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落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

今日の歳時記、トンボ

2020-02-22 00:47:31 | 俳句

トンボは「勝ち虫」と言われています。
前に前進あるのみ!
トンボの季語・・・秋(三)

行く水におのが影追ふ蜻蛉かな・・・千代女

旅の荷を置けば蜻蛉来て止まる・・・西岡正保

とんぼうに真向かう風のありにけり・・・松田美子


今日の歳時記、雛あられ

2020-02-19 18:07:12 | 俳句

♪灯りをつけましょ♪
三茶の煎餅大黒屋さんの雛菓子を戴きました。

雛あられの季語・・・春(仲)

雛あられ両手にうけてこぼしけり・・・久保田万太郎

手のひらに色を遊ばせ雛あられ・・・上野章子

誰泣かすことなく生きて雛あられ・・水谷田鶴


今日の歳時記、夕焼け

2020-02-18 10:50:59 | 俳句

広い公園の先の西の空が茜色になっています。
こんな夕焼けは天からの私への暖かなメッセージかな?

夕焼けの季語・・・夏(晩)

夕焼けて西の十万億土透く・・・山口誓子

下雲へ下雲へ夕焼移り去る・・・・中村草田男

遠き日のことのごとしや夕焼けて・・・加藤楸邨

愛欲やしかし夕焼けを眼に入れて・・・秋元不死男

金星一つ夕焼美しきときも過ぎ・・・森澄雄

夕焼を頭より脱ぎつつ摩天楼・・・鷹羽狩行

 


今日の歳時記、雛祭り

2020-02-14 22:23:39 | 俳句

駒込の和菓子「中里」で買いましたと可愛いい京都のお菓子を戴きました。

お客様と季節感を楽しんでいます。

雛祭りの季語・・・春(仲)

草の戸も住み替はる代ぞ雛の家・・・芭蕉

消えかかる燈もなまめかし夜の雛・・・蓼太

更けまさる火(ほ)かげやこよひ雛の顔・・・芥川龍之介


今日の歳時記、バレンタインデ―

2020-02-11 17:32:30 | 俳句

美味しいチョコを戴けて嬉しいです。

バレンタインデ‐の季語・・・春(初)

いつ渡そバレンタインのチョコレート・・・田畑美穂子

大いなる義理とて愛のチョコレート・・・堀口星眠

連名のバレンタインのチョコレート・・・吉年虹二

バレンタインデー積らぬ雪の降りにけり・・角川春樹


今日の歳時記、柳

2020-02-06 00:40:00 | 俳句

諦めずに努力することの大切さ…
蛙も柳があったからこそ頑張れたのです!

また「やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに」石川啄木

柳の季語・・・春(晩)

五六本よりてしだるる柳かな・・・去来

花咲かぬ身はふり安き柳かな・・・千代女

舟岸につけば柳に星一つ・・・高浜虚子

雪どけの中にしだるる柳かな・・・芥川龍之介


今日の歳時記、アザミ

2020-02-03 00:42:10 | 俳句

アザミの花のトゲが特徴的です。アートフラワーで作ってみました。
花言葉はトゲからの連想…「独立」「触れないで」

薊あざみの季語…春(晩)

野あざみの一本吹かれ獄門所・・・谷藤政子

人恋し人疎しや野の薊・・・小熊佳津子

今日を生き薊に旅の口漱ぐ・・・野見山朱鳥

夢なりし城も薊の野となりぬ・・・阿波野青畝

 


今日の歳時記、アネモネ

2020-02-02 00:01:03 | 俳句



アートフラワーで作るアネモネをリースにします。
春の訪れを表現します。
アネモネの季語・・・・春(晩)

アネモネの紫深きたのみかな・・・中村汀女

アネモネはこだわりの花挿しにけり・・・星野麥丘人

アネモネに不良の匂ひして真昼・・・櫂末千子


今日の歳時記、水仙と寒椿

2020-02-01 09:06:41 | 俳句

春を告げるお花の砂糖菓子(亀屋萬年堂)を戴きました。

水仙の季語・・・冬(晩)

水仙の香やこぼれても雪の上・・・千代女

水仙に狐遊ぶや宵月夜・・・蕪村

水仙にとどかざる日と暮れにけり・・・加藤楸邨

 

寒椿・・・冬(晩)

咲きそめて一輪久し冬椿・・・高浜年男

寒椿つひに一日の懐手・・・石田波郷

寒椿いつも見えていていつも見ず・・・神蔵器

寒椿まだ捨てかねし志・・・角川春樹


今日の歳時記、チューリップ

2020-01-29 06:54:01 | 俳句


シルクの生地を染めて作るチューリップをリースにします。
春が待ち遠しい!

チューリップの季語・・・春(晩)

チューリップ喜びだけを持つている・・・細見綾子

チュリープには定型の美しさ・・・後藤比奈子

赤黄白まつすぐだからチューリップ・・・川崎展宏