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「りんぷうの会」 公式ブログ

会長:神田佳明(能楽写真家)
能楽撮影教室・能楽舞台撮影会は現在、休止中です

三浦裕子先生より能の島・佐渡の写真の続編が届きました

2011年07月28日 | 能楽公演・能楽関連イベントのご案内
ようやく蝉の鳴き声も聞こえ始め、甲子園出場校も各地で決まりだし
いよいよ夏本番となって参りました~

暑い盛りですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

ブログの更新が滞ってしまい申し訳ありません

三浦裕子先生から佐渡の写真の続編が届いていたのですが、
アップするのが、すっかり遅くなってしまいました。大変、恐縮です

冒頭の写真は、佐渡鷺流狂言研究会の本間裕亨さんと内海和彦さん。

鷺流は明治・大正期に中央では滅びてしまった狂言の流儀ということですが、
佐渡と山口などでは土地の人々が伝承しているそうです。

お二方とも、とても素敵な笑顔で「人生の達人」という雰囲気。
これは、是非、佐渡鷺流狂言の舞台を生でじっくり拝見したいと思いました


さて。
ここからは、三浦先生ご自身によるコメントです。


◆佐渡に流された日野資朝(ひの すけとも)公の命日「日野公忌」に
阿仏坊妙宣寺(あぶつぼうみょうせんじ)で例年、能・狂言が奉納されます。


◆阿仏坊妙宣寺の山門


◆妙宣寺境内にある日野資朝公の墓所

今年は7月3日(日)午後2時から日野公忌の能〈敦盛〉、
狂言〈鬼瓦〉と仕舞の奉納があり、その様子を一部カメラに収めてきました。

日曜日であることも手伝ってか、
大勢の観光客が能・狂言を楽しんでいらっしゃいました。


◆妙宣寺本堂。例年、老松を描いた背景を用いて能・狂言を奉納しているそうです。


会場になった阿仏坊妙宣寺は佐渡に流された日蓮の直弟子・阿仏坊日得(あぶつぼうにっとく)の自宅を
寺にした由緒を持つ古刹で、境内にある五重塔は新潟県内唯一のもので、
国の重要文化財に指定されているものです。



◆妙宣寺の五重塔



◆妙宣寺の近くにある大膳神社の能舞台
茅葺屋根の能舞台で、佐渡に現存する能舞台では最古と言われているそうです。



◆大膳神社の鳥居


三浦先生による能の島・佐渡の写真紀行、いかがでしたでしょうか。

前回の記事でもご紹介させていただきましたが、佐渡観光については、
佐渡観光協会のホームページ佐渡市のホームページなどをご参考になさっていただければと思います。

来夏は、管理人・オガタによる佐渡体験記が掲載できればいいな~と思っております



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