疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

タイガー&ドラゴンと女形と落語について一考察

2005年04月21日 22時48分04秒 | 演芸
先日TBSのタイガー&ドラゴンを見ました。
落語ドラマとしては、まあなんというか、
入門編という感じだと思いますが、私としては楽しみました。
「芝浜」という落語を代表する噺を知っているかどうかで
ずいぶん趣は違ってくるんじゃないかとは思いますがね。

前座は毎日高座には出ないとか、前座がそんな「芝浜」みたいな大ネタは
やらないとか突っ込みどころはいっぱいありますが、それはそれ、
いいんじゃないでしょうか?
ただ、阿部サダヲの役はもっとはじけてもいい気がします。
要するにあれはペーさんですよね?

で、一つ感心したのは西田敏行の落語がとても上手いということでした。
そう考えるとやはり、落語と言う表現形態は、演劇の一分野なんですかね?
一人芝居・朗読劇などに非常に似通っているとするならば、演技の勉強をした
一流の役者が、落語をやってもうまいというのは、至極当たり前のような気がします。

そう考えて、私はふと小朝師のことを思い出しました。
彼の高座を見ると、女性の表現力に無類の力を発揮していることが良く分かります。
そう考えると、彼は女形なのかもしれませんね。

女形の落語家は他には、好楽とか菊之丞とか、志らくもそうなんですかね?とかが思い浮かびます。
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