3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

定番!リンレイのブルーワックス

2007年05月29日 | □CAD/CAMな日々
 
段々ヘンな方向に行ってないか…?と、思うことしきり…
いいのか?…えぇい!いいんじゃ!!と、自問自答、もぅヤケクソ(笑)
とうとうリンレイブルーワックスが常備されている、世界初のCAD/CAM屋さんになっちまった。。。

これ、まぁ、ただのフローリング床をピカピカにする家庭用ワックス剤なんですけどね…知ってる人は誰でも知ってる定番商品なんです。もちろんここでは床掃除に使うわけじゃない。
 
ちょっと前に書きました、

○切削性が良く
○レジンに侵されない
○型用に使える素材

というのが、段々特定できて来まして。どうやらこれがイイかな~…というところまで来ました。意外と、イイぞ(笑)
型が出来れば、実際にレジンを流し込んで(おお!一瞬ではないかっ!)硬化したら型から抜いて…おなじみの作業になる訳です。リンレイブルーワックスとは、ここでは離型剤なのでした。確かに抜ける…さすが定番。

これで何が出来るのか?…っていうとですね。分かる人はもうスグ分かっちゃう話ですが、

『3Dデータから、原型を作ることなく直接、型が作れる』

ってことになるんですよね。

もちろん、3Dデータ(CGでもCADでもOKね)からRP造型機やら切削加工機で原型を作ることは当然出来ます。そりゃ出来ますよ。でもその後、作った原型を型屋さんに渡して量産してもらうとなると、溶けたシリコンで「物理的に」型を取るんですよね…

これじゃあ、そもそも手で原型を作っても同じじゃん…と。本気(マジ)工場の名折れじゃん(?)と。
 
せっかく3Dのデータがあるなら、手作業を経ないでそのデータから型を作りたいじゃないですか…(そ、そうか?…そうなの!) それで始まったのがこの研究ですな。一応の結論を見ました。 …そのプロセスは、出来る、と。

CG/CADの3Dデータ→ RP(で形状チェック…)
  ↓
(形状OKなら)
  量産型

ってことですね。

まだバリの問題とか、パーティングの問題とかはそりゃありますが、こういうのは一回全体のプロセスを流せるかどうかが、一番大事だ。プロセスが流れるのであれば、個々の仕事を改良して行けば良いだけになる。

さぁ、3Dのツールでやっている皆さん、道は出来てきましたよ。
こういう固い素材で型を作っておけば、再生産にもすぐに取り掛かれるってわけですよ。型を大事に持っていればいいんだから。もし
「それ、やってみたい!」
という方がいらっしゃいましたら、本気(マジ)工場まで、お気軽に。
 
へ?以上は何の話か?…と?…

フィギュアの話にきまってんじゃないすか!
フィギュアとかガレキの話っすよお!

うはははははー…


低品質・低価格だって使いよう

2007年05月22日 | □今日は休日

本気(マジ)工場、先日トルクレンチを買いました。
えー、バイクなんかの整備をする時にネジを締めますわね。ネジもとにかく強く締め付けてりゃいい、という事はなく適正な締め付けるチカラっちゅうもんがあるですね。それはそのネジの使われている場所であったり、サイズ、ネジの材質などによって違うのですけど、適正がある以上それを計測する道具があるってワケで、トルクレンチはネジを締め付けるチカラを測る道具です。
 
締め付けるチカラが強過ぎれば締め付けるパーツが歪んだり、最悪ネジが折れたりネジ山が崩れたりする。弱過ぎれば当然緩みやすくなる。何でも大事だね、適正ってのは(笑)。

で、工具箱の中では一番精密な工具だから当然高価です。計測できるチカラにもよるし精度にもブランドにもよる。様々あります。

<よく行く工具屋さん@小平 での会話>
本気(マジ)工場:「すいませーん、トルクレンチくださいー」

店員サン:「はい、計測値はどれくらいですか?」

マジ:「えーっと20~100N.mくらいで、3/8ソケットのヤツ」

店:「いくつかありますけど…」

マジ:「一番安いのは?」

店:「4千円くらいです」

マジ:「うわ、安い…その次に安いのは?」

店:「1万7千円ですね、その上は3万くらいです」

マジ:「うーん…結構違うなぁ… 精度ってどんなもんなんですかね?」

店:「そうですね…1番安いのは5~10%位は狂ってる事ありますよ。次に高いのは5%以内には収まってます」

マジ:「ヒャー、そりゃ安いわけだ…でも4千円の方でも計測は出来るわけですよね?」

店:「まぁ、5%以上狂っててそれを計測と呼べるかどうか…」

マジ:「そりゃそうだ(笑)」

店:「安い方でも手締めよりはマシ、って感じですけどね」

・・・で、しばらく考えた…

マジ:「えー…その4千円の方をください」

店員サン:「ありがとうございまーす」

「しばらく…」何を考えたのか?というと、それは、ワタシの人生における(笑)トルクレンチの使用頻度と重要性について考えた。

機械のネジには全て適正なトルクがあって、厳密には全てに指定があり守られるのが理想です。でも、使われる場所やネジの種類によって、適正なトルクが「絶対に必要な箇所」と、「そうでもない箇所」があるのもまた事実ですね。本気(マジ)工場のシロート整備では、絶対に必要な箇所を締めることは非常に稀なワケですよ。じゃあ何のためのトルクレンチかと言うと、素人整備の場合「締め付け過ぎを防ぐ」という意味が大きいのですね。ほら、締め付け過ぎると壊してしまうからね。壊し防止としてのトルク管理。

ワタシにとってトルクレンチとは、「適正な数値」というよりもむしろ「締め過ぎ防止」として必要だ、ということを決めれば5~10%は適正としては考えられないほどルーズですが、「やり過ぎ防止」としては許容出来る値。じゃ、安物にしとこう、と。

安物買いにも、意味がある。

そのモノが本当に必要かどうか?初めて買うときはそのモノの本質を理解するために、とりあえず最も安いモノを選んでとにかく使ってみる。そういう買い物を結構します。
で、使えば本質が理解出来るから、不要であればそのままその安物を使い続けるし。思っていたより重要であれば本質を理解した上でもっと良いモノに買い換える。買い換える時も、初めて買うときと違って何が大事なのかが分かってる状態でモノを選んで買う・・・となります。

出始めの頃、デジカメがそうだった。Appleが売り始まるはるか以前MP3プレイヤーも、そうだった。工具類はこれの繰り返し。

よくワカラン新ジャンルのモノは、一番安物を買ってとにかく使う。使ってみて、そのモノの本質が理解出来、自分の中でちょっとは見識が育ったところで買い換えるかそのまま行くか、ワタシの人生には不要…とするかを決める。

実際に所有して、あれこれ使ってみる前にウンウン思い悩むのは馬鹿々々しいし、ウンウン悩んで高いモノを買って、やっぱり人生に必要なかった…というのは、もっと馬鹿々々しい。要らないモノだと気づくなら授業料は安い方がありがたいよね。

どんな安物でもとりあえず使ってみればそのモノの持つ本質には近づけるし、分かることがある。こういうモノはここがキモだな、大事なんだな…という見識を持てる、ってことですね。

それとは真逆に、買って使う前からとにかく頭でっかちになって研究して、せっかく買うんだから高くても良いモノを買っておこう…という買い方をする人も居るね。これを、「オッサン消費」と名付けてます(笑)
「なんでもいいから、この店で一番高いモノ持って来いや!」
という購買行動のことですね。

家電ならハイスペックを、クルマなら最高グレードを、工具なら名の通ったブランドのモノを… それはそれで悪くない。だって世の中、安くて良いモノなんて無いもん。高いには理由があり、安いにも理由がある。良いものは高いに決まってる。
 
ただ、この買い方だと、
「…コレ、必要なかったな…」
となった時に、取り返しは付かないね(笑)それと、モノについての見識もおぼつかないかも知れない。

3次元のCAD/CAMとか加工機も同じ。もうね、親しいお客様にはとにかく言いたい。
「初めてでしょ?それなら、まずはいっちばん安いのを買っておきましょう」
と。そして、とにかく使いましょう。使っているうちに、使う前とは完全に変わってくる。

何が?それは、使っているアナタが。
 
そうした後に、安物で培った見識をもとに、自信を持ってモノを選べばいいんじゃないでしょうかね?安物でもいいから、とにかく買って使い始めること。悩んでる間の時間アナタは変わらないけど、使い始めたらアナタは変わる。

もちろん商売人としては、最初から最高に良いものを良い値段で買っていただきたいのは当然です。でも、その高価な予算を用立てたり、思い悩んでいる時間があったら、とっとと買っていただいてどんどん使って欲しいなぁ… というキモチもあるんです。
 
安物買いの銭失い… それは確かにそうだけど、安物買いにも意味はある。
大事なのは、自覚… ってことですかね?

ここまで読むと、さぞや買い物上手なんだろうな…本気(マジ)工場…
と、お思いの向きのあるかとは思いますが… 

それならこんなに沢山、食玩が机に並んでるわけないよね(笑)アハハー 
(それはそれ、これはこれ) 
 

 
 

ROBO SPOTで、カッコイイ・カコウ!

2007年05月16日 | □アキハバラへようこそ
 
えー、結構以前にお知らせしておりました近藤科学さん(ラジコン少年垂涎の、あのKO PROPOの会社さんだね、本気(マジ)工場少年もあこがれておりました)が秋葉原で運営している『ROBO SPOT』にRoland D.G.さんのMODELA MDX-650を設置しました。

この話を紹介してから4ヶ月くらいかかってしまって…ちょっと反省してます。

『ROBO SPOT』は、平たく言えばラジコン少年が集うラジコン用のサーキットみたいなもので、近藤科学さんのロボット、KHRシリーズを持ち込んで楽しく遊ぼうよ!という場所です。ROBO ONEのリングあり、ロボサッカーのピッチありで、見ているだけでワクワクします。ちょっとした消耗パーツも買えるから、安心して思いっきり動かせる。床に傷つけてお母さんに怒られる心配もないぞ(笑)。いいなぁ、こういう場所は。

で、なんでまた小さいながらNC工作機械???

それはですね。ロボット趣味の人というのは、ラジコンやプラモ、エアガン、モデルガンなどと同様、「自分で何かつくるよ!」という一連の趣味と大きく嗜好がラップしてるようでして。そうなれば、メーカー出荷状態のロボットのままで満足している人々とはちょっとチガウ。やっぱり、自分で作ってああしたい、こうしたい… というココロがムズムズと湧き上がって来るんですね。

つまり、オレ・ロボ(笑)

実際、ROBO ONE等で活躍中のリーディングエッジな参加者は「つくる」わけですから、その裾野のユーザがそこに無関心なはずがない。そうは言っても、自宅に工作機械なんて置けねぇよ…それがフツウですよね。じゃあ、お手伝いしちゃいましょうかね… というのが『ROBO SPOT』に加工機が持ち込まれた最大の理由です。
 
実際にどういうサービスが展開されるのかは、近く近藤科学さんからお知らせがあるとは思いますが、本気(マジ)工場も「つくりたい!」というモチベーションに積極的にお応えして、みんなが「つくれる人」になっていただくような企画をして行きますよ。今からなら、夏休みの工作にも間に合うぞ(笑)
 
しかし…メーカーさんが自ら「改造しようぜ!」というメッセージを発しているこの状況って… まったく楽しいですねぇ~。私達の本業の分野では、「ありえない」様子でございます。でも、こんな所から「つくるココロ」は育まれていくんだね、と信じて今日もお仕事頑張る本気(マジ)工場なのでした。

あ。その近藤科学さんのロボット、KHRシリーズも早いもので誕生3周年だそう。ほぅ、3歳…3歳にしちゃ大活躍ね(笑)。6月2日(土)・3日(日)には、KHRくんの『KHR 3rd Anniversary』が秋葉原UDXビル2Fの「AKIBA_SQUARE」で開催されます。本気(マジ)工場も出展しちゃう予定なので、初夏の週末アキバでお会いしましょう。

 

机の入替え

2007年05月14日 | □CAD/CAMな日々
 
本気(マジ)工場、オフィス机の入替え…
もうね、大工事(笑)社員が出て皆でやりました。

お陰で今までよりも4名も多く座れるようになり、机も木目調でちょっと温もりのある(?)雰囲気になりました。
 
しかし、ウチの社員は器用だワ。何でもこなしてしまう。
運んで、組み立てて、捨てて、床はがして、ケーブルを張り直して、電話つないで、電源つないで、ネットつないで… 業者さん要らずだ。オフィス工事事業でもやろうか?ってくらい(笑)
 
本気(マジ)工場にお越しの方は、新しくなったオフィスを一度覗いて行ってください。
 
…しかし、疲れたね(笑)
 

IGES講座とフィギュアが一緒に出てるURL(笑)

2007年05月10日 | □CAD/CAMな日々
 
本気(マジ)工場です。
さて、本気(マジ)工場のお仕事URLでは、毎月々々皆様からのアクセス状況を分析して人気のあるページ、そうでもないページ…という風に統計を取っています。あ、非常に細かく取っていますけど、まぁ、ナイショ(笑)
ちなみに、このブログのアクセス解析もある程度は出来まして、面白いですよ、検索ワード。どういう言葉で検索してこのブログに来ていただいたか?って話ね。もうね、みんなそれを探してるのね…ウフフ… って感じ。
どんなに探しても、アナタの欲しい3Dデータは無いですよ(笑)あのデータも無いし、このデータも無いです。3Dのデータは、今のところ自分でモデリングするしかない、って事で納得してください。だから、本気(マジ)工場は、「3Dのデータを定義できる人(モデリングする人)」の価値をものすごーく大事に思っているんです。早く世間一般がそれに気づいて、その仕事の価値がキチンと評価されるようになるといいですね。あ、激安のCADもありませんぜ(爆)
 
で。
 
意外と、というか何と言うか、皆さんから人気があるのが
「IGES基礎知識・用語例」
というページなんですよ、コレが。意外でしょ?
 
ほら、CGから作ったフィギュアとか切削事例とかだと思うでしょ?普通。ワタシもそう思ってたもん。それが違うんですよね、なんとIGESという地味な(笑)トピックが、地味~に(笑)長期間人気なんです。
逆に言うと、それくらい「IGESを説明したURLが無い」という事なんでしょうね、これ。それはそれで困ったもんです。

で、写真ですけど。

Hobby JAPAN誌のURLサイト『とれたて!ほびーちゃんねる』に連載を続けている『みぐの○○はじめました♪』の新ネタの仕込みです。あ、今掲載されているものは、3Dスキャナを採り上げてますよ。3Dスキャナがこんなにポピュラーな記事になったのは世界でも初めてじゃなかろうか?そのうち、『マジ×うさ』でもやりますけどね、3Dスキャナのネタは。もうね、眼前の霧が晴れるように(笑)3Dスキャナってものの本質が理解できる問答にしますから、請うご期待。

あ、写真だ。

これね、ゴムのような柔らかい素材を切削して樹脂型は出来るのか?果たして?っていうチャレンジなんですよ。…ヒジョーに難しいみたいデスね(笑)アハハ。
でも、何とかやらんとイカンのです。なにせ、フィギュアの量産に乗り出すんですから…(ちょっとウソ)

なんでもさー…一個だけ作るんなら何とかなるんですよねー。…それを何万個、何十万個と作るから、全然違う苦労が待ってるんですよー。でもそれがあって初めて、誰でも買える値段になるんだよね…
こんな当たり前の話、世間一般には意外と認識されてないもんなんですよね…
うーん、レジン型…何とかならんものかなー…切削性が良く、ある程度柔らかく、そしてレジンに侵されない… そういう素材。

心当りのある方、教えてください。
 
 
 

 

蕎麦打ちと技術者

2007年05月07日 | □今日は休日
 
本気(マジ)工場、今年の連休は東北にちょっと行って、帰りに実家に寄ってきた。つまり、実家はそちらの方角ということです。

で、写真の左利きの手の主は本気(マジ)工場の父親、年齢的には爺さんになった自動車修理技術者。彼は実にマメな男で、ちょっとした家電修理や日曜大工、庭いじりやら畑に野菜を作って、料理もする。とにかく目を離すと何か作ったり、修理したり、何かの手入れをしている…

これは本気(マジ)工場が物心ついた頃からずっと変わらない。昔はより娯楽的なモノを相手にしていたけれど、最近はより実用的なモノにちょっと変化して来ただけだ。実際、この連休に帰省した時も、手作りの馬鹿デカいスピーカーが完成していたし(理論を勉強し、実に凝った内部構造だった)、当然元祖秋葉原小僧である。そして、この蕎麦打ち。
 
彼は本気(マジ)工場が幼少の頃から料理を嗜み、機会があれば親戚や客人に振舞って来たのだが、10年ほど前から手を染めた蕎麦打ちは既にプロの領域に達している。実際、彼の蕎麦を食ってからというもの、外食で蕎麦を美味いと思ったことはないくらいだ(おっと、麺に限定しての話。蕎麦つゆは既製品だね)。地の理を生かして近県の製粉所に出向いては、美味いと言われるこれまた馬鹿高い蕎麦粉の入手にも余念が無い。ただ、彼はプロではない、と自分を評す。プロだなんてとんでもない、と。それは、プロがプロたる所以である、「採算」から一切自由でやっている、という点においてである。
奥ゆかしいのではない、本質を知っているのだろう。「採算」という概念が無いのは、遊びか芸術か、どちらかだ。またはより崇高な事業、だろう。
 
他の家庭、特に奥様方からは彼の妻、すなわち本気(マジ)工場の母親に対して
「ご主人がマメで、いいわねぇ~」
と羨望の眼差が向けられるのが常だ。実際、彼女も「助かる」のだという。
 
しかし、彼の倅を長年務めて来た(笑)本気(マジ)工場は知っている。羨望の眼差しを寄せる奥様連中は、彼の本質を見抜いてはいない。

本当は、彼は「世界の支配者」になりたいのだ。
詳しくは、どんなに狭く限定された世界であっても、その世界の中では絶対的な支配力を手にし、その世界を手中に収めることを願い、それに向けて研究努力し、それが達成された時の快感の虜なのだ。何事かを自分の思い通りにしたい、という欲求が強く、そうする事ができる世界に対してロイヤリティを高めていくタイプの人なのである。

事実、彼は長年の研究と経験を通じて、自分が思ったように蕎麦を打ち上げる技術を手にした。それはつまり、世界の支配者になったのである。
要するに、彼にとってはたまたまメシの種になったクルマのような機械も、蕎麦も同じものなのだろう。
 
なるほど、技術者というのはそういうものなのだな。 
 
「美味いか?」と嬉しそうにたずねる父の顔からは、美味しいものを倅に食べさせたい、という暖かい気持ちと同じ位、いやもしかしたらそれ以上に、世界の支配者としての達成感・満足感・優越感が見て取れる… と言ったら言い過ぎだろうか。
 
もっとも、彼の連れ合いである母親の顔からも、マメに料理を作り、野菜を収穫し、家電製品を直す彼に対して、さほど感謝の表情は読み取れないのだ。いや、これが本当にそうなんだもん。

彼女は、倅なんかよりもっと良く、早くからそれを知っていたのだ。

「お父さんは、好きでやってんだからいいのよ~」

フ… おかあさん、アナタって人は…
 
そんな連休でした。天気が良くて、良かった。
 
 

か…家具屋か?家具屋なのか( ̄□ ̄;)!!

2007年05月01日 | □CAD/CAMな日々
 
えー…これらは全部、机の脚です。
本気(マジ)工場の事務机を入替える、ってことで大量に机が納品されました。
まぁ連休の谷間なんで、組み立てるにはちょうどいい時期…

…く、組み立て…?
そう、組み立て。自分らでやるの(笑)カイシャの机をね。
 
まぁ諸事情によりこうなってまして、勇んで組み立て始めたものの…
スゲェ数だこれ… いやー昼飯が美味かったデスよ(笑)ガテンな感じ?
 
本気(マジ)工場の事務机は、全部IKEA製なのでした(笑)
こうなったらぜーんぶ木目調で揃えて、つまんないスチールオフィス家具を一掃してやれ!

しかし組み立て… いいやらわるいやら…(苦笑)