やっと秋を告げる鈴虫やこおろぎの声が聞けるようになりました。
このまま平穏に季節の深まりを願いたいものです。
りんぷうの会は灯火親しむ…の先鞭に9月11日、秋の能楽写真塾の開講です。
撮影曲に登場する主人公の「山姥」や「玉葛」の曲趣を学び、
伝承される能楽芸術の秘すれば花の核心に迫ります。
講座の二回目は能面の撮影です。
すすきの穂を思わせる、ほつれ髪を顔になびかせた能面・増髪。
山に棲む鬼女と言われる山姥の面を間近に
赤鶴作写しの類のないスケールの雄大な能面を撮影するのです。
三回目は、12月3日の本舞台撮影の事前学習。
横浜能楽堂の研修舞台を使って能楽師出雲先生に、品格を備えた美しい増髪の能面を掛け
玉葛の真髄を舞って戴き,伝統芸能「能楽」撮影への挑戦です。
最終回は撮影作品の講評。晩秋の空気を一杯に撮影カットの傑作プレゼンテーション。
マイカメラと熱く融合したシーンを反芻しながら一段の上達を誓う時なのです。
りんぷうの会 会長 神田佳明
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