3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

アバター 立体出力 つづき

2008年05月27日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
明日からの
「Virtual World Conference & Expo 2008」に向けて、作業も追い込み。
 
Linden Lab社 CEOのフィリップ氏と秘書のキャサリン女史。
 
んー…なんというか…
 
「そう見えればいい」(画像・映像・CG・ゲーム)
 
という3Dデータと、
 
「そう在らなくてはならない」(設計・製造)
 
という3Dデータの隔たりが、良く分かるっちゃ、分かる絵だね。
まぁ、CGというのは視覚がゴールなわけだから(少なくとも現在はね)、
「そう見えればいい」というのは何も悪いことでも何でもなく、パラダイムであるし、一つの正義だ。
 
確かにこの辺りは隔たりはあるのだけれど、是非覚えておいて欲しい。
 
それでも両者に共通項は多く、その隔たりを越えることはそんなに難しくない。
 
本当だよ。
 
CG用のデータからモノは作れるし、モノづくりのデータからCGは作れる。
 
一つは、
「道具の助けを借りて」(つまり“ツール”だ)
もう一つには、
「知ることによって」(こっちは“ヒト”だ)
 
どちらの要件も、今のところまだ少し、足りない。
 
まずは「知る」ってことだね。
とにかく…
 
「あぁ、CGとかゲームのデータから、モノは作れるんだよね」
 
これがコモンセンスになるまで、この事実が「知られる」必要がある。
「知った」ヒトは、やってみたくなるだろう(たぶん)。

そしたら、秋葉原に来ればいい。 →ココね
 
ほら、こうして世界は変わってく。

明日からが、楽しみだ。
 

3Dアバター 立体出力 …ハイ。

2008年05月26日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
クルスの冒険です。なんとなく、夏っぽい季節になって来ました。
5月連休から梅雨入りまで、今頃が一番いい季節っすね。
 
さて、最近何か色々とお話して来てますけど(笑)
本質的に、伝統的な設計・製造マーケット以外でRP造形機なんぞを活用しようと思いますとね(つまり試作以外だね)…自ずと論理的にアタマを使うわけですよ。

1.すでに3D形状データが存在し、運用されていること
2.少量多品種(一品一様まで行ってもいい)の製造に価値があること
3.RP出力に対して、コストが高額であってはいけない…
 
ま、アバターかねぇ?(笑)
以上の条件を満たすものと、道具はそんなに多く無いんですけどね、3Dアバターはその中でも、アリだよねと。うん、アリだろ。アリアリ(笑)

ということで、

○ NTOMO さん
○ ViZiMO さん
○ ダレットワールド さん
○ セカンドライフ さん

の、有名メタヴァースさんからデータを頂戴して、アバターの立体出力を試みてみましたよ。仕上げ前なので、粉ふいてますけどね(笑)この後、仕上げますよ。
 
しかも色つきだ。
 
こういったモノこそ、色つきの立体出力が利いてくるはずだ。

これを、「フィギュア」と呼ぶのは、現在売られているいわゆるフィギュアと呼ばれるモノと質的には全く違うので、どうかと思ってしまうのだけれど、まぁモノの性格としてはフィギュアだろうね。

で、誰が見たってすぐ分かる「なんか形がカクカクしてるなぁ」(バーチャファイター2くらいか?)という事は、出力する機械のせいではなくてそもそもメタヴァースで使っているデータが、そういう形になってるからなんですね。
機械の性能としては、もっとずっと精密な造形が可能ですよ。ただ、3Dの形状データをもとに造形するわけですから、造形の対象となる元のデータ以上にキレイにはなりようがありません。
 
あれ?でも「ねず美」はカクカクしてなくて、可愛かったよね?
そう、そうなんだよね。この「ねず美」は、カクカクしてない。
でも、各メタヴァースにも入って行ける構造になっている。



なーぜだ?(笑)
 
それは、『masterpiece』を使って作られてるからです。
 
『masterpiece』ってソフト+サービスは、そういう仕様で開発されて行きます。
 
今週、28日(水)~30日(金)東京ビッグサイトで会いましょう。
 
 → コレね。



3Dアバター統合システム masterpieceがクル!

2008年05月23日 | □アキハバラへようこそ
 
クルスの冒険です。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の活動も、いろいろと多彩になって参りました。
 
で。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」への入会をお誘いすると、必ずきかれることがあります。
 
「入会すると、何かいいことあるの?」
 
そういうご質問はごもっとも、当然だと思います。
 
そもそも会の存在と会員さんとの関係が、売り手‐買い手(顧客)という関係ではない非営利な活動ですから、会費は頂戴していますが売買があるわけではありません。

とはいえ、「何かいいこと」もないのに会費は払わないよね、というのは当然です。
 
そこで今日は、「3D-GANに入会するとこんな良いことがある」というお話の一端をいたしましょう。
 
「3D-GANに入会すると、新しい事業が始まります」

これです。

自社に元々コアとなる競争力があり、その分野では一定の市場、確たる地位を築いてはいるけれど、そのコアとなる競争力を使って「次の一手」を発想しなければならない…というのはよくあることで、しかも非常に難しいことです。
 
そんな時頼りになるのは、今までとは少し異なる人々に会って、事業のヒントを得たり、自社の競争力の応用範囲を調べたり、協力できそうなパートナー企業と巡り合ったり… ということだと思うのです。
 一人で考えていたって、なかなか新しい発想は出てこないですし、そもそも発想のベースとなる認識が限定されてしまうからですね。
 
よくある話です。

それもあって、人は「異業種交流会」的な集まりに行ってみたりするのでしょう。
ワタシも誘われたりして、そんな会合に出向いたこともあります。
でも「異業種交流会」的な集まりで最も困るのは、
「異業種過ぎちゃって、話が全く合わない…」(笑)
ってことだと思ってます。そんな経験、ありませんか?
 
「異業種」は悪くないのだけれど、その「異」具合(ズレ具合ですね)が本当は一番大事なんじゃなかろうか?と思う訳です。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」は、そこが絶妙な範囲になっています。
意識の持ちようによっては全く交わることのない、「モノづくり系」企業さんと「コンテンツ系」企業さんを中心に、3Dデータを使う…という共通項から、異業種でありながら共通項も多い、という実に好ましいマッチングが日々展開されているのですね。

3D-GANに集まった企業さんから誕生した、新しい事業としてご紹介しておきましょう。この事業に参加された各社は3D-GANが無かったら恐らく一生会うこともなく、この事業も生まれることは無かったでしょう。
 
『masterpiece製作委員会』(五十音順)
・エリジオン
・スタジオミーツ
・ツクルス
・トイメディアデザイン
・プラネットエンジン 

以上の5社が連合し、自社の得意とする競争力を持ち寄ることで新しい製品・新しいサービスを生み出そうという試みです。
 
製作委員会方式を採っていますので、『masterpiece製作委員会』と呼称しています。
 
どんな製品か?・・・・統合型3Dアバターシステム+サービス です。
具体的には? ・・・・追々ご紹介して参りますが、以下のイベントに出展していますので、ぜひ会場でご覧ください。

『Virtual World Conference & Expo 2008』
2008年5月28日(金)~30日(日)東京ビックサイトに3D-GANから生まれた製品開発プロジェクト“Masterpiece製作委員会”が出展いたします。
その場で、アバターを立体出力して楽しもうじゃないか!という提案を行います。

 
Q:「3D-GANに入会すると、何かいいことあるの?」

A:「はい、あります。現在ある競争力を応用した新しい事業が始まります」
 
秋葉原でお会いしましょう。
 
 

フルカラー3DプリンタZPrinter 450がキター!

2008年05月21日 | □アキハバラへようこそ
 
写真をご覧ください。
工業デザイン・設計・製造・ゲーム・CG映像・CG画像・建築…
こういった皆さんの展示パネルの前にこそ、ふさわしい機械がまた増えました。

よくご存じの方は、
「あ、アレが来たんだー」
って感じでしょうから
「そうです、来ましたよー(ニコニコ)」
ってくらいでいいでしょう。
今日はよくご存じでない方向けに、書きますね。
 
ちょっと前にいくつかのTV番組(THE BEST HOUSE…とかに出てたね)でも紹介された、
「フルカラー3Dプリンタ ZPrinter 450」
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局に設置されました。
 
この機械はナニか?と申しますと…
3D CGや3D CADの形状データを、自動で立体出力することができる機械です。
で、“フルカラー”が示すとおり、自動で作られる立体物には自動で色がつきます。

本当か?そんなことができるのか?…本当です、できます(ニコニコ)。
 
色は、CGやCADで指定された(テクスチャの情報ね)をそのまま着色しますので、
「CGでモデリングしたモノを、色付きで、自動で、立体出力する」
ことがフツーに出来るって機械です。
 
今日のところはその原理やメカニズムなどの話はしませんが、とにかくさ、

「3Dモデルが、自動で色つきで立体で作れるんだ」

って所だけ、押さえていただけるといいんじゃないか、と。


これが…


こうなる、と。
 
でね、これは良く訊かれるのですけど…
 
「…それで、何するの?」
 
(笑)そうね、何するんでしょうねぇ?…(笑)

そうお尋ねになる人には、質問でお返ししたい…

「貴方、紙のプリンタを見てもそう尋ねマスカ?」(笑)
 
何度も書いて来ていますけど、これは道具ですからね。ネジ回しや刃物と本質は変らんですよ。ネジ回しや刃物を見て、「何するの?」は無いでしょう。
 
こういった機械は、逆に貴方に質問をし続ける側にあるんだと思います。
 
「ワタシを使って、貴方は何をしますか?」
 
と。

じゃあ、オマエは何を見ているのか?… という話をちょっとだけしておきますと、

「(CG、CADを問わず)3D形状データから、物体がつくれる」
 
ということを、広範囲に訴求する非常に良い機会を見ています。
そしてこれにより、

「3Dでモデリングする人口を増やす(3Dツールを始める新しい動機を作る)」
「3Dでモデリングする、という行為の価値を高める」
「結局一番大切なのは、3Dでモデリングする“人”だ、ということを一般に認知してもらう」

って事を、狙ってんですよ。

そら、色々ありますよ、道具は。3Dスキャナとかね。
(あ、3Dスキャナはモデリングする人の代わりにはならないからね、全然なりません)RPだって充実して来てるし、安価にもなってる。
でもさ、こういった技術や市場を知れば知るほど、なぁんだ、大事なのは
“3Dでモデリングする人だ!”
と、気づく訳ですよ。これはもう、絶対にそう気づくはずだ。
ただ、一般的傾向として、最初はこういった機械のメカニズムや機能のスゴさ、物珍しさにばかり目が行ってしまって、一番大事な“モデリング”って行為に目が行かないものなんだな。だから、3Dスキャナで測定したメロンなんかを立体出力する…って見せ方になっちゃう…それはそれでいいですよ、間違いではない。
でも…メロンの作りものは要らないだろ(笑)
 
大事なのは“3Dでモデリングする人だ!”

そこに気づいてもらうまでの時間をグンと短縮させたいんです、ワタシは。
一周回ってくるのを待ってなんていられない。

で、 この技術は、一定の人達にとってすごく「意外性がありながら、共感を呼ぶ」。それによって、“大事なのは3Dでモデリングする人だ”って所に世間を持って行きたいんですよね。

まぁ、突き放しっぱなしでも何ですから、これをやろうと思っています…
という事は、ご案内しますね。

<近く始める>
「色つき立体出力サービス」・・・始めます。データをお預かりして、出力したモノをお返しする、いわゆる出力センターですね。しかも、従来よりもずっと安価な設定をするつもりです。サービスメニューを作りますので、しばしお待ちください。

「機械そのものの販売」・・・うん、これは株式会社ツクルスで行う予定です。
それは、「この機械で、コレをやりたい」という動機を持った人を応援しますよ、ということに他なりません。


<5月28日~30日公の場でお見せする>
『Virtual World Conference & Expo 2008』
2008年5月28日(金)~30日(日)東京ビックサイトに3D-GANから生まれた製品開発プロジェクト“Masterpiece製作委員会”が出展いたします。
その場で、アバターを立体出力して楽しもうじゃないか!という提案を行います。
 
興味あるぞ!という方は、是非秋葉原にお越しください。
いつでもご説明いたしますし、これから出力サンプルも増えることでしょう。
特に、すでにCADやCGで3Dモデリングをしていて、手元にデータがある人!
一度、ご覧になってみてください。見学歓迎です。

場所は →ココ
 
これほど秋葉原にふさわしい機械も無いでしょ(笑)
 
 

3D-GAN事務局に新しい機材が加わります

2008年05月20日 | □アキハバラへようこそ
 
クルスの冒険です。
写真は、航空カーゴで成田に到着した3D-GAN事務局に“新しく加わる機材”です。
 
別に成田まで取りに行ったわけではなく、乙仲業者さんが撮影して送ってくれました。
 
はぁ、やっとキタ(笑)待ってたよー。
 
秋葉原に搬入されるのは、明日の昼くらいだそうです。
 
木曜、金曜で操作のための講習を、ツクルスのスタッフが受けます。

お近くの方は、冷やかしも見学も歓迎だ(笑)
こういうモノは、来た時くらいワイワイと眺めに来てもらったほうがありがたい。
 
ま、あれだ。

「スゴい機械なんだよ!」

的な話は、ひとまずは、いい。おいておこう。スゴいにゃ違いないのだけれど、人間ってスゴいのにはすぐ慣れちゃうからな(笑)だから…
 
「これで、何するの?」
 
って方が大事なわけで、月末の東京ビッグサイトでお見せします。
 
『Virtual World Conference & Expo 2008』
    2008年5月28日(金)~30日(日)東京ビックサイト
    に3D-GANから生まれた製品開発プロジェクト
    “Masterpiece製作委員会”が出展いたします。
 
この新しい機材も持ち込みますよ。
その「これで、何するの?」っていうのが、天地がひっくり返るような話ではないのだけれどさ… でもね、見るヒトによっては相当に新鮮なことだろうし、そして何より、これを見ることによって「そこから何かを考え始める」ってヒトが居るはずなんだよね。
 
道具はどこまで行っても道具だかんね。
多くのヒトの目に触れて、想像力を喚起することからだ。

月末に東京ビッグサイトで会いましょう。
 
 

セミナー報告のページ

2008年05月18日 | □アキハバラへようこそ
 
素早く!…という表現までには至りませんが
先日行いました3D-GANセミナーの報告ページをアップしました →コチラ
 
当日参加出来なかった皆さまの参考になれば幸いです。
ただ、こういった形で無制限に情報を公開するのも最初の間だけにしますね。
意味のある情報は、会員さんのためのモノだからです。
そのうち会員さんだけしか入れないよう、ログインIDとPWDを付けようと思っています。
これは、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の趣旨に賛同いただいて、会費をご負担いただいている会員さんに対する一つの誠実さですので、ご容赦ください。
 
セミナーですが、「コンテンツ」×「モノづくり」が3D-GAN最大のテーマなので、今後もコンテンツ系のお話や流通、商品企画…といった話題は必ず盛り込むことにいたします。
 
が、とは言え3DのCADやらCGやらそのデータを活用する「技術」について、関心無いよ、ということではありません。それは全くの誤解。
ここのところ誤解されそうなんですけどね、ワタシは常に技術に興味があるよ。この狭い業界の中でも営業の出身者は多いでしょうけれど、ワタシくらい技術に興味関心がある人はそうは居ない…という自負がある。ホントに。
 
いつの、どのタイミングにおいても技術が大事じゃない時なんて無い、と思ってます。
 
ただ、フツーのこの業界の営業出身者や、技術者とは大きく違ってることがある。
 
それは、
「この業界の人以外にも、この技術を語る言葉を持ちたい」
と願い、意識して工夫もし、そして実践していることです。
 
これにはすごく自信がある。
そこについての意義や価値に共感を得られないとしても、その努力と技術には自信があるよ。
 
と、いうことで、「来る来る」と言っていた新しい機材が近く(たぶん21日とか22日あたり…)事務局に届きます。
 
これはこれで、
「3D関係の人でなくても共感できる技術」
を端的に表している機材なんですよね。
 
この機材を使って、世界で一番安価なサービスを提供するつもりです。
もちろん3D-GANの会員さん、特にW.G.G.の構成員は優遇をいたします。
 
技術は、それ単体で存在してもあまり意味がないと思う。
それを使って何をするか?が重要で、あるタイミングから、それがより多くの人に知られ、活用されないと技術の価値自体が怪しいものになってしまう。
 
「多くの人が思いもよらなかったこと」

で、且つ

「多くの人が共感できること」

この二つを満たす技術は、きっと違う未来をつくることだろうな。
どちらかが欠けても、それはダメだと思う。
 
これは、世の中の技術だけでなく、自分の事の理想でもある。
「思いもよらなかった事だけど、共感されること」
そんな話が出来たら…いいなぁ、と思う。
後から、何か付け足す側には回りたくないな。最初に、言いたい。

ということで、乞うご期待。
…あ、ワタシにじゃなくって(笑)、機材にね。

 


「3D-GANセミナー2008“Cool Japan×3D”」 終了

2008年05月12日 | □アキハバラへようこそ
 
先週の9日の金曜日
「3D-GANセミナー2008“Cool Japan×3D”」40名様ほどにご来場いただき、楽しく有意義に終了しました。
ご講演いただきました皆さまと、ご来場いただきました皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。もし参加者の中でこのブログをお読みの方がいらっしゃいましたら、感想などのコメントを寄せていただければ幸いです。
 
お集り頂いた皆さまの人数の評価は、独断と偏見によるものではありますけれども、只今現在の会の広報能力や専門性を考えると、割と多い…と考えています。こういったセミナーに実際にお越しいただけるのは、「行きたいな」と思っていただいた人の約30からせいぜい50%だと理解するのが正しいでしょう。
つまり、潜在的な数は1.5~2倍近くになるはずです。それは、会の存在を知り、このイベントの開催を知った人たちがその数ですから、広報力や口コミが機能することでさらに多くなって行くことでしょう。実際、今回お集りの顔ぶれも新規にお越しいただいている方が結構多く、リピーターの皆さまと合わせて活気がありました。
今後、さらに多くの皆さまからご賛同をいただけるよう、一層の努力をして参ります。
 
講演内容とその様子、配布資料については
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」のURLにて近日中に公開させていただきますので、ご覧ください。
ただ、無制限に公開するのは最初の間だけにします。やはり、コストを負担していただいて会員となっている皆さまの事を考えますと、会員にならなければアクセス出来ない情報があるのは当然だと思うからです。仕組みもありますので、これは準備出来次第そうして行く、ということにいたします。
 
会員さんは、トクしますよ。だから、会員になってください。
という当然のお話をして行きます。
 
さて。総括というか所感と申しますか。
 
まず、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の基本コンセプトであるところの

「コンテンツ」×「ものづくり」の融合…
そのキィとなるのが「3Dの形状データを使う」ということ…
 
ここについては、予想よりも早いペースで多くの共感を得ることができて来ているように思います。嬉しい限りです。

何度も書いて来ましたが、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」はある種の業界団体を目指しています。しかし普通の業界団体とは異なり、「業界」というものが確立された状態で団体を作るという順番ではなく、「業界意識がない」現状に「業界になろう…」という提言をし、そこから団体にしていくという順番を追っています。ここはやり甲斐と共に難しさも感じています。
 
しかし、
「コンテンツ」×「ものづくり」の融合…
そのキィとなるのが「3Dの形状データを使う」ということ…
という基本コンセプトは、斬新にしてリアリティがあります。下地もあります。足りないのは、世間に広く周知されることだと見ています。ここは、このまま継続して語って行けばいいものでしょう。よし、と。
 
次に、やはり「業界団体」ですから、産業規模を数字で語るためのデータは必要だと思っています。ここは結構難しい。ご存じの方は多くないかと思いますが、3Dツールなどにまつわる市場調査の数字・資料というものは非常に数が少なく且つ精度が心許ないのです。
だから、業界団体なのにその産業規模をリアルな数値で語る…ということが現状困難ではあります。業界団体が無かったから正確な調査機関が無い、とも言えますね。しかし数字で説明が出来ないことには仕方ない。現状で出来るところからやって行こうと思います。ここは課題、と。
 
最後に、会員さんにとってのメリットの充実です。
振興は当然大切で、事務局の設備などを使えるメリットも大切でしょう。ここは、割と早くから手を付けて来ました。このまま続けて拡大させましょう。
しかしそうは言っても、もっと手早く、リーズナブルに商売を作りたいよね…というのももっともな話で、大事なことだと考えています。
もちろん、懇親会等の場でご自身で営業活動をして仕事を作っている人も既に多数いらっしゃいます。それはとても嬉しいことです(懇親会などできちんと営業をしている人には、結構仕事が出てますねー…)。

ただ、そういった活動は会員さん個々人のものであって、会の直接的成果として発表できるものではありません。
だから、会の活動として「会員の仕事の機会拡大」につながるような活動をきちんとやっていく事にします。
これから秋にかけて、ここをやって行きたい、と考えています。
まぁ、その片鱗を9日のセミナーでは発表したのですけどね。 
 
ご参加いただいた方、会員の皆さまには、この情報が得られるようになっています。
お越しにならなかった方、会員でない方々は、当然その情報には遠く、入手出来たとしても相当遅れることになるでしょう。
 
恐らく、こういった情報は今後メディアに出ます(うん、出ますよ)。
メディアに出る時は、会員以外の方々もその情報に接することになります。
しかし、メディアに出た時点で、その情報の価値は薄まり時間的にはかなり遅れています。まぁ、当たり前。
 
そうならないためには、会員になっていただくことです。
 
ということで、次々と手を打って行きます。
会員さんが、キチンと得をするように。

ここから先は、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」のイベントに参加したり、事務局を訪れたりした皆さまにお願いです。

この「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の趣旨に賛同いただきましたならば、是非とも“正式に入会”してください。
また、あらゆる機会において仕事で接する人たちなどに、この会の紹介をしていただき、興味を持っていただくようご紹介ください。
(URLの入会案内ページも、今週アップします)
 
そうすることで会に資金が集まり、会員さん全体の満足度を向上させることが出来、もちろん具体的な事業としての成果を生み出して行くことが出来るようになります。
事務局を大きくしたり、機材をもっと充実させることだって現実的になります。
 
よろしくお願いいたします。
 
今年の後半は、

・大きな将来像を描くこと

・将来像の裏付けとなる数字情報の収集・整理

・会員の皆さまにとってのメリット拡大(ビジネスの機会拡大)

を、ガシガシとやって行くことにいたします。

「いやぁ~数か月でここまで出来ちゃって、嬉しいなぁー」
という満足もありますけどね(そらあるよ、早いじゃん)。
そこに安住することなく、むしろちょっと戒めつつ…
もっと、3D-GANします。

で、同時に。
ワタシが経営している 株式会社ツクルス の社員達が皆さまの所へご連絡する機会もあるかと思います。是非、お付き合いくださいますようお願い申し上げます。

(しかし、土曜はよく寝ました 笑)

3D-GAN事務局は、秋葉原にいつでもあります。
秋葉原でお会いしましょう。

…それには土日、開けたいんですよねーっ!
あぁ土日に事務局開けたいよぉ… RP機なんてバイト君でも十分扱える…
しかしそれには資金が必要… さぁ、会員さん増やすぞー

とまぁ、こういう思考な訳です、ハイ(笑)
健全でしょ? 


残雪かよっ!(休暇の報告です)

2008年05月07日 | □今日は休日
 
皆さま、連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
 
クルスの冒険は、群馬県の結構標高の高い場所にオートバイで行って、キャンプなどしておりました。
 
「へぇーまだ残雪があるねー」
 
なんて無邪気に言いながら、目的地のキャンプ場を目指していたのですが・・・
 
なんか段々寒くなってきたなー…あれ?残雪のある辺りが自分の目の高さに近づいてきた…
 
と思ってたら(それは自分が標高を上げているのだよ)、これだ(笑)
 
乗る人は全く普通の話なんですが、乗らない人には一切分からないこととして、オートバイというのは、ずっと外気にさらされていますから、気温・湿度・匂い(臭い)というものの変化をずっと感じながら走っている訳ですね。これはロマンチックな話ではなく、主には不快な現象としてこちらに向かって来るのだけどね(笑)
 
知ってる?長いトンネルの中って、夏はとても涼しくて、冬はすごく暖かいんだよ。
 
この雪の向こうに目指すキャンプ場があったのですが、さすがに止めた(笑)雪とか気温はものともしないけれど、途中の道にまだ積雪があってとても走れなかったからだね。
 
ま、こんな事はよくあるさ、と思い直して少し標高を下げて別のキャンプ場に行きましたとさ。
 
夕食を作って食べて、酒もいい感じで回って、焚火をしながらチラチラ光るおき火を見て、iPodで音楽聴いて… そんな感じの夜でした。一緒に行った友達が酔って先に寝てしまったから、久しぶりに一人で何時間もそんなことが出来た。
星は見えませんでしたが、夜霧がかかってそれなりにきれいだった。 

色々と考え事をしたのだけどー… 

メーヴェ、要らないな… とか思った(なんだそりゃ)
あのカタチは飛ばないし(笑)バイク、あるし。
 
昔から飛行機乗りが普段地上で使うのは、オートバイだね。クルマじゃない。
『華麗なるヒコーキ野郎』『ロケッティア』『トップガン』…まぁ、命知らずの…的なステレオタイプには持ってこいの小道具としてオートバイがあるのかも知れないけど、運動の性質がとても良く似ているというのは決定的だと思う。
航空自衛隊のイーグルドライバー(F15戦闘機のパイロット)にもバイク乗りは多いよ、という話もどこかで聞いた覚えがある。
 
曲る方向に、機体と一緒になって傾くんだよね。
さぁ曲るぞ!って感じで、機体と一緒に傾くの。飛んでる気がする。
そのせいなのか、「飛ぶ夢」ってあるじゃん?自分の場合、すごく自在でスピードも速いのだけど、高度が取れないのね(笑)。せいぜいがビルくらいまでなんだよな。雲を突き抜けー…って夢は見たことない。夢の中で、これでもう少し高く上がれれば…って嘆いてること、あったもん(笑)
 
ナニ?オートバイは平面上の2軸の動きだろう…って?
ははっ、だから峠が楽しいんだよ。上下の軸が加わる。
傾いて、登りながら、曲る…楽しい。 傾いて、下りながら、曲る…ちょっと怖いけど、克服したらすごく楽しい。
ちなみに、一般的にCADはZ軸とは天井方向ですが、CGソフトではモニターの奥の方向なんだよな。面白いねぇ。

逆にどうだろう?ナウシカが(ナウシカ的な女性キャラクターが)オートバイに乗るのだとしたら…
 
軽くて、コンパクトで、白い…
 
こんな感じかなぁ… →コレ
青い服が、似合いそうだ。
 
とか、考えた。コレを、自転車乗り(左足だけステップに置いて、走り出しながら跨る…って芸当ね、そんなに難しくないよ)とかヒョイと出来る運動神経があって、スタンドを使っての回転とり回し(サイドスタンドにバイクの重量を預けてとり回す技ね、これも軽いバイクなら平気だ)、とかもやれちやって、ウイリーとかジャックナイフも自在にね。それを街中でイタズラっぽく出来てしまえば、尚ナウシカっぽいね。
(運動神経が鈍いナウシカはあり得ないだろ!)

そんな事、考えた。
肩にヘンな小動物を乗せてる必要まではないかな。

さて、また今日から働こう。
 
今週は、セミナーがありますね。
→ コレね 


皆さまにお会いできるのを、楽しみにしています。
秋葉原でお会いしましょう。