段々ヘンな方向に行ってないか…?と、思うことしきり…
いいのか?…えぇい!いいんじゃ!!と、自問自答、もぅヤケクソ(笑)
とうとうリンレイブルーワックスが常備されている、世界初のCAD/CAM屋さんになっちまった。。。
これ、まぁ、ただのフローリング床をピカピカにする家庭用ワックス剤なんですけどね…知ってる人は誰でも知ってる定番商品なんです。もちろんここでは床掃除に使うわけじゃない。
ちょっと前に書きました、
○切削性が良く
○レジンに侵されない
○型用に使える素材
というのが、段々特定できて来まして。どうやらこれがイイかな~…というところまで来ました。意外と、イイぞ(笑)
型が出来れば、実際にレジンを流し込んで(おお!一瞬ではないかっ!)硬化したら型から抜いて…おなじみの作業になる訳です。リンレイブルーワックスとは、ここでは離型剤なのでした。確かに抜ける…さすが定番。
これで何が出来るのか?…っていうとですね。分かる人はもうスグ分かっちゃう話ですが、
『3Dデータから、原型を作ることなく直接、型が作れる』
ってことになるんですよね。
もちろん、3Dデータ(CGでもCADでもOKね)からRP造型機やら切削加工機で原型を作ることは当然出来ます。そりゃ出来ますよ。でもその後、作った原型を型屋さんに渡して量産してもらうとなると、溶けたシリコンで「物理的に」型を取るんですよね…
これじゃあ、そもそも手で原型を作っても同じじゃん…と。本気(マジ)工場の名折れじゃん(?)と。
せっかく3Dのデータがあるなら、手作業を経ないでそのデータから型を作りたいじゃないですか…(そ、そうか?…そうなの!) それで始まったのがこの研究ですな。一応の結論を見ました。 …そのプロセスは、出来る、と。
CG/CADの3Dデータ→ RP(で形状チェック…)
↓
(形状OKなら)
量産型
ってことですね。
まだバリの問題とか、パーティングの問題とかはそりゃありますが、こういうのは一回全体のプロセスを流せるかどうかが、一番大事だ。プロセスが流れるのであれば、個々の仕事を改良して行けば良いだけになる。
さぁ、3Dのツールでやっている皆さん、道は出来てきましたよ。
こういう固い素材で型を作っておけば、再生産にもすぐに取り掛かれるってわけですよ。型を大事に持っていればいいんだから。もし
「それ、やってみたい!」
という方がいらっしゃいましたら、本気(マジ)工場まで、お気軽に。
へ?以上は何の話か?…と?…
フィギュアの話にきまってんじゃないすか!
フィギュアとかガレキの話っすよお!
うはははははー…