師走に入り何かと気忙しい日々ですが
このところグンと冷え込んきましたね~
いよいよ本格的な冬到来でしょうか?
雲仙温泉・お月様と湯煙
長崎市・グラバー園の夕日
【ぶらり長崎の旅】旅行会社のキャッチフレーズみたいなタイトルですが
5日~7日
主人と2泊3日の雲仙と長崎市内をぶらり観光してきました。
☆1日目は長崎空港到着後雲仙温泉へ
雲仙とは島原半島の中央にある雲仙岳で
この温泉は日本で最初の国立公園に指定された雲仙国立公園の中心にあります。
標高700mの高地に位置しており
もくもくと湯煙の景色は迫力満点、
強い酸性泉で皮膚病・美肌・リウマチ・疲労回復に効用ありだそうです。
確かにお肌すべすべになりました
この写真・外国人のご婦人が洋装で馬に乗っております。
この辺り明治時代には外国人の避暑地として賑わい
シーボルトは著書の中で当時の様子をヨーロッパに紹介したそうです。
雲仙温泉の中心地にある雲仙地獄は大小30余りの噴気孔群が噴煙を上げており
映画『君の名は』の舞台にもなった所です。
平成2年に噴火した「平成新山」を近くに眺め春はミヤマキリシマを楽しむことができます。
さてさて泊まったホテルは雲仙九州ホテル クラシカルなムードのホテルです。
1917(大正6)年、外国人専用ホテルとして創業した老舗のホテルらしく、
和と洋をうまく融合させた造りが随所に見られ独特の雰囲気です。
その中でも「百年ダイニング」は、創業時にあったダイニングルームをイメージした広々とした食事処
窓の外に広がる雲仙地獄を眺めながら、和洋折衷料理とても美味しくいただけました。
2日目は長崎市内観光めぐり
【長崎よかとこバス観光】
およそ4時間でおおまかな名所をガイドさんが案内してくれる県営のバスツアーです。
料金3500円(入館料含む)安いでしょ~!
でもとっても忙しいツアーで
一所およそ40分から20分でバスに戻らなくてはいけません。
お手洗いに入っているとあっという間なんです。
長崎原爆資料館 被爆50周年記念事業として開設
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平和公園・平和記念像 原爆中心地北側の丘造られた公園
平和都市長崎のシンボル的存在
出島 教科書に載っていたあの扇形の島
(江戸時代の鎖国期、日本と西欧を結ぶ唯一の窓口、日本の近代化に大きく貢献した人工島
ここは思ったよりコジンマリしてましたね~
↓
孔子廟
明治26年(1893)に中国人自らが初めて海外に建てた孔子廟・中国歴代博物館)
↓
大浦天主堂
慶応元年建設・ステンドグラスが印象的です。
日本最古の木造ゴシック建築様式で国宝に指定されてます。
ここの裏側を登るとグラバー園です。
日本近代化に貢献したグラバーの邸宅をはじめとする洋館群
(数年前はグラバー住宅のみでしたが現在は共に長崎を愛した貿易商達の邸宅など数軒
明治村の様な感じになっています。)
旧グラバー住宅
ここの頂上の旧三菱第2ドッグハウスからの長崎港の景観が素晴らしいです。
旧オルト住宅
旧三菱第2ドッグハウス
ここのグラバー園で最後ですがゆっくり見学したかったので
見学バスを降り自由行動となりました。
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夕飯はお楽しみ長崎の名物料理【卓袱】を
長崎最古の料亭一力でいただきました。
卓袱料理(しっぽくりょうり)とは、中国料理や西欧料理が日本化した宴会料理の一種。
長崎市を発祥の地とし、大皿に盛られたコース料理を円卓を囲んで味わう形式です。
和食、中華、洋食(主に出島に商館を構えた阿蘭陀、すなわちオランダ)の要素が互いに交じり合っていることから
別名(わからんりょうり)とありましたがなんで~?と思ったら和華蘭料理なんですね~(アッハハ~!)
先ず最初に「お鰭をどうぞ~」とお吸い物を飲んでから乾杯
刺身、くじらの湯引き、豚の角煮などが続き、スープ、ご飯、果物などが出て、およそ9品目のお料理が出てきます。
最後は梅椀という桜の花びらを浮かしたおしるこが出てきます。
詳しくはここ↓
【卓袱料理】
最後のお汁粉はもうお腹がいっぱいでしたが
砂糖が貴重な時代のお汁粉はとても贅沢な食べ物だったのですね~
和・華・蘭で長崎の歴史を食で感じた卓袱料理とても美味でした。
ところで一力の女将が「長崎は、よかばってん、坂、墓、ばか、が多かね。」と云ってましたが
確かに長崎は墓が多いような気がしました。
長崎を訪れると皆さん実感することだと思います。
もちろん他の地方に比べ墓が多い訳でもないのでしょうが
長崎は平地があまり無いので山の斜面に家も多く墓も目立つということらしいですよ。
3日目は気の向くままぶらり長崎市内です。 つづく