

昨日、富士山が世界遺産に正式決定して
無理だと思われていた三保の松原も一緒に世界遺産に認定されたと聞いて、
「羽衣」の天女もさぞや喜んでいるだろうと思いました

というわけで冒頭写真は神田 佳明会長撮影の「羽衣」。
シテはもちろん出雲 康雅師(喜多流)です。
うれしそうに微笑んでいる表情がとびきり美しい「羽衣」

「小面」(こおもて)の可憐さ・かわいらしさも際立っています。
「若女」や「増女」の「羽衣」も綺麗でいいですが
純真無垢な感じがいかにも天女らしい「小面」の「羽衣」が個人的には大好きです。
皆様はいかがでしょうか。
面もそうですが、装束もこの写真のように紫であったり
白だったり朱色だったり様々なので「羽衣」を拝見する時には
どんな天女が現れるのか毎回とても楽しみです。
世界遺産になった記念に実際の三保の松原で「羽衣」が舞われたら
素晴らしいだろうな~と思ってネットで検索してみたら
毎年10月上旬に三保の松原にある「羽衣の松」の前で「三保羽衣薪能」が上演されているそうです。
機会があれば、ぜひぜひ拝見したいですね。

最近、更新が間遠になっていて申し訳ありません

6/19に開催されました能楽撮影会詳報につきましては次回ご案内予定です
もう少々お待ちください

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