滲出性中耳炎になったので午前中は耳鼻科に行った。以前なった時は鼓膜に注射針刺して水抜いたので今回も覚悟してったら薬で治るんだって。良かった、痛いんだよね、アレ。
それにしても今日は滅茶苦茶暑い。まだ朝の9時半だと言うのに。これじゃ外を出歩く気力も失せるなあ。
これといって近場では行きたい所もないし今日は一日家でゆっくりしようかななんて思ってたけど結局15:30から遅めの出動。水場なら直射日光避けられるし涼しいんで・・・
水場って結構好きでどんな鳥が来るかワクワクする。結果的にそれが普通種であってもね。現地に着いたらちょうど入れ違いでTerryYamaさんが帰られるところだった。キビタキが来てるとか。
水場に着くと早速なんかの幼鳥が現われる。キビかな?? すぐ行っちゃった。
続いてキビタキ♂登場。先週の個体かな?? 彼は1分間の長風呂でした。
ヒヨドリは頻繁に来るけど水浴びしないで行っちゃう。エナガも来たけど水浴びせず。他に水浴びしてったのはメジロくらいなもんだった。でも水場に降りてこないけど周辺では結構鳥の気配があってなんか楽しい。松の上ではヒガラが鳴いてる。遠くでイカルも鳴いてる。そういえばイカルって関東と関西じゃ鳴き方違うよなぁ。鳥にも方言あるのかな?
水場の上ではモリアオガエルも鳴きだした。
その時上空で存在感のある鳴き声。一瞬この声なんだっけ???
3秒考えて思い出した。
「ピリリッ、ピリリッ・・・・ピリリッ、ピリリッ・・・・」 サンショウクイだった。 えっ、この時期に?? この山で繁殖してるのかな。
暫くしたらまた鳴きながら飛んできた。空を見上げても陽の射さない森の中、上空は葉っぱで見えるわけない。2回鳴いたんだからまた来るだろう。水場に見切りをつけ見晴らしのいいところに出た。案の定10分したらまた鳴きながら飛んできた。今度はさっきより低い斜面を飛んでるようだ。でも木が邪魔して斜面の下のほうが見えない。さらに10分後またしても同じところを飛んでいる。結局姿を見ることが出来なかった。
明日は娘のダンス発表会と息子のサッカーの試合で両方とも送り迎えのダブルブッキング。超忙しい。明日の鳥見は無理だろうなあ。来週はもういないだろうなあ。
いまや超有名になった近所のヤマドリ君。先週は振られたが今日は無事見ることが出来た。
噂どおり人に寄ってくる。デジスコでは当然撮れるわけない。皆さん短いレンズで撮ってます。(デジスコはもしかして自分だけだったかも・・・)
(無理やり連射モードでSSを稼いで、そんでもって無理やり補正!)
野性を半分捨てたとはいえ、このヤマドリ君は今日も20人近いギャラリーに囲まれておりましたとさ。でも綺麗な鳥だよなぁ~。こんなじっくり見たの初めて。自然の創り出した美には感動です。
ところで今日は人が多くて車停める場所がエライことになってた。バイクで行って正解だった。
それにしても5時から待ってたのに出たのは10時頃。もっとあっさり出ると思ってたのでヤマドリ見たあと家帰って朝飯食べようと思ってたのに朝飯抜きになっちゃった。
待ち時間に撮ったサンコウチョウ。
一旦家帰ってから、15:00頃別の場所に出動。期待の鳥はハミティさんからいないと聞いてたけどやっぱり気になるので自分の目で確認・・・。やっぱりいなかった。どこかにはいるんだろうけどこの大きな森に小さな1羽の鳥探すのは至難の業であります。
あきらめて水場でキビタキ撮ってたら駐車場が閉まりますの案内が・・・ ハイハイ。
今日はこれにて撤収。
最後にこんなのが・・・
昨日とはうってかわって汗が出るほどの快晴。
ここ3年くらいタマシギ見てなかったので、久々に探しに行くことにした。
現地では既に♂が抱卵中だった。まだ稲が植わったばかりで田んぼの真ん中に丸見え状態なのですぐ見つかった。タマシギって警戒心強い印象だったがちょっとイメージ狂う。
車は近くを走るし農作業の人もいる。でも毎年のことだからちゃんと放棄せず生まれてくるんだろうな。農家の人達も巣が出来るのは毎年のことだろうから温かく見守ってくれてるみたいだし・・・
長居すると悪いので数枚撮ってサッサと移動。
ちなみに去年来た時はすぐ近くの田んぼでケリが抱卵してたっけ。
その後、タマシギの♀探したけど見つからず、ヒクイナも去年いた場所で30分くらい待ったが出そうもないので今日の探鳥は1時間で終了。
オオヨシキリがあちこちで騒がしくなってきた。
今にも降り出しそうな今日の裏山、と思ったら早くもポツポツ降って来た。
森にはキビタキ・オオルリ・サンコウチョウ・クロツグミなどが囀る。みんなそれぞれ繁殖の時期だ。ウグイスも沢山鳴いており、近くの木のテッペンではホトトギスが叫ぶ。
鳥の声に混じって木の上で蛙の声もする。聞きなれないこの声はきっとモリアオガエルだろう。姿を探すが見つけられなかった。
その代わり卵塊を3つ見つけた。どれもまだ綺麗なので出来たばかりだろう。
ご存知の通りモリアオガエルのオタマジャクシは卵塊から真下の水にに落下しそこで成長する。
この卵塊の真下はというと・・・・・・・
こんな水溜り。
いくらこれから梅雨に入るとはいえ、大丈夫かな? たしかに下手に池の上に卵産んだら池の中はバスなどの外来魚がウヨウヨいるので水さえ干上がらなきゃココの方が天敵は少ないだろうけど。
頑張れ、モリアオガエル!!
昨日の夜、家の窓を開けていたら何かの声が聞こえた。最初は犬かと思ったが何度か聞いているうちにフクロウ類の鳴き声ということに気が付いた。急いでベランダに出て聞き耳を立てるとホーッホーッって鳴いてる。ホーッホーッだったらアオバズクかな? 確かめたくなって外に出てみた。200~300m歩いて声の近くまで行くとマンション脇の帯状の小さな林で鳴いてる。ゴロッホ、ホーホーだった。 フクロウだ!
自分の家のベランダからフクロウの鳴き声が聞けるなんて嬉しくなった。近所の有料大型公園から飛んできたのだろうか?
今晩も聞き耳立てたが流石に今晩は聞こえなかった。ちなみに昨日は夜だったので当然ながら姿は確認できず。
フクロウ探しに家を出るとき女房から「不審者に間違われないように」と言われたがTシャツ・短パン姿だったので、よその人にしてみればかなり怪しいオヤジだったに違いない。マンションのすぐ脇の林だったので長時間マンションの脇にいて林を見つめているとホントに怪しまれるので長居はしなかったが一度だけ二人組が歩いてきた。反射的に思わず屈伸運動やアキレス腱を伸ばしちゃった。さもこれからジョギングを始めますよ風に装ったわけだがその2人はナントそのマンションに入っていった。ここの住民じゃない人がアキレス腱伸ばしてたなんて余計怪しいやん。
今の季節見たい鳥は色々あるけど何処も結構遠かったりする。さぁて何処に行こうかと昨晩から考えたけど決まらない。丸一日かけるつもりなら選択肢は3~4ヶ所あるが昼過ぎ頃までに家に帰ろうとすると行く所が限られる。
そう言えばTさんから以前聞いていた大型猛禽の場所。いつか行ってみようと思ってたんだった。はっきりした場所はわからないけどこの機会に行ってみよう。ナビをセットしたら家から85kmと出た。ちょっと金かかるけどまぁいいや。
約1時間半で現地着。はじめて来たけど静かなところだ。人が殆んどいない。
そして鳥もいない・・・・ 風も強いししょうがないかと半分諦めモードで空を眺める。暫く見てたらコシアカツバメが管理事務所の軒先に飛び込んだ。
巣があった。10m離れた所では別の個体だろうか、これから巣を作る場所を物色するように軒先にへばりついてる。回りでは4~5羽飛んでる。邪魔しちゃ悪いのでその場から離れ再度空を眺める。
今度はトビが飛んだ。
連射モードにして飛び物の練習。
おっと、こっちにもトビ出現。・・・・と思ったらムムムッ!
お~、出てくれました。到着からわずか15分。写ってて下さいと心の中で祈りながらとりあえずシャッターを押し続ける。
時間にして20秒くらいだったろうか。山の稜線に消えていった。いゃ~それにしても5年振りだ。来た甲斐があったなぁ。Tさん感謝です。画像を確認したら一応証拠写真にはなるかなって感じ。補正かければ縞模様も少し出そうだ。暇な時いじってみよう。(上の写真はシャープネスのみ)
次の出現を待つがなかなか出ません。たまに気を抜いてると遠くの稜線でなんか飛んでるが確認する前にすぐ消えちゃう。多分トビかな・・・ トビだろうな・・・ トビという事にしておこう。
その他の鳥はホトトギス・イカル・コジュケイ・セッカ・ウグイス・カイツブリ。全て声のみ。
1時間半待って出ないので今日はこれまでにしておこう。また来てみよう。
家に着いたら12時だった。ちょっと帰るの早すぎたかな・・・