落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

今日の歳時記・無花果(いちじく)

2016-09-17 16:19:51 | 季節の風物詩

甘いフルーツケーキの上に秋の果物が沢山のっていました。その中にはいちじくもあって嬉しくなりました。

いちじくの季語・・・秋(晩)

音ひとつせぬ無花果の木を好む・・・百合山羽光

いちじくや裂けて山河を遠くせり・・・和田悟朗

いちじくを割るむらさきの母を割る・・・黒田杏子

無花果割る親指根元まで入れて・・・小澤實


柳家喬志郎師匠出演しました。

2016-09-17 13:31:15 | 落語会

今日の師匠のまくらは師匠が仕事で飛行機に始めて乗った時のドキドキ感を話だします。それも結構ながく話ます。

こんな時のお客様の反応は「何の噺のまくらかな?」と真剣に聞いてしまいます。

そしてこの日の演目はネタおろしの「明烏」でした。

まくらの話と演目が繋がっていないなーと思いながら・・・・

終演後に師匠に「思いもしない明烏のまくらでしたね!」と言いましたら「高座に上がったらふいに口から出た話ですので。。。」と。

無意識ながらこの日のネタおろしのドキドキ感と始めて飛行機に搭乗した時の何とも言えない不安な気持ちとが同じだったのかもしれません。

私は「飛行機」と「明烏」が「ドキドキ感」というワードで繋がった事で納得できてすっきりしました。

こんな風に勝手にまくらの分析をする楽しさも「落語」にはあります。

 

 


宝井梅湯さん出演しました

2016-09-17 13:08:14 | 落語会

梅湯さんに使って戴いています「釈台」は2代目です。

1代目はお世話になっています方からのプレゼントでした。でもとても重たかった事もあって今の2代目は桐で作って戴きました。

軽いし小さめなので持ち運びには便利ですが男性講釈士には可愛すぎるサイズなのです。

そこで今3代目を検討中です。

しかし釈台より前に「膝隠し」の2代目が出来上がることになっています。

この「膝隠し」を最初に使う上方の噺家さんは誰になるのでしょうか。