいやいや、そこははにかむ場面ではないだろう。そして「ペコッ」て頭下げてる場合でもないだろう。一歩間違えれば貴女、原チャリから放り出されたあげく朦朧とした意識のさなか、猛烈にぶち犯されていたかも知れないのだから。
まったくもってして、危ない奴が多い世の中である。