本日2月14日は、言わずと知れたバレンタインデー💘
チョコレートの来日(!)は、18世紀ごろ。
長崎でオランダの方からもらったものリスト📝に記された「しよこらあと」が最初の記録とか。
信玄公の生きた戦国時代では、とても味わうことのできなかった嗜好品ですが、
それでも、甘~いものはあったはず。
山梨県立博物館が復元した、信玄公のハレの日の料理。
饗宴のめくるめくご膳の最後には、金銀美しく盛り付けられたお菓子7種も再現されました。
企画展「甲州食べもの紀行」(平成20年)
勝頼公の時には、城下町の中でも、重臣の屋敷が立ち並ぶエリアに「京饅頭屋」なる菓子屋もあったとか。
公家の娘を妻に、また和歌などの京文化も嗜んだ信玄公です。
京からわざわざ菓子屋を招いていても不思議ではありません。
・・・今どきは、バレンタインチョコの種類もどんどん増えて、
本命チョコに、義理チョコ、世話チョコ、友チョコ、自分チョコ、そして逆チョコも。
バレンタインデーは眼中にございません(!)派も。
戦国の世、バレンタインデーはなかったにしても、
お館さまも、何かと、ほうぼう気を遣ったのではないでしょうか。
儀式饗宴に、人を招けば引出物を、招待を受ければ手土産を持参するなど、
陰に陽に、いろいろな配慮があったはず。
「義理饅頭」に「世話饅頭」も、年に一度じゃ済まなかったのでは!?
現実問題、お饅頭だけってのもなかったとは思いますが、そこは置いといて💦
それに、なんといっても、戦国のストレスフルな時代です。
甘いものを欲しないはずがない!?
いやいや、武士たる者に、そんな甘っちょろいものは不要!?
でもでも、時には「自分饅頭」もあり(!)だったんじゃないですか😉