日本古流創流122週年✿山梨支部いけばな展@旧堀田古城園

2022-09-21 20:30:00 | イベント
来たる9月24日(土)、25日(日)、
当館敷地内、旧堀田古城園にて、
念願の「日本古流創流122周年・山梨支部いけばな展」が開催されます!

122周年!?
少しキリが悪いけど!?
でも、多くの方が、その瞬間ハッとされるはず。
そうなんです。このいけばな展も、コロナ禍で延期を余儀なくされたイベントの一つ。
さらに、生花が主役のいけばな展は、おいそれと日を決めることが難しく。
そして、今回の「念願」の「122周年」なんです。
土日の開催ですが、本日から準備が開始されました。

日本古流創流122周年 山梨支部 いけばな展
☆会期 
令和4年9月24日(土)〜25日(日)
9:30〜16:30(最終日は15:30まで)
☆会場:信玄ミュージアム内、旧堀田古城園
☆入場無料
四世家元作品

ぜひお越しください🙇🌼✨

そして、なぜ、信玄ミュージアムで開催なのか?
華道の歴史、あるいは日本古流と山梨とのつながりや歴史など
ご紹介したいと思います。

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信玄公没後450年カウントダウン善光寺御開帳記念講演会 〜善光寺信仰を学ぶ〜を開催しました。

2022-09-20 14:21:52 | イベント

9月17日(土)
甲斐善光寺 檀信徒会館にて
善光寺御開帳記念講演会 〜善光寺信仰を学ぶ〜
を開催しました。
台風が近づいていましたが
過ごしやすい天気で良かったです。

山梨県立博物館学芸員の
近藤暁子(こんどうあきこ)さんに
ご講演いただきました。

善光寺如来とは、から始まり
善光寺如来の「かたち」一光三尊形式の説明がありました。
また、現在修理している
「絹本著色善光寺如来絵伝」(山梨県指定文化財)について
修復作業の写真や、描かれている内容も触れてくださいました。
第一幅には善光寺如来出現から百済出発まで、
第二幅には本朝伝来より善光寺建立までが描かれています。
修理後の公開が楽しみですね。



ご参加いただき、ありがとうございました。

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台風が近づいて

2022-09-18 18:19:13 | イベント
速度緩めの台風14号。
九州地方は暴風雨の長期化で災害の発生が懸念されるところです。
今回の台風は、列島上を北上する予報ですので、これから全国的に警戒が必要です。
信玄ミュージアムも実は雨に弱く、過去豪雨の際に排水処理がパンク寸前で
浸水の危険に晒された経験があるので、今後の進路を注視しています。
全国的に被害が出ないことを祈るばかりです。

甲府も朝から時折激しい雨が降りましたが、比較的落ち着いた時間帯もあり、
小雨となって急に明るくなったと思ったら、見事な虹?

虹には違いないですが、超低空飛行でアーチというより
直線に近いような面白い虹が西の山に懸りました。
そして、お昼前には雨が上がり、三連休の真ん中でたくさんの方
にご来館いただき賑わいました。

ただ、台風接近がなければ来訪者も・・・という施設や観光地も多いと思いますが、
武田神社周辺も過去の三連休と比べると、人混みは少なく・・・
その分、展示などはいつもの連休よりゆっくりとご覧いただけたと思います。
そして、真夏の7月から開催してきました
参加型企画「決戦川中島 武田・上杉勝者はどっち?」もいよいよ大詰め。
残り10日となりました。
最後の途中経過報告をいたしまして、
10月初旬にブログで結果発表告いたします。

では、9月18日(日)までの結果を発表いたします。
武田氏 2602票
上杉氏 2043票
合 計 4645票 となっています。
投票率は、約22%です。
比率的には大きく変わりませんが、数字は着々と開きつつあります。
ただ、17日などは、新潟から来られた方も多くいらっしゃったようで、
上杉54対武田46でした。
逆転は難しそうですが、残りの10日間で上杉勢がどこまで巻き返せるか、
武田勢が逃げ切るのか、結果をお待ちください。




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9月・長月の北斗七星と子猫たち

2022-09-17 17:58:33 | 紹介
9月も半ばですが、朝夕には、気持ちの良い風が吹く甲府エリアです。
果物も美味しい季節で、スーパーや直売店、道の駅では、ぶどう🍇もズラリ。

3連休初日で、本日は午前まで日差しが眩しい日が続いていました・・・
が、台風が接近で午後から徐々に曇り空に。
秋分の日の3連休は予想降水量は少なめ。
盆地特有の、盆地の外は雨でも、中は晴れ☀ということもありますので、
空の様子を見つつ、遊びに来ていただけたらな〜と思います。

9月といえば、「長月」です。
旧暦9月の異称のひとつで、新暦の10月上旬から11月上旬を表現したものですが、
なにはともあれ9月も半ば、旧暦の季節感を感じるようになってきました。
(夜が)「長(い)月」と呼びつつ、1年で夜が一番長いのは、もちろん冬至のころですが、
「あっという間に夕方だね。」なんて会話するのは、この頃ではないでしょうか。

その他にも、
夜が長くて、朝になるより前に目覚めてしまう月、個人的には憧れる「寝覚月」
菊が美しい月であることから「菊月」という呼び名も。

「建戌月」(けんじゅつげつ)とも呼ばれるのは、
冬至の月に、北斗七星の取っ手の先が真下、つまり北の方角を指すことから、
十二支の最初である「子」(ねずみ)の「建子月」(けんしげつ)からスタートして、
9月は「建戌月」となるから。

「建」=「建す」「尾指す」(おざす)=ひしゃくの柄がいずれかの方向を指すこと。
「戌」=「一」+「戈」(ほこ)で、
作物を刃物で刈り取り、ひとまとめにする「月」ということでしょうか。
さらに、刈り取った=終わりを意味し、そこから「滅」が派生したと考えられています。

夜空を見上げれば、一年中見ることができる、ひしゃく型の北斗七星。
北斗七星の柄の部分が、一昼夜に12方向指すところから、
時刻を図る星として捉えられてきたそうですが、
七曜星とも呼ばれるように、曜日や、月の基準にもなりました。
時の移り変わりと深い関わりを持ち、世界各地に神話が残されていますが、

甲斐の国でも、信玄公の軍配に北斗七星があしらわれたとか、

富士講の行者が身を清める場として選ばれた八湖(現・忍野八海)も、
北斗七星と北極星に見立てられるなど、古来からの信仰と関係が深い星列です。

でも、なんと言っても、9月は実りの秋のはじまり。
稲が熟する月として「穂長月」「稲熟月」🌾ですね。

昼間の隠れ家が周知のこととなってしまって、
ここのところ見かけなくなってしまった子猫たちも、
無事に育っていればと願うばかりです(ΦωΦ)✨

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企画展テーマ1後期展示始まりました。

2022-09-14 19:05:06 | イベント
残暑厳しい甲府でございました。
日中は34・35度くらいだったでしょうか。
セミたちの短い夏ももうそろそろのはずですが、
元気に鳴いて、あれっ、8月かしら?というような暑さでした。
来館されるお客様の館内での第一声は、「涼しい〜♪」でした。
先日の中秋の名月で秋の気配も深まったと思いきや、暑い夏日に逆戻り。
体調管理にはお気を付け下さいませ。

7月20日から開催中の信玄公没後450年カウントダウン企画展
「名将武田信玄と名臣山本菅助」
テーマ1「山本菅助 その伝説と実像」の後期展示が本日から始まりました。
テーマはそのままに、展示物が入れ替わりました。
新たに展示されています資料は、
①武田晴信判物(個人所蔵 安中市学習の森ふるさと学習館寄託)
②武田晴信書状(個人所蔵 安中市学習の森ふるさと学習館寄託)
③山本勘助画像(恵林寺所蔵 信玄公宝物館保管)
④甲陽軍鑑(個人所蔵)
となります。内容は、
①は、菅助に与えられた恩賞の証書
②は、北信濃での軍事作戦の検討と重臣の病状報告を依頼した晴信自筆の書状
③は、信玄公没後300回忌に恵林寺へ奉納された松本楓湖作の24将図の1枚
④山本菅助の活躍も記された甲州流軍学の教本
いずれも貴重な資料です。
古文書2通とも菅助の実像を探る上で重要な内容が書かれています。
中でも武田晴信書状は、自筆で出された数少ない文書で、
内容も菅助の立場や北信濃の情勢、そして、信玄公との距離感を知る上で
重要な史料となっています。
勘助の画像も違う画像になりました。
山本勘助といえば、というほど一番メジャーな絵画かもしれません。
ぜひ、この機会にご覧ください。

資料を借用させていただきました安中市学習の森ふるさと学習館は、
群馬県安中市にあります歴史博物館で、考古資料や古文書などを始めとする
歴史資料が展示されています。
施設外観のお写真は、曇の日にお邪魔したため、ちょっと暗めですみません。
そのほか、お隣には富岡製糸場もある地域ですので、養蚕関係の資料なども
展示されています。
年に数回の企画展や講座なども開催されていますので、山本菅助の史料を
寄託されていますふるさと学習館へ、ぜひお出かけください。
歴史学習だけではなく、宿泊可能な施設も併設されていますので、
創作活動やレジャーなどでもお楽しみいただけます。
市外・県外の方でも利用できますので、お問い合わせください。

そして、県内の甲州市恵林寺の境内にあります信玄公宝物館。

山本勘助画像をお借りしましたが、この次に開催予定の
テーマ2「神格化された武田信玄」でも資料を借用させていただく予定です。
信玄公の菩提寺でもあります恵林寺に納められた数々の貴重な資料を
保管・展示しています。
江戸時代の画家、土佐光貞が高野山が所蔵していた武田信廉作の信玄公寿像を
写した絵画も期間限定で展示中です。
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