3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

3D-GAN推薦図書のご紹介 vol.2

2009年03月31日 | □アキハバラへようこそ

「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局は…

ここ1か月くらいを見ても、
本当に色々な人たちが訪ねてくれるようになりました。
 
広告代理店さん、データDLサービスの会社さん、ネットサービスの会社さん、
技術者派遣の会社さん、出版メディア、電波メディア、試作屋さん…
 
とにかく嬉しいのは、ココの最大のコンセプトである
 
「3D形状データなら、別々だと思っている色々な産業が、具体的に結びついて
新しい事業を創造することが出来るよ」
 
ということが、何となーく、うすーく、でも、ひろーく
理解され始めている…ってことだ。これはもう、日々実感する。
 
よし、もう少し。手を緩めることなく行こう。

で。

3D-GAN推薦図書の第二段だ。

『東京トイボックス』『大東京トイボックス』 うめ

このマンガは、ゲーム製作会社の日々を描いたもので、
 
3D-GANに出入りしているゲーム製作を仕事としているヒトたちに訊いても
 
「…まぁ、こういうことは少しはある…ケド、女性はこんなに居ないよねぇ」
 
ってことらしい(笑)マンガだからね。
 
絵が好き…っていうのも、ある。
 
でも一番気に入っているのは、物体ではないというだけのことで
 
ゲーム製作の現場も、
 
「何かをつくる」

「存在しなかったものを、存在するようにする」
 
という喜びやら苦しみやらが満ちてるんだなぁー… と感じられることだろうな。
 
結局さ、ハリウッド映画なんかを見ていても、

娯楽作品って、恋愛か、戦争か、仕事がテーマだ。
 
まぁ、恋愛については全ての作品に介在してくるけれども。
 
で。実際に武器を取るか、人を殴るかは別にして、
 
ドラマツルギー(舞台装置)として無くてはならないのは、
 
闘争と葛藤、なのは明白だよね。
 
闘争と言うと誤解があるかも知れないけど、
 
『がんばれベアーズ』だって、闘争と葛藤のドラマじゃん。
 
そういう意味での、闘争。
 
どういう闘いを挑むかは別にしても、
 
闘わないと、挑まないと、
 
ドラマになんか、なりゃしない。
 
世の中不景気もあって、“節約さん”が大活躍中だ。
 
それ自体は、なーんも非難する気はない。仕方ないことも多い。
 
でもね、これは忘れないでいただきたい。
 
節約の効果は、明らかだ。(使わなきゃおカネは絶対に残るさ)
 
投資を止めることの弊害は、予測すら付かない。
 
不景気の時に、投資をし続ける主張というのは、そもそも分が悪いものなんだ。
 
だって、節約側の効果に対して、
投資側の効果の証明なんてできっこないんだから。

そういう、そもそも性質の違う行為を並べて論じるのだけは、
 
止めた方がいいと思う。
 
生き残ることは、この上なく大事なことだと思う。
 
それでも、

生きるためにパンを得たいと思う。
パンを得るために生きていては、イカンと思うのだよね。

だって、それじゃあドラマになんねーもの。
 
『東京トイボックス』『大東京トイボックス』

強く、オススメ。
 

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日経エレクトロニクスなどに出ました

2009年03月24日 | □アキハバラへようこそ
 
春っぽくなって来ました。
 
この、暖かくなったり寒さが戻ったりの、正にこの感じこそ
 
春っぽい。
 
子供のころ、なぜか春休みには必ず上野・アメ横・秋葉原…辺りに遊びに来る
 
というイベントがあったせいで、この季節にこのエリアに居るというだけで
 
何というか… 悪い気はしない(笑)いや、ウキウキする。
 
今日はクドクド書かないです。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の広報活動って特にすごく力を入れているわけではないのですが、
 
結構いろいろなメディアで採り上げていただけるようになりました。

写真をご覧ください。
 
ここ2か月位で出版された、我々の活動が紹介されている雑誌です。

・日刊工業新聞社 『機械設計』

・日経BP社 『日経エレクトロニクス』

・電波新聞社 『電子工作』
 
メディア各社の皆さま。関心をお持ちいただきありがとうございます。

…っていうか、ね!ホラ、カタイでしょぉ?
 
すごく真面目な雑誌でしょぉ?(笑)
 
3D-GANに馴染みのある方は全く疑問に思わないと存じますが、
 
世間一般じゃ、
 
「なんでフィギュアとアニメと製造業なんかの話がごちゃ混ぜになってるんだ?」
 
と、思うらしいんですよね(笑)
 
うん、それは「世界の見方」が違うからだ。

ここには、ホビージャパンと日経エレクトロニクスが一つの意識で矛盾なく並ぶ
 
世界の見方が、ある。

「ネタねぇなぁ…」とお嘆きのメディアの皆さま。

ネタ、あります。
 
アキハバラへ、ようこそ。
 
春休みの学生諸君も、秋葉原に来たらUDX4階に立ち寄りたまえ!
 
マナーは要求するけど、遠慮はいらない。
 

スプリューム アワードに応募しよう!

2009年03月20日 | □CAD/CAMな日々
 
朝方までの強風と雨もやんで、東京は春らしい爽やかな祝日になった。
本日も東京ビッグサイトで『東京国際アニメフェア2009』やってます。
明日(21日)までの開催ですから、思い立ったらぜひ会場まで足をお運びください。
入場料も安いし、懐かしい作品から新作、未公開の作品まで出展があって、
外国からの来場社も沢山居て、とにかく「アニメの今」を実感できる
楽しいイベントになってますよ。世代を超えて楽しめるのも、いいね。

「3次元形状を活用する会:3D-GAN」のブースは、「I-07」ですよ。
 
さて。今日は募集のお話だ。
 
「スプリューム」って、知ってる?
ここの社長さんとは、とあるセカンドライフ系(いわゆるメタバースとか仮想空間のネットサービス)のセミナーでお会いしたのだけれど…
 
お会いした最初から、

「セカンドライフって、結局3Dの形状データなんだよね」
「仮想空間を楽しく、充実させるには3Dモデラーの参加が大事なんだよね」
「せっかくの3Dデータなんだから、バーチャル(モニターの中)とリアル(物体)がからむと、もっと楽しめるよね」

という、ワタシの信じる核心部分(本質)で共感し合いまして、
 
「何か協力してやりましょうー」

という事になった。
 
ワタシの知る限りでは、きちんと「3D形状データとそのモデラー」に焦点を当てていて、
3D形状データのアップロードやダウンロードを意識して仮想空間サービスを運営しているのは、世界でもこの「スプリューム」だけだ。
 
つまりね、仮想空間サービスは、3Dモデラーの一般的な参加をもって初めて、その世界が自己増殖を始める… という私の信念にもっとも近い。
 
しかも、「工業デザイン」とか「設計・製造」とか「ゲーム」とか、そういう小さいジャンルで括っておらず、広く「3D形状データ」ってことで世界を考えていらっしゃる。
 
これはーっ!・・・ と思っていたらさ・・・
 
その「スプリューム」さんが『スプリュームアワード』と銘打って、3D形状データのコンテストを本格的に実施するというじゃないですか。
 
これは、宣伝しなきゃー!
ということで、宣伝しますよ(笑)
 
しかも、今回のお題は! みんな大好き(笑)ロボットだ。
 
テーマもね
『生活をもっと楽しく!おもしろロボット』
だもんさ。いいじゃん、これくらいのが。
絶妙なチカラの抜き方… これって、センスだと思いますよ、スバラシイ。
 
特に専門的な知識やエンジニアリング的な話は抜きで、いい。
 
あんなこといいな できたらいいな♪
 
で、いいよ、ってことだよね。 
 
さぁ、3D形状データを作れる人たちよ、まずクリックだ。

↓ココね 
『スプリュームアワード』

募集要項にもありますがー…

“部門賞:あなたの作品を立体造形化!
※ 立体化には3Dプリンターを用います。”
 
ここは、オレらの出番だかんね(笑)お手伝いしますよ。

ぜひ、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の会員さんも応援してください。
 
そりゃあ、最初は応募も少ないでしょうさ。そんなもんだよ。
 
でもね、こうやって世界を変えて行くんだよ、って話だね。
 
『スプリュームアワード』
 
ぜひ、応募しよう!
皆さんの想像力とセンスを見せつけてやってよ(笑)

(でも、割と肩のチカラは抜いていいと思う、締切まで時間も少ないしね。
とにかく出すのが大事だよね)
 
 
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東京国際アニメフェアで、3Dと言えば…

2009年03月19日 | □CAD/CAMな日々
 
クルスの冒険です。
東京、春です。暖かいです。
ここ東京ビッグサイトは海風がさわやかです。

「3次元形状を活用する会:3D-GAN」は、今週
 
『東京国際アニメフェア 2009』に出展していますよ。
 
繰り返しになりますが、
 
今やアニメーションも、メカものや建物などは3D CGをセル画的な色付けにして
動画を作ることが普通のこととなっています。
 
アニメ製作で使われるCGは、ゲームを作る時のCGと全く同じ道具を使っています。
 
で、そういったCGツール… MayaやMax、LightWave といったツールの3Dデータは
 
そのまま製造の対象ともなるのです…
 
って、いういつものお話を会場でお見せしています。
 
何年もやっていますが、
 
最近いよいよ
 
「3Dのデータからモノが作れる」
 
という事が、一般的な情報として知られるようになって来ました。

もっとも、世間一般に、ということではなく、
 
「3D CGのユーザにも知られて来た」と、いうことだけれども。 

(CADの人は知らないと思うけど、世間の人は3Dで設計…なんて、ほとんど知らないからね)

『東京国際アニメフェア2009』は、
 
20日(祝)、21日(土)が一般のお客様向けの日程です。
 
春のお出かけに、東京ビッグサイトはどうでしょう?
 
会場にお越しの際は、ぜひ
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」
 
番号「I-07」のブースにお立ち寄りください。
 

Roland MDX-540 が来ました

2009年03月16日 | □CAD/CAMな日々
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」も事務局開設1年を越え
 
ますます充実して来ました… っていつもそんな話なんですけどね。
 
ちょっと前に書きました、「NCの加工機は置きたいよなぁ…」が

今日、現実になりました。

Roland D.G.様のご協力により、
 
「MDX-540」 が事務局に設置されたのでした。
 
これで、事務局で切削加工も出来るってものだ。
 
今年は、切削加工に馴染みのない人も、MDX-20とか40をお持ちの人も対象に
 
切削加工のセミナーなどやろう、と考えています。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」会員さんには、お貸出しもしますので、
 
ここに来て使ってみてください。

随分と積層は見せて来ましたから、そろそろネタも欲しかったしね(笑)
 
会員の皆さんは、この機械を是非歓迎してください。
 

さて、話は変わって。

「3次元形状を活用する会:3D-GAN」は…

今週18日(水)から東京ビッグサイトで開催される 
 
『東京国際アニメフェア 2009』にも出展しています。
 
出展番号は 「I-07」 です。
 
いつものとおり、3Dプリンター(立体プリンター)を持ちこんで
 
「ゲームやアニメの3D形状データがあれば、それは物体として作れるよ」
 
というメッセージをお伝えします。
 
加えて…

『東京国際アニメフェア 2009』って最初はそもそも一般向けの
イベントではなくってですね、

海外から来る、

○コンテンツ・バイヤー
○映像配給会社
○出版社

など向けに、
 
「日本の素晴らしい作品を紹介して買ってもらおうー」
 
という展示会なんですよね。
これは現在もそういった日程が組まれていて、最初の2日間はビジネスデー
として、後半の一般(20日、21日)とは分けられてます。

そんな場所だからさ、ウチらもやろうよ…
 
ということで
 
「オリジナルのキャラクターからフィギュア原型を作っている人たちの作品を紹介して、この機会に内外のお客様に紹介しよう」
 
ということも、やります。
 
ホントです。まだ数は少ないんですが、何人か主旨に賛同してくださった原型師さんが居て、その方々の作品を展示します。
 
「このキャラクター、イイじゃん。絵だけじゃなくてフィギュアもあるじゃん」
 
という人に売り込もう、というわけだ。
 
春だし、新しい試みも良いだろう。
 
『東京国際アニメフェア 2009』にお越しの皆さま、ぜひ
 
「I-07」ブースにお立ち寄りください。
 
18日から、東京ビッグサイトでお会いしましょう。
 
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立体出力サービス…世界が変わろうとしている

2009年03月14日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
*以下の文章に出てくる「RP機、RP機械」とは、「3Dプリンター」「3次元プリンター」「立体プリンター」などと全く同義語です。


クルスの冒険です。
 
このブログを始めたのが2005年7月…
 
あれから4年近くになる。結構書いてるなぁ…
 
ずっとずっと同じことを書いて来ていますけど、ワタシの目的は
 
3Dモデリングという行為をもっと一般的にして
 
3Dモデリングをする人口を、今よりずっと増やすことにある。
 
そうすることで、私たちの国に「製造するポテンシャルを持つ人たち」

を増やすこと… これに尽きる。
 
3Dモデリングという行為は、そのままイコール「製造するポテンシャルを持つ」
 
ことになるからだ。

そうすることで、最終的には、自分の専門分野の市場規模を大きくしたい。
 
何とか未来の市場状況を変えて行きたい。これが目的。
 
この目的を達するにはいくつかの方法と道筋があって、
 
その一つが、世に言うRPの機械の存在を、すでに3D CGを使っている人達に認知してもらい、普及させること。
 
それはなぜか?

うん、簡単。3Dモデリングという行為は、CADもCGも、始めるにはとてもハードルが高い。
 
要するに簡単な行為ではない、んだね。
 
だから、全くモデリングをした事がない人を招き入れるよりも、
 
すでにモデリングをしている人達に自分の「製造ポテンシャル」に気付いてもらう方がずっと早くて簡単だからだ。

CGのモデラーを市場にくっ付けることで、まずは一回り大きな市場にしたい、ということ。
 
3Dモデリング、という行為をCADとCGで区別しない、ということだね。
 
それは、意味がないから。
 
意味がないだけでなく、この3Dモデリングというとても重要なスキルを
 
ざわざわ「映像・ゲーム」と「製造」という別のジャンルに分断してしまう
 
邪魔な概念でしかないから、だ。

以前までは、3D CGを日常的に使っていながら、そのデータが「物体」として作れることを知らなかった人達が本当に沢山居た。今でもまだ結構居るだろう。
 
でも、「3D CGデータがあれば、そこからモノが作れる」
 
ということは随分と知られるようになって来たんじゃないだろうか?
 
あまり大声では言わないけれど、この状況の変化には
 
ワタシはかなり貢献しているだろう、と自負している。
 
密やかに、でもしっかりと胸を張っている(笑)
  
実際は、RPの機械というのは、そのほとんどが製造業の試作用に導入されている。
 
「映像・ゲーム」などの3D CGモデリング人口には、門戸が開かれない場所にあったと言っていい。
 
ところが現在の景気状況を受けて、素晴らしいRP機(素晴しい性能を誇るが、高価な機械)を持っている会社さんにも、色々と変化が起きてきた。
 
要するに…
 
「クルマのメーカーが試作の仕事を出してくれない… せっかく入れたRP機の稼働率がどんどん落ちている… どうせ稼働しないんだから、別にクルマ用の試作でなくても、何を作る仕事だっていいじゃないか!」
 
そう考え始めたらしいんだな。
 
不況も悪いことばかりじゃあ、ないね(あー悪いことの方が多いけどさ)
 
これは色々なRPの機種も持っている会社さんが、何社もそれに気づきだしていると思う。

この流れを作る中で気を付けて来たのは…

「試作業」と「立体出力サービス」は違う、ということだ。
 
「試作業」の場合には、納品する試作品の価値が全てだ。
その価値に見合うのであれば、あらゆる道具を駆使する業務だと思う。
道具に縛られる必要は無いけど、納品する試作品に全責任を負う、ということになる。
 
「立体出力サービス」は、極論すれば納品物の出来に責任は負わない。
むしろ負うべきではないと思う。要するに紙における「コピーセンター」や「出力センター」だから、預かるデータの修正もしないし、品質も持っている機械の性能以上のことを約束するものでもない。
その代わり、リーズナブルな価格で提供されるべきだろう。
 
ワタシがやって来たのは、RP機を「工業製品の試作の道具」から、「プリンター」として扱う行為そのものだ。

今、この流れには加速度が付いて来ているように、思う。
 
サラっと言っておくけど、「新しい、素晴しい機械」を使って、今までよりもグレードアップした立体出力サービスを始めることになると思う。
 
出力する機械にバリエーションが出来るのは、とても良いことだ。
 
主には試作業の道具としてRP機を所有している会社さん。
 
是非、当社を、そして「3次元形状を活用する会:3D-GAN」をお訪ねいただきたい。
 
こんなご時世だし、せっかくの機械を3D CGユーザにも使わせてやって欲しい。
 
何も難しいことなんか、ない。
 
ちょっと頭を切り替えるだけのことです。

…………
 
最後の最後、本当に最終的に、アナタは何を望むの?
 
と訊かれたら…
 
ワタシは、3D形状データにおける
 
「Adbe になりたい」
 
そう回答するだろう。
 
ダッソーにもPTCにもUGにも、AutodeskにもSolid Worksにもなりたくない。
 
3Dジオメトリにおける、Adbeになりたい。

新しく3Dモデラーのソフトを開発してもいいし、
 
今あるCADやCAMの会社を買収して、大改革しても面白そうだ。

悲観的に見ても5年くらい、場合によっては2年で何らかの結果が出るだろう。
 
ヒトは、PCを手にして

・文字情報
・画像
・映像
・音声

のファイルを大量に作り出した。これらのファイルは今、この瞬間も大量に作り出されている。
 
だけど、今あるファイルの種類はここ10年ほど増えてはいない。
  
次に「PCを使う=ファイルを作る」ことをやらせるなら、
 
3D形状データが筆頭だし、この席はまだ空いている。

既存のCADやCGの会社には、これは出来ないだろうな。

そんなワタシに「投資をしたい」「やらせてみたい」と思われる方がいらしたら、 
是非、お声掛けください。 
 
こんな事を本気で言っているのは、多分日本ではワタシくらいのものでしょう。
 
こんな、バカな(そして素敵な)事を本気で言っているのは。
 

3D-GAN推薦図書のご紹介 vol.1

2009年03月03日 | □アキハバラへようこそ
  
今日、ここ「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局は、

このイベントの会場にもなっていました。
 
このイベントのレポート何かは、また別の機会に書きますね。
 
『UPXDRAGONBALL EVOLUTION @AKIBA』
 
さて。

昔…『君はギターの弦を切ったことがあるか』ってのがありましたが、
(ちなみにワタシはこのミュージシャンは全く好きではない…)

「君はボルトをねじ切ったことがあるか?」
 
ヒトは大抵の場合、ゼロから何か作る前にすでに眼の前にある何かを
 
直したり、手を加えたりする。
 
修理とか改造、バラすって行為は、作ることへの入口なんだな。
 
とにかく何か機械をイジり出すと、必ずといっていいほど遭遇するのが
 
「…あ!…やっちゃった…」
 
そう、ネジを絞めるときにトルクをかけ過ぎてねじ切ってしまう、という失敗だ。
 
これは、仮止めのまま本締めをしないで過ごしてしまう失敗と同じように
 
とにかく一度はやっちまう。
 
あの、
 
ク…クク・ググ…グ…グ… ヌルっ…(!?!?!?…)
 
というイヤぁ~な感触は、脳というよりも手先がずっとずっと覚えてる。
 
対象としている機械が高価であればあるほど、その落胆と後悔と自己嫌悪は大きく、
 
それをリカバリーしようとする思考と、後悔とが一緒に頭の中をグルグルと回る
 
とても不快な記憶として強く刻まれてる。
 
金属加工の第一歩って、もしかするとねじ切ったネジをリカバーする行為なんじゃなかろうか?(笑)
 
自分の場合は、そうだった気がする。
 
忘れもしない、MGC製の金属モデルガン、M-16のストックのネジが最初だった。

自分の持ち物としてはとてもとても高価で、宝物のように大事にしていたモノだけに、
 
あれは落ち込んだ。もちろん、色々な手を尽くして後日リカバーしたのだけれど、
 
リカバーした時の晴れやかな気持は意外と覚えてなくて、
 
大きな落胆と後悔と自己嫌悪だけが、ボルトをねじ切る感触と共に今もある。
 
その後もバイクやら何やらで何度か…
 
思い出したくもない(笑)
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」には、出入りしている人達が置いている色々な本やマンガがあります。
 
その中から、「3D-GAN推薦図書(笑)」と銘打って、ちょっと紹介して行きますね。
 
その第一回は、

『ナッちゃん』 たなかじゅん著

だ。

すっごく乱暴に言っちゃうと、
 
モノづくり分野における、『美味しんぼ』とか『おせん』だねぇ(乱暴すぎ)。
(美味しんぼは好きじゃ無いけど、おせんは大好き)
 
書評みたいなことは書きません。面倒だから(笑)
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の事務局に来た人は、空いた時間に読んでみていただきたい。
 
もちろん、今日書いた「ボルトをねじ切った」話と無縁ではないですよ。
 
「3D-GAN推薦図書(笑)」には、意外と稀少な本もあったりするので
 
貸出しはいたしません。
 
来て、ここで読んでみてください。

きっと、ここ「3次元形状を活用する会:3D-GAN」に集まる人たちが

バラバラのようでいて、その実すごく統一感のある意識を持っている
ことが、お分かりいただけるでしょう。
 
 
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歓迎 Roland D.G.様

2009年03月03日 | □CAD/CAMな日々

ブログの更新をサボっていたのは…
 
カメラを修理に出していたからだとは、誰も知るまい(笑)
 
今日、銀座のリコーさんから修理されて帰ってきましたから
 
早速更新しよう。
 
フィルムの頃からリコーのGRを使って来ましたが、
 
GRにデジタルが出るなりデジタルもGRにしました。
 
特にハードウェアに思い入れは無いタイプなんですが、
 
これは割と気に入っている機械です。

さて、写真は今週の「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局入口付近…
 
今月16日に、Roland D.G.製の小型NC加工機と3Dスキャナが設置されることになり
 
歓迎の意を表してカタログを貼っております。
 
つまり、ハシャいでるのね(笑)大歓迎です。

Roland D.G.様、誠にありがとうございます。心より歓迎申し上げます。
 
「3Dデータからモノをつくるよ」という話を具体的にお見せするには、
 
規模の大小、精度の高低、数量の多少…などの要素はさて置いて
 
その流れ、「全体のプロセス」を理解してもらうために
 
○ 3Dモデリングのソフト(CG、CAD)
○ CAMソフト
○ NC加工機
○ RP造形機(3D・立体プリンタ)
○ 3Dスキャナ

は、揃そろえたかった… これは、どうしても揃えたかった。

そして現在…

○ FreeForm
○ SRP Player/SRP Player Pro
○ Roland D.G. MDX-540
○ Dimension/ZPrinter 450
○ Roland D.G.LPX

さらに!

○ CAD Doctor
○ Magics

まで揃ってるんですから!なんと理想的な設備になったことよ…
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」会員企業さんのお陰です
 
大変感謝しています。心から、そのご恩に報いたいと思っています。
 
こういった機材は、置いておいても、飾ってあっても
 
何も意味がない。
 
使われて、使っているところを多くの人に見られて、
 
こういった道具の本質を説明出来るヒトが常に居て、
 
初めて触れるヒトに教えてあげられることが、こういった場には必要だ。
 
そして、肝心な
 
「3D形状データ」をつくる人たちが集まらないと
 
何の意味もない。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」には
 
全部が、ある。
 
本当に本当に、全部が、ある。
 
しかも、CADとか設計とか加工…という文脈だけではなく、
 
ジュエリーも、建築も、ゲームも、映像・画像も、ネットサービスも…
 
全部包み込んだ、本当の豊かな環境が出来上がりつつある。

色々大変なこともあるけどさ、
 
お楽しみは、これからだ。
 
こういった機材を、気軽に使えて、
 
来れば大抵は使い方を教えてくれる人が居るよ…
 
というだけで、それだけで、
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」に入会する価値は
 
絶対にありますよ。
 
強く、おすすめします。
 
入会してください。大歓迎です。

一緒に、新しい時代を目の当たりにしましょう。


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