
森田スタジオで能面撮影を実施~と記載したところ
ぜひ森田研作さん撮影の能面写真が見たい!とのご要望がありましたので
アップさせていただきました。
以前、りんぷうの会の講座内でスタジオ撮影した時の作品です

能面は面打師の岩崎久人師の作品で「べし見悪尉」。
大天狗の役などに使用される面です。
「べしみ」とは「べしむ」=「口を一文字にしっかり閉じて力む」に由来します。
本当は漢字でちゃんと表記したいのですが文字化けしてしまうので
画像内に文字入れさせていただきました。
能面撮影は非常に難易度の高い撮影になり
毎回オガタは思うに任せず四苦八苦するのですが
反面とても撮り甲斐があります。
ちょっとしたカメラアングルやライティングで全然ちがった表情になるので
カメラマンの力量が如実に出てしまう怖い被写体でもありますが

さすがに森田さんは名人芸で迫力ある、いい写真

皆様もよかったら是非、能楽写真塾にご参加いただき挑戦されてはと思います

撮影はしないけれど能面には興味があるという方は
東京・千駄ヶ谷の国立能楽堂にて現在、能面展示を行っております。
ふだんは拝見できない根来寺所蔵の貴重な能面が多数、展示されておりますので
おすすめです。(入場無料で7/25まで。)
詳細はこちらからどうぞ。
http://www.ntj.jac.go.jp/nou/event/2740.html
ちなみに会長の神田佳明は根来寺の能面を撮影しております。
淡交社「根来寺の能面」2002年5月刊
(念のためアフィリエイトではありません。)
よかったら図書館などでご覧下さい。
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