3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

年末年始 営業のお知らせ

2009年12月27日 | □今日は休日
 
事務的なご連絡…

・「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局
・株式会社 ツクルス
・株式会社 マスターピース



12月30日(水)~1月3日(日)

年末年始のお休みをいただきます。
 
12月29日(火)と、明けて1月4日(月)は、

秋葉原UDXの事務局がオープンしています。
 
普段ですと20:00くらいまでは事実上人が居りますが、

この年末年始の期間は、営業時間終了の18:30キッカリには人が居なくなってしまう…
 
という事はあると思います。
 
「あ…29日、都心に行くんだよな…」
 
とか、
 
「お?4日は神田明神に行こうと思ってたんだよな…」
 
という方。
 
秋葉原UDX4階の、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局にも

ぜひお立ち寄りください。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局は、とても少人数でやっていますので、
 
「アレ?明かりがついてるのに入口にカギがかかってる…」
 
とかいう時は、大抵
 
お昼を食べに行っている、コンビニに行っている、喫煙室に行っている、トイレに行っている…
 
という程度の都合です。
 
アニメセンターなどに行って、ほんの少し時間をズラしていただくと
 
戻って来ていると思いますので、ご了承ください。
 
年末年始も、秋葉原でお会いしましょう~
 

ワンダーフェスティバル2010[冬] 3Dプリンタ勢ぞろい

2009年12月23日 | □アキハバラへようこそ
来る2010年2月7日(日)幕張メッセで開催される
 
ワンダーフェスティバル2010[冬] 通称ワンフェス。

「3次元形状を活用する会:3D-GAN」は…
 
過去最大の展示規模、合計20卓(!)で出展いたします。

写真は、その出展者説明会の様子… 沢山いるから事務局、ぎっしりだ。

一応、サブタイトルは…

『原型データ屋台村』 なんだって。→ 特設ページへGO

この「屋台村」をぐるりとご覧になれば、
 
3Dデータのモデリング ~ 3Dプリンタ出力 ~ 金型等による量産
 
という、3Dデータの一連の流れが「ストン!」と理解できる仕組み。

そして、3Dデータにまつわる技術、テクニック、最新情報、なにより「人材」が一堂に集まっています。

先進の3Dプリンタ(RP機、立体プリンタ)も、7~8機種が勢ぞろい!!
 
モチロン、お土産も買える!(笑)
 
以下、出展企業さん一覧です。
(順不同、敬称略 予告なく変更される場合があります)

 
<3Dプリンタ、3Dスキャナ、3Dモデリングツール>
・丸紅情報システムズ
・ローランド ディー.ジー.
・鈴峯
・イグアス
・アルテック
・Hot proceed

<3Dデータによる製作、製造、出力サービスなど>
・コスモファンシー
・アイジェット
・cg / fg
・ケンシアート
・コーチ精機
・アステック
・ソクラスポット
・masterpiece
 
<3Dモデリング>
・金津鬼(即売あり!)
・Studio meets
・アイヒット
・D4A
・大日本技研(即売あり!)
・XYDove(即売あり!)
 
<別卓ですが、友好関係にあるディーラーさん>
・出力番長とzzz団
・T-Square Lab
・造形工房MRD

*こちらもよろしく!*

うう~… これは楽しみだ!
 
寒いなんて言ってられない、行かなくちゃだ。
 
…はっ! これってば、オンリーイベント、開けるかも!?
 
 

日経ビジネス ON LINE に出ました。

2009年12月21日 | □CAD/CAMな日々
 
クルスの冒険です。
 
日経ビジネス ON LINE 『川口盛之助の「ニッポン的ものづくりの起源」』
 
で紹介されました。
 
少々分量のあるコラムなので、全部読むには無料のユーザ登録が必要ですが、
 
この際登録してぜひご一読ください。

あ、このコラムったら書込みが出来るのですよ。もちろん、他の人の書込みも読めます。

ぜひ、感じたことを書込みしてみてください。
 
さて、そのタイトルは…

“あなたの机の上が“工場”になる時代”
~三次元プリンター普及が変える日本のモノづくり~

うん。イイ!素晴らしい!
  
とてもありがたい。
 
このコラムを書いていらっしゃる川口盛之助氏ですが・・・

お会いしたのは2回目か、3回目なのだけれど、
 
私が話すことを、すごく楽しんで聞いてくれまして、
 
ほとんど誤解もなく「ストン、ストン」と音がするごとく
 
正確に理解していただける…。
 
とても優秀な聞き手、ということももちろんあるのだけれど、
 
「…もしかすると、結構同じ所を見て、似たようなポイントを大事だと思っているのかも・・・」
 
と、感じたりしています。(と言うのも、おこがましいですかね・・・?)

まぁ、多分にワタシが乗せられているのだけど(笑)
 
…閑話休題
 
ワタシは、技術の話がすごく好きです。
 
いや、ホント。文系なのだけれども、数学の勉強はサボりにサボったのだけれども、
 
大好き。自分もそうありたいし、科学や技術に対しては誠実である人が、好き。
 
ここでも何度か書いていますように、
 
「理数系や技術者が論理的思考であるとは限らない、
むしろ論理的思考において、理数系や技術という属性は関係が薄い」
 
とも思っています。法律家は論理性を求められるけれども、文科系だしね。

そういうこと。
 
つか、ヒトの属性を、「文化系」とか「理数系」とか「体育会系」とか「メタル系」…とかに単純に分類するのが
 
バカバカしいから、嫌い。
 
よって(?)イマ・ココ、そしてこの先の技術のあり方…
 
という事を考えるに、とても重要になるのは
 
「共感が得られる技術」

であること、だと思ってます。

技術は技術として存在することは出来るのだけれど、それは「つぶやき」でしなかいわけで。
 
公的な姿勢を持って、世間に対して発信してはじめて、
 
「つぶやき」は、技術として認知されるわけですね。

技術が「つぶやき」を脱するためには、コトバや物語を身にまとう必要があって、
 
ワタシはそれを、「コンテンツ性」と呼んでいます。
 
「共感」とか言うと、すぐに 「B to Cはね」とか「これはコンシューマじゃないから」とか
 
言うヒトも出てきますが、もうその「B to B」とか「B to C」とかいう属性分類も
 
古い。あまり役に立たないんじゃなかろうか?
 
我が国の製品やサービス、技術なんかが評価されているのだとしたら…
 
それは単純に「技術」にその理由があるのではなくて、
 
「共感を得られること」・「お客様本位であること」・「商品にコンテンツ性があること」…
 
そんな無形の要素が元来から重要で、その上に、それら無形の価値を実現するために
 
手段としての「技術」が必要だったのだろうな…
 
と、思うわけです。(なにせお客様本位、という概念を英訳するのは難しい!)

ワタシは、「スゴイひとだ」とは思われたくないです。

そんなことで頑張っていたく、ない。第一、あんまり凄くないし。
 
ただ、「共感する」と言われたい。共感を得るためなら、頑張っちゃう(笑)
 
そう心から願っている、そういうタイプの人です。

万人から共感を得るには、芸人さんやミュージシャン的な才覚が必要だろうけど、

ワタシにはそれは無いので、自分の専門分野で共感されたい、と願っているわけです。

だから、酒飲んで酔っ払うと、何というか… アジっぽい語り口調になるんだよねぇ。
(魚じゃないよ、アジテートですよ)

これは、少し反省してる…
 
…つまり、危険な人物ですな(笑)
 
オルグしちゃうぞ (←オイ!)
 
あー… そっか、ワタシったらオルグ… してるんだ… そっかそっか…

妙に納得した。
 

忘年会、お疲れさまでしたー

2009年12月18日 | □アキハバラへようこそ
 
<<3D-GAN 今年もありがとう!忘年会2009>>

が、昨日行われました。
 
ご参加の皆さま、誠にありがとうございました。
 
また、お疲れ様でした。
 
結局、80名様を超える方にお越しいただき、とても楽しい時間となりました。

もちろん、「3D形状データ」という共通項を持った皆さまばかりです。

ただ、「3D形状データ」という切り口は、いい具合に範囲が広い。

範囲が広いのに、絶妙に同業種ばかりではない訳で。
 
「共通項がありながら、新鮮で意外性がある」
 
という、3D-GANの集団としてのキャラクターがよくあらわれていました。
  
丸々3時間… ビンゴゲームなし、歌なし、演奏なし、プレゼンも発表も
 
なーんにもなし。
 
要するにただの飲み会、なんですね(笑)。これで間が持つのだから、不思議だ(オイ)。
 
こういった機会の次の日に必ず思うのは…
 
「あー…受け答えがぞんざいになってたかなぁー…」
 
という、軽い後悔と反省でありまして。。。
 
なにせ少ないスタッフで運営していまして、出来るだけ大勢の方々と話をしたいものですから、
 
どうかご容赦ください。
 
割と活動としてはカタチになって来た一年でしたが、
 
皆さんのご意見もいただきつつ、来年はもっと充実したものにしよう…
 
と、思った次第です。
 
ご参加の皆さまに、重ねて御礼申し上げます。
 
昨日の機会によって、皆さまのお仕事に何らかの変化がありますように、と。

そう願っております。
 
 

株式会社 マスターピース ができました

2009年12月16日 | □CAD/CAMな日々
 
以前、このブログでも少しだけ触れていたのですが。
(その後、意識的に伏せて来たのですけどね)
 
3D-GAN会員の一部有志で温めて来た『masterpiece』というプロジェクトが、
 
会社になりました。
 
温め方が良かったせいか、どうなのか、今はまだ分かりませんが
 
有志のプロジェクトではなく、企業活動として行う
 
ということになりました。

株式会社 マスターピースの代表はワタシ 相馬達也が仰せつかっています。
 
ここに至る経緯や変遷など、とてもブログに書き切れるものではないので、
 
割愛させてください… というか、少々時間をかけてでも書いて行ければいいな…
 
と、考えています。
 
自分でも、説明に少し手間がかかるけど、きちんと説明しないといけないな…
 
と、思っているのです。
 
さておき、ワタシは
 
○「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局
○株式会社 ツクルス代表
○株式会社 マスターピース代表 

という、3つの立場を持つことになりました。
 
…大変だ、コリャ(笑)
 
今日の時点で多くは書けないのですが、
 
これだけはハッキリとお伝えさせてください。
 
以上3つの立場は全て
 
「世の中に3次元形状データの利用を広く普及させる」
 
という大目的のために、それぞれが矛盾なく、スッキリとつながっているものです。

例えるなら、3D形状データがjpgやbmpのように、一般の人々のPCに多数存在するようになること…
 
その大目的のため、どれも必要なものです。

そして、株式会社 マスターピースの存在は、
 
「どこそこが競合だ」
 
という事のない商売だと思います。
 
つまり、あまり世間に類例のない仕事になるということです。

 
株式会社 マスターピースは、以前にもまして
 
「3Dデータをモデリングする人たち」
 
と密接に関わり、皆さんと一緒に世界を変えて行く仕事
 
になるでしょう。(たぶん)
 

この辺りの詳しい事業説明会などは、年明け早々から実施する予定です。
 
3Dモデラーの皆さま、ぜひご参加ください。
 

 …以上、なんかシレっと書いてきましたが・・・
 
「株式会社 マスターピース」で行う事業は
 
すっげぇ、やりたかったんだよね(笑)それも、ずっと前から。

いや、マジで(笑)
 
かつてSDRC(今のSiemens PLM)、Autodeskや、think3、グラフィックプロダクツ、リアルファクトリーで

ワタシと一緒に仕事をしていた人の中には
 
「ソウマ、ずっと同じこと言って来てるからなぁー…」
 
と、ニヤニヤしている人も居るかも知れない。
 
それくらい、ずっとずっと、これが必要だと思い続けて来た事業です。
  
ずっとやりたかった。
  
さて、来年はさらに楽しくなることでしょう。
 
このお話は、機会があるごとに今後もいたします。



株式会社 マスターピース、始動です。
(と、思ったら年末なんだけどね …苦笑)



盛況御礼(3D-GAN忘年会)

2009年12月09日 | □アキハバラへようこそ

まず、謝罪します。ごめんなさい。
 
こちらのブログでも…

<<3D-GAN 今年もありがとう!忘年会2009>>をやります!

 
と、お知らせいたしましたが…
 
参加のお申込みが70名を突破しまして… ヤバぃんです(汗)
 
すでに会場は予約してありますが、この忘年会シーズンに
 
もっと広い所を探して会場を変更…なんて事は至難の技であります。
 
事務局としましても、
 
出来るだけ多くの方に楽しくお過ごしいただきたい…
 
ということで、盛況の御礼を申し上げますと共に
 
「会場が、少々手狭です。あらかじめご了承ください。ごめんなさい!」
 
というお知らせです。
 
少し思い返してみますと…
 
最初の最初、3D-GAN事務局ってこんな状況だったのですよ。
 
2008年2月…(ワタシの私物のイスだけがある…)
 


それから1年10ヵ月で、セミナーやら展示会やら、イベントをこなし、
 
70人もの方々が忘年会にお越しいただけるようになりました…
 
感無量、です。感謝です。ありがとうございます。

お集まりいただく皆さま全員が、3D形状データというものに慣れ親しみ、
 
毎日のようにお仕事でお使いだ、というこの事実。
 
特に「○×CAD」など特定ソフトウェア製品のユーザ会でもなく、
 
どこそこ販売店のユーザ会でもない、というこの事実。
 
この先もまだまだ共感をお寄せいただき、多くの人にお集まりいただいて、
 
当初からの会の目的である、

「3D形状データ産業の振興」
 
を目指して参ります。
 
「振興」というのは、飽くまで大きな目的です。
 
「振興するには、具体的にコレコレをやれ!」という目標の部分については、
 
会員はじめ、多くの皆さまよりアイデアをいただきつつ実行に移して参りたいと考えています。
 
引き続き、アイデアをください。
 
では皆さま、
 
12月17日(木)秋葉原でお会いしましょう。
 
お約束どおり!
 
当日はメイドさんがご主人さまをお出迎えしてくれます!
 
お行儀よくして、お迎えされてください(笑)
 

Tripshotsさんとこの初音ミク嬢 キタ!

2009年12月03日 | □アキハバラへようこそ
  
もう、あまり説明は要らないですね。
 
『Tripshots』さんの映像作品に登場している
 
3Dでモデリングされた、皆さんご存じ初音ミク嬢…
 
立体になって、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局にお目見え。


 
これは、人によって理解にかなり差があるのだけど…
 
「パソコンの2Dファイル → プリンタ → 印刷物」
 
という概念と
 
「パソコンの3Dファイル → 3Dプリンタ → 立体物」
 
という概念は、全く同じです。
 
まぁ、一般には「3D形状データのファイル」というものを持ったことが無い人が大多数ですから
 
この概念自体が一般的ではない、というのも仕方がない話ですが。
 
だから、何がエライか?と言えば(エライってのも乱暴だけどさ)
 
まぁ、「パソコンの3Dファイル」がエライ…ってことになるね。

それはつまり、「そのファイルを作ったひとがエライ」ってことだ。
 
立体物を作る、というのは、紙に比べればとても大変なことだから
 
「3Dプリンタ」の部分がクローズアップされるのも理解できますが
 
本質的には、
 
「パソコンのファイル → プリンタ → 印刷物」
 
ということと何ら変わりません。 

違うのは、その「ファイル」が「3D形状データのファイル」だ、ということ。
 
これは、すごく大きな違いです。
 
で。

この初音ミク嬢… どこからいらしたのかー?と申しますと、
 
こちらから、お見えになりました。
 
お楽しみください。

【Miku特集03】映像作家・Tripshots~「Nebula」


この映像用にモデリングされた3D形状データを…
 
3Dプリンタに送ると
 
立体物になって、出てくる

のです。
 
「コンテンツ」と「モノづくり」は、
 
3D形状データという共通項で、直接結びつくことが
 
できます。
 
(うお?上の映像ったらアサヒコムじゃん!)
 

CADdoctor(キャド ドクター)ですよ

2009年12月01日 | □CAD/CAMな日々
昼休みです。
 
えー… 前々回書きました…
 
「STLをIGESに変換するには(from stl to igs/iges)」
 
のトピックに、いくつか問い合わせをいただきましたので、
 
触れておきますね。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局に設置してありますのは
 
『CADdoctor』というソフトウェアです。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」会員企業でもある
 
株式会社エリジオンさんのご厚意により、設置させていただいております。
 
F1のですね、「ルノーF1チーム」でも開発の屋台骨を支えている優れモノのソフトですよ。

F1って、厳密には毎週違うクルマを走らせているようなもので。
 
前回のレースで見つかった問題は、翌週のレースに間に合うように改良をする…
 
というくらいの激烈なペースで、開発がずっと続くわけです。
 
クルマというのは、数多くの部品メーカーから来る部品で成り立っていますから、
 
その中には、設計に使う3D形状データがそのままでは使えない…という問題もあるわけです。
 
そこで、非常に高精度なデータを正確に変換する…必要があるんですね。
 
エンジンやタイヤのように、正面にババンと出ては来ないけれども、
 
ある意味、巨額の予算を注ぎ込むプロジェクトの成否を握っている重要な技術要素です。これ、大事。
  
で…

F1のチームも使うけど、フィギュア作りにも使われている…というね(笑)
  
これが、3D-GANっぽいところですね。
 
実際… 
 
「このソフトはクルマ用なんですか?」
 
とか、質問される人いますけど…あんまり意味無いですからね。
 
データは、データです。
 
本当のハナシですが、データとして見るならば、
 
本物のクルマのデータも、ミニカーのデータも、本質的には同じですからね。
 
極端な話、ね。
 
でも、本当のことですよ。
 
家しか設計して来なかった人よりも、散々ミニカーをモデリングして来た人の方が、
 
確実に自動車メーカーの業務には、適していると思います。
 
ということで、
 
ちょっと『CADdoctor』触ってみたい、試してみたい!
 
という方は、お気軽に秋葉原へ!