ワタシ: 今さらだけどさー
友 人: なに?
ワタシ: マクロスあるじゃん?
友 人: はいはい、フロンティア。短いなー、と思ってたら映画やるんだよね。
ワタシ: そう。んでさー…やっぱ音楽じゃん
友 人: 菅野さんなんでしょ?
ワタシ: そう。
友 人: もうなんつーか、大御所?任せて安心、みたいな。
ワタシ: そうそう。もうね、コンンポーザーとして凄いよね。
友 人: そうねぇ。ビバップ聴いて以来、あー凄い引出しの数だわな、と。
ワタシ: いい意味で期待を裏切ってくれたり
友 人: な。
ワタシ: もぅね、あの人はオーダーどおりの曲を作れるって感じだよね。
友 人: あー…。こんな感じ、って言われたらそのとおりって、やつね。
ワタシ: ある意味職人。類型化のさらに先を行ってるというか。
友 人: それ。もうほら、マクロスってアイドルじゃん?
ワタシ: だねぇ…
友 人: シェリルとランカ
ワタシ: (コクリ)
友 人: あれさぁー 笑わなかった?
ワタシ: なにが?
友 人:
ぎんがの! はちぇまれ!
ワタシ:(爆)んだお?それ?
友 人: いや、舌っ足らずの…
ワタシ: あー、星間飛行ね(笑)はいはい。
友人: …っていうの?アイドルっぽいの
ワタシ: そう。なんか80年代っぽいのにしたんだって
友 人: だよねぇ!あれ、そうだよねぇ!
ワタシ: 作詞、松本隆だし
友 人: マジで?凝り過ぎだろ!(笑)なんつーか、世代すぐる~! あーそれでか!雰囲気あるもん。
ワタシ: オレら狙い撃ちされてるよね
友 人: まったく。コーラスとかさぁ!
ワタシ: トゥル トゥル ティーヤ~♪ ね(笑)
友 人: それ!恥ずかしくなって来ちゃってさぁー
ワタシ: いくつん時だっけ?高校?
友 人: 何?映画?「愛・おぼえて」?
ワタシ: そう
友 人: 多分ねー… 中三とか高一
ワタシ: あー…そうかもね。
友 人: あれさぁー…オレらの世代で、何かの流れで特攻しなきゃならない時が来るとするじゃん?
ワタシ:(笑)なにそれ?いつ来るんだよ?そんなの
友 人: いや、だから、例えば、さ。特攻
ワタシ: なんだよ?例えば特攻って?どんだけ乱暴な例え?(笑)
友 人: まぁいいじゃん、特攻
ワタシ: はいはい、特攻ね
友 人: あの歌かけたら、行けそうな気がすんだよね
ワタシ: バッ!…カじゃねーの! …あーでも、そんな気もするね(笑)
友 人: でしょお?さすがに「海ゆかば」じゃないだろがよ?
ワタシ: 相変わらずそういう例え好きだね、普通ついてけないぜ。
友 人: 何だかんだ言って、オレらもあの頃のことから離れられてないよね。
ワタシ: うん。ヒトの脳みそはハードディスクのようでいて、そうじゃないかんね。
友 人: なにソレ?
ワタシ: 書き換えができるようだけど、実際は多くの部分が書き換え不能で、フォーマットすることは出来ないのよ
友 人: 攻殻?
ワタシ: 攻殻でも電脳化した後にそういう描かれ方したよね。タバコは吸う、メシは食う、とかで。
友 人:あー、はいはい。
ワタシ: まぁ実際、ヒトは19歳までに好きだったものを一生嫌いにはなれないんだろね。ずっと囚われて生きてくんだ。
友 人: そうかもねー…
ワタシ: そういう嗜好にずっと従順なヒトたちを、オタクと呼ぶんでしょ?
友 人: あぁ昔のオタクね。今はどうかなー?
ワタシ: そだね…
友 人: で、あの歌ってさ。音もさー、当時っぽいじゃん
ワタシ: あーそれはないね。間違ってるよ
友 人: そぅお?
ワタシ: うん。今、当時の曲聴いてみ。恥ずかしいくらい音スカスカだから
友 人: あー…そっかもね。今みたいにかぶせてないよね
ワタシ: うん、とにかく音の情報量がすごい多いんだよ、今のポップスは。
友 人: でも何か、懐かしいよなぁ
ワタシ: 当時風と思わせるのは技術だよね…でも当時のままだと、今は聴くに耐えないから色々やってる… あれってさぁ、パープル入ってるじゃん?
友 人: あ?俺も思った。リフでしょ?
ワタシ: うん。モロ狙われてて、笑った
友 人: だよねぇ 確信犯だよねぇ
ワタシ: …とか言って、分析して楽しむのも多分にフリッパーズギター的な楽しみだけどね(笑)
友 人: あったあった、あったねぇ、そういう楽しみ方ね
ワタシ: 引用がさ、マイナーな所からなら探す楽しみがあったんだよね
友 人: まぁね
ワタシ: ところがさー…B'zとかさぁー 奥田民生あたりから探す必要がないんだもん。ビートルズとかツェッペリンはねぇべ、と。そっからかよ、と。
友 人: あーそれはあるよね。っていうか、聴いてる客がツェッペリン知らないようになってたからでしょ
ワタシ: そうそう。で、昔は元ネタ知ってると一段上、的なね。
友 人: マセた楽しみ方してたねぇ
ワタシ: 俺はもっと早いよ。渋谷陽一のFMからだったもん
友 人: 何それ?
ワタシ: 昔ね、年に1回くらい著作権料よこせリクエスト特集ってあったの。82年くらい
友 人: へー 今そんなのやったら…いや、やれねぇよな(笑)
ワタシ: うん
友 人: あそっか。パクリは罪、的な?いい時代だったんだ
ワタシ: まぁ、いつでも罪だけど… 問題は愛情だよねぇ。愛故に許せるか、と
友 人: まぁね。全然なし、ってのはあり得ないからね
ワタシ: 文化は何でもそうだよ
友人: だねぇ… で、あれだもん
ワタシ: なに?
友 人: あれ。 キラッ☆ って(爆)あれはーねぇって!おっかしーよ
ワタシ: ・・・・・・・
友 人: あんなの当時だって無かったって!
ワタシ: ・・・・・・・
友 人: なぁ? …あれ?どうしたの?
ワタシ: …あれは、いいだろ(ボソッ)
友 人: …なに? …え? す…好きなの?
ワタシ: ・・・・・・(コクリ)
友 人: あー… ねー… ランカちゃんねー…
ワタシ: ・・・・・・・
友 人: …か…カワイイよね、…ランカちゃん…
ワタシ: うん…
友 人: う、うん。カワイイカワイイ。
ワタシ: ・・・・・・(コクリ)
(いつもいつも「3次元!」でもねぇだろ、と思いましてね…笑ってゆるして)
今日から3D-GAN事務局の受付にはランカ・リーが、キラッ☆と居てくれてます(笑)。
とうとう超時空シンデレラ様が事務局にっ!(笑)
フツーの高校生、鶴屋さんは後輩たちの元に移動しました。