3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

CADdoctor(キャド ドクター)ですよ

2009年12月01日 | □CAD/CAMな日々
昼休みです。
 
えー… 前々回書きました…
 
「STLをIGESに変換するには(from stl to igs/iges)」
 
のトピックに、いくつか問い合わせをいただきましたので、
 
触れておきますね。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局に設置してありますのは
 
『CADdoctor』というソフトウェアです。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」会員企業でもある
 
株式会社エリジオンさんのご厚意により、設置させていただいております。
 
F1のですね、「ルノーF1チーム」でも開発の屋台骨を支えている優れモノのソフトですよ。

F1って、厳密には毎週違うクルマを走らせているようなもので。
 
前回のレースで見つかった問題は、翌週のレースに間に合うように改良をする…
 
というくらいの激烈なペースで、開発がずっと続くわけです。
 
クルマというのは、数多くの部品メーカーから来る部品で成り立っていますから、
 
その中には、設計に使う3D形状データがそのままでは使えない…という問題もあるわけです。
 
そこで、非常に高精度なデータを正確に変換する…必要があるんですね。
 
エンジンやタイヤのように、正面にババンと出ては来ないけれども、
 
ある意味、巨額の予算を注ぎ込むプロジェクトの成否を握っている重要な技術要素です。これ、大事。
  
で…

F1のチームも使うけど、フィギュア作りにも使われている…というね(笑)
  
これが、3D-GANっぽいところですね。
 
実際… 
 
「このソフトはクルマ用なんですか?」
 
とか、質問される人いますけど…あんまり意味無いですからね。
 
データは、データです。
 
本当のハナシですが、データとして見るならば、
 
本物のクルマのデータも、ミニカーのデータも、本質的には同じですからね。
 
極端な話、ね。
 
でも、本当のことですよ。
 
家しか設計して来なかった人よりも、散々ミニカーをモデリングして来た人の方が、
 
確実に自動車メーカーの業務には、適していると思います。
 
ということで、
 
ちょっと『CADdoctor』触ってみたい、試してみたい!
 
という方は、お気軽に秋葉原へ! 
 

最新の画像もっと見る