第1期企画展が終了。そして次は・・・

2022-07-06 09:19:37 | イベント
7年に1度の善光寺御開帳に合わせて、4月1日から開催してきました
企画展「甲斐国領主と善光寺」が4日で終わりました。資料を借用させていただいた
善光寺、甲斐善光寺、山梨県立博物館様には感謝申し上げます。
開催当初は、全国的にも新型コロナオミクロン株感染が徐々に減少に向かった時期とはいえ、
どのくらいの方がご来館されるか不安もありました。
終わってみれば、多くの方にご来館いただき、誠にありがとうございました。

本来は6通全てを並べてお見せしたかったところ、
展示スペースと適切な管理ができるケースの都合上、そうすることができず、
本当に申し訳ございませんでした。
大きく3つのテーマで善光寺の歴史、武田信玄による信濃から甲斐への移転、
武田氏滅亡とその後の勢力による善光寺保護、そして、浅野氏の時代に
豊臣秀吉の命で京への遷座までパネル解説も含めてご紹介しました。
テーマ1 「武田氏による善光寺移転」
テーマ2 「徳川・羽柴氏と善光寺」
テーマ3 「加藤・浅野氏と善光寺」

そして、善光寺ご本尊は信濃に戻り、残された甲斐の善光寺は新たなご本尊を迎えて
現在に至ります。
今回は、武田氏に関係したテーマとはいえ、武田氏がメインにならない企画展でしたので、
ご来館された皆さまの反応が気になりましたが、
純粋に善光寺の歴史と、甲斐善光寺の成り立ちを御開帳のタイミングで
知ることができたようで、ひとまず良かったのかな、と思っております。

そして、緊急告知ですが、
7月8日(金)・9日(土)には、長かった企画展を総括する
「栗田家文書」から学ぶ善光寺の歴史講座と史料見学会を開催いたします。
ご興味ある方はぜひ、お電話でお申し込みください。
時間は、午後4時00分〜5時30分予定
参加費(特別展示室入館料)として300円
先着順です。

また、7月後半からは信玄公没後450年カウントダウン企画展第2弾
「名将武田信玄と名臣山本菅助」がスタートします。
前期は、「山本菅助-その伝説と実像-」
後期は、「神格化された武田信玄」
と題して、二本立ての小テーマで開催します。
まずは、昨年の武田24将ドラフト会議で前線部隊部門の1位に輝いた山本菅助の
ご褒美企画でもあります。

ちなみに、終わってしまいましたが、実は「甲斐国領主と善光寺」の初回展示
「武田氏による善光寺移転」のテーマで、ドラフト会議の主力部門と本陣部門で
それぞれ1位に輝いた山県昌景・武田勝頼を展示していました。
気づいた人はいなかったかもしれませんが、
ひっそりこっそり裏テーマで、ドラフト会議の結果を企画展に反映するという
公約をちゃんと果たしていました。
信玄ミュージアムでは、来館者の投票を参考に、次の年の企画展のテーマを
勝手に決めていきますので、今年も夏開催予定の常設展示室の企画に参加して、
自分の興味のある展示テーマになるよう1票を投じてください。
詳細は、追ってお知らせしますので、引き続きよろしくおねがいします。

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