疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

予備校講師 全盛期

2005年04月14日 10時28分25秒 | 社会
1980年代は、予備校が非常に脚光を浴びていました。
有名講師は数千万の契約金で、移籍をしたりして、その
講師について予備校を代わるという人もいたほどでした。

当時「講師の代ゼミ」と言われた代々木ゼミナールの大阪校の受講者だった私は
古文の土屋・英語の徳重・現代文の田村といった参考書を片手に
東京からやってきた有名講師の授業をうけて、「知」に触れた喜びを感じていました。
さらに当時の大阪校では、その後有名になった現代文の出口・古文の荻野などが
人気を誇っていて、しかしその彼らが一斉に「東進ゼミナール」に引き抜かれたなどと
いっては大騒ぎしていました。

あ、そうそう。「ハイクラス英語」の授業でものすごいだみ声でめちゃくちゃな発音で
しかし辞書を丸ごと暗記していて、辞書に○をどんどんつけさせていった講師もいましたね。
その人の授業はめちゃくちゃ難しかったのを覚えています。
→思い出しました中村稔さんです。
そういう有名講師の授業は、みんなポータブルラジカセを持ち込んで、ワイヤレスマイクの
電波を拾って、テープレコーダーに記録していましたね。

あと、忘れられないのが、高校2年生の夏休みに東京の代々木ゼミに遠征に言った際、
そこで英語の授業を受け持っていた講師が、非常に世の中に不満を持っていて、
「俺は今度、世間をひっくり返すような本を書いてやる!」とルサンチマンをぶちまけていました。

それから2年後その本は出版されました。正式なタイトルは忘れましたが、
「研究社の英和辞書は間違いだらけだ!」という趣旨の本で、著者は副島隆史氏でした。
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