3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

3Dプリンタ 出力サービスが、選べる!

2010年01月07日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
 
ツクルスの「3Dプリンタ出力サービス」は、3Dプリンタの機種が選べます!!
  
・Dimension BST(ABS)
・Z Printer 450(色つき)
・EOSINT P385(最上級レーザー焼結)
・PERFACTORY(ツルツル)
 
はい、クルスの冒険です。

株式会社ツクルスのホムペを新しくしました。
 
ちょっと賑やかデザインから、少し落ち着いた感じに変えました。
 
Webも自分達でやってますから、…ご愛敬、な部分も少なくないですけどね(汗)
   
内容は大きく変えてはいませんが、実績も少し触れておこうかな、と思って追加しています。
  
特に3Dプリンタ機械本体の販売について、自信がございます。
  
様々な機種の特徴と違いについて深く理解して、
  
「偏りなく」機種選びをお手伝い出来る会社は、他にそうはないでしょう。

普通に特定機種の営業マンと会うと、どうしてもその機種の話に終始しがちです。

それは営業のお仕事なので、極めて普通のことです。
 
でも一番最初、検討の初期の段階では、出来る限り普遍的な情報に触れたいですよね。
 
そういったときに、とてもお役に立てると思います。
 
肝心の「3D形状データ」についても、その知識に自信があります。
 
CADもCGも、そのどちらにも詳しい会社は、まずありません。当社の自慢です。
 
これって実は、世界でも珍しいことだと思います。
 
それくらいCGとCADの市場はバッキリと分かれているのですが、
 
その意味はあまり無い、というのがワタシの持論なのです。
  
3Dプリンタのご購入について是非ご相談ください。どんなご相談でも歓迎です。
 
このように・・・
 
各機種で出力したサンプルも、揃っています。やっぱり、比べたいですよね?
 


これら「同じデータから違う機種で出力したサンプル」は、秋葉原UDXの事務所で
 
実際に触って、比較していただけます。
 
 
加えまして。

ここのところ定着した感のある「3Dプリンタの立体出力サービス」
 
これは確認のしようが無いのですが…
 
「立体出力サービス」という表現をしたのは、私たちが前職のリアルファクトリーにあった時
 
名づけたのが最初かと思います。
 
もう3年以上前になりますかね… 元祖です、たぶん。(だからどうこうって話ではないですが)
 
「試作」とは明確に分ける概念が必要… ということでこのネーミングにしました。

ことあるごとに申しておりますが、私どもは「試作業」ではありません。
 
「立体出力業」でございます。
 
ツクルスの「3Dプリンタ出力サービス」は、3Dプリンタの機種が選べます!!
  
・Dimension BST(ABS)
・Z Printer 450(色つき)
・EOSINT P385(最上級レーザー焼結)
・PERFACTORY(ツルツル)
 
只今この4機種。
 
最近では、1つの3Dデータをお送りいただき…
 
「この機種で出力した場合と、この機種で出力した場合、見積を2つください」
 
というご依頼も増えてきました。
 
何だって選べる方が良いに決まってますからね。
 
遠慮なく複数機種での見積をご依頼ください。
  
メディアなどで「3Dプリンタ」がとり上げられる事が増えて来たせいもあるのか
 
このブログを初めて見つけていただく“検索ワード”も
 
「3Dプリンタ・出力サービス」が、常にトップの状況。
 
ありがたいことです。

市場で、まずは「サービス」が求められている証拠だと考えています。
 
(当然、次は機械本体の購入… となるわけですが)

今年はー… 出力サービスの機種をもう一つ増やしたいなぁー…
 
なんて、考えていますよ。お楽しみに。

3Dプリンタの「出力サービス」「機械の購入」
 
どちらも、皆さまからのご相談をお待ちしております。
 
株式会社ツクルスはお客様にご満足いただくため、いろいろやっております。
 

立体出力サービス 選べます。

2009年08月25日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
クルスの冒険です。
 
3D CGツールを使ってきた人が、自分のデータを初めて立体出力した瞬間…
  
恐らく、コレに立ち会った回数は世界で一番多いんじゃなかろうか?ワタシ。
 
かれこれ3年?4年?くらい前からか、何度となくその場で見てきました。
 
今日もココ3D-GAN事務局で、2件立ち会いましたよ。何度見ても、いいもんだなぁー…
 
とにかく皆さん、一様に楽しそう。これは、やってみなけりゃ分からない。
 
今までPCの画面の中だけの存在だった自分のデータが、こうしてモノとして手に取れる…
 
単純に、楽しいものです。これはきっと、誰だって楽しい。
 
今日は、先日始めた「最上級!レーザー焼結立体出力サービス」のお客様だったものだから、
 
こっちも余計にワクテカでした(笑)
 
とある世界的な版権モノだったので、写真で詳しくご覧に入れられませんがなかなか良いデキでしたよ。

写真のように、パウダー(固まる前の材料です)に埋まったまま届く自分のカタチを
掘り出す作業も、なんだか楽しい。
 
これがクライアントさんとの監修作業に役立つんだろうな…
 
と思いつつ、見送りました。
 
株式会社 ツクルスの立体出力サービスは、現在選べる3種類!
 
・ABS立体出力サービス
・色付き立体出力サービス
・最上級!レーザー焼結立体出力サービス

それぞれの機械と材料の特徴に合わせて、選べます。
 
そして只今、4つ目のサービス…
 
・表面ツルツル立体出力サービス(仮)
 
と銘打って、PERFACTORYのサービスも準備中です。

この記事と、同じ機種ですね →コレ
 
作れるサイズは小さいのですが、アクセサリー・ジュエリー・フィギュアなど、
 
出力物がそのまま原型になる… という性質のモノに欠かせない表面の平滑さ(平らでツルツル、段差が少ない)
がウリの機種です。
 
アクセサリー・ジュエリーの分野では、これを原型にしてロストワックスで金属に置き換えることも出来る。

(あ、そういうサービスも結構リーズナブルな値段でありますから今度紹介しましょう)
 
こうして、ワタシたちはまた次のフェーズに移行して行きます。どんどんと。
 
もう、「立体で出力できるよ!」という事の次の次へ、目を向けて行ってます。

でもそれは、入口に返ってくる話なんだけれども。。。
 
まだまだ、この3D CGからの立体出力サービスっていうのは、一般化して行くはずだ。
 
ってことで、今後のサービスの充実にもご期待ください。
 

あ… ブログの引っ越しは挫折してますけれども(笑)
 
株式会社 ツクルスのホームーページは、リニューアル作業中… なんだそうです。
 
ほほぅ…
 

立体出力サービスにEOS社製 EOSINT導入!

2009年07月31日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
『CG WORLD』7月29日(水)発売の2009年9月号(vol.133)の特集が「CGと立体造形」
だったこともあり、今週はブログのアクセスも増量中…
 
ありがたい限りです。
 
何しろ世間一般では、たとえそれが3D CGのモデリングをしている人の間であっても
 
「3D形状データから物体が作られている」という事実をご存知ない方も多かった。
 
これ、先進的でも何でもないですから。
10年以上前から、クルマも家電も3D形状データで設計・製造してますから。
(設計に使うのは、CADって呼びますね、まぁCGの一種です)
 
さらに、今までは「3D形状データ」と「モノをつくる」ということの相関関係ってものが
ほとんど世間一般には知られていなかった訳だから。

それを思うと、ずいぶんと変わって来た。手をゆるめることなく、伝えて行こうと思う。
 
こういう新しいことが知られる時って、「思い込み」や「偏見」「誤解」なんかとセットになって
広まっていくものだ。
 
だから、このブログでは時折基本に立ち返るような話もして行くつもりです。
 
もうすでに、いくつかの誤解も聞いた。

<誤解ですよ>
・3D CGのデータは、3Dプリンタ(=RP機)でないと物体にできない

そんなことないです。
例えるなら… Adbe イラストレータのデータは、インクジェトじゃないとプリント出来ない…
ということはないでしょ?レーザーや他の印刷機でも印刷できますよね?
プリンタのメーカーが違っても、印刷方式が違っても、同じファイルから印刷できますよね。

それと同じでして。3D CGのデータも、3Dプリンタ(=RP機)という加工方式以外でも
そのまま加工の対象になるものです。同じデータはNC加工機でも使えます。
 
その意味で、『CG WORLD』にNCも掲載されていたのは、良かった。
 
もう、徹底的に「Adbeのファイル」と「紙のプリンタ」の関係と同じなんですね。
 
で。(いつもながら前置きが長いよ…)
 
すでにお馴染になりました「3D CGからの立体出力サービス」
 
新機種が加わりました!
 
従来の…

ABS立体出力サービス
色付き立体出力サービス

に加えてもう一つ!
 
最上級!レーザー焼結立体出力サービス
 
が開始です。
 
ナニが最上級か?というとですね・・・ 
他のサービスに比べまして
 
・デカいのが作れる!(30cm×30cm×50cm)
・強度が高い!強い!
・細かい形状も作れる!
 
という特長がありますよ。
強度が無いと細かい形を作った際に壊れてしまったりしますが、この機械は大丈夫。
 
表面の平滑さ(スベスベさ)という点では、ほかにももっと良い機種がありますが、
そういう機種は大きいサイズが出来なかったりします。
 
何度も書いて来てますが、こういった3Dプリンタ(=RP機)には、万能選手はいません。
 
それぞれ特徴と得手・不得手もあって、個性を競い合っております。
 
そういう意味で、選べるってことはとても重要だと思う訳です。
 
ぜひ、チェックしてみてください!
 
秋葉原UDX4階では、このサービスの出力サンプルを差し上げています。
後加工や塗装などのために、「材料の感じ」が知りたい… という方には
サンプルをお持ち帰りいただいていますので、お気軽にどうぞ!
(数には限りがありますので、お早目に)
 
・サービスのご紹介は… →コチラ! 
・使用する機種は… →コチラ! 
 

ワンフェス2009[夏] 卓番号はD09~06

2009年07月21日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
今日は短くお知らせ。
 
こんどの日曜日、26日の ワンダーフェスティバル2009[夏] ですが。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の卓番号は…
 
D09-06 の3卓です。
 
わりと大きく「3D-GAN」のロゴが出ていると思いますので、それを目印にお越しください。
 
展示の目玉は…色々ありますが、やはり目を引くのは
 
「3Dプリンター」「立体プリンター」(RP機)でしょう。
 
出力したサンプルも多数展示されますし、その機械での出力サービスのご案内も多数されると思います。
 
最新の機械や技術をチェック… という方も歓迎ですが、
 
やっぱり実際に3Dのデータを作ってる、持ってる、という方々にお立ち寄りいただきたいすですー。
 
それ以外にも、盛んに3Dデータで仕事をしている3D-GAN会員の皆さんがアピールしています。
 
これからどんどんと増えそうな、3Dデータのお仕事は、ぜひ3D-GAN会員にご相談くださいね。
 
ワタシは、前日25日(土)の夕方に設置をしてまして、その夜は幕張周辺でビール飲んでます(笑)
 
面倒くさいから、そのまま近くに泊まることにしましたよ…
 
「おー、自分も周辺に泊まりますよ」
 
という方がおいででしたら、一緒にビールでも飲みましょう。
 
今回のワンフェスは、幕張メッセです。
 
まぁ、間違ってビッグサイトに行っちゃったら、お台場でガンダム見て帰って来るのもアリですかね(笑)
 
日曜日、幕張メッセでお会いしましょう。
 
 

明日から有楽町であいましょうー

2009年07月15日 | □CG(ポリゴン)から作ろう

クルスの冒険です、もぅ真夏になっちゃいましたね・・・
東京、あっついです… 皆さんの地域はどうですか?
 
さて、明日から有楽町の東京国際フォーラムにて

「BusinessBlog & SNSWorld 2009」
「Next Advertising & Marketing 2009」
「3D インターネットビジネスフォーラム」

が、開催されます。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」も展示スペースをいただきまして
Z Corporation製の3Dプリンタなど展示しています。

期日:2009年7月16日(木)~17日(金)
場所:東京国際フォーラム Hall B7 
くわしくは… →コチラ

写真は、今日の午後展示スペースの準備風景を写メで写してみましたよ、と。
 
このノボリが目印です!
 
ワタシ自身は、全日程、全ての時間に会場に居るわけではないのですが・・・
 
もし、タイミングが合えば会場でお会いしましょう!
 
帰りに秋葉原に寄っていただいた方が、いいかもです(笑)
 

コスプレにも3D形状データ、ってお話ですよ

2009年07月10日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
クルスの冒険です。

…え~っと、コスプレってさー…
 
!! ちょ、まっ! まてまてまてまて!
待って! 引かないで~(´Д`)

(笑)

今日も(?)底ではつながってる「モノづくり」のお話なんだって。
や、ホントですってば。

世の中広いですよ、ホントに。色々な人が居て、色々な関心事がある。

「フィギュア?おもちゃだろ?」
「コスプレ?あぁ、あのオタクのね」

という位の理解で止まって、それ以上なーんにも関心を示さないと、何でもそれまでになっちゃう。
そこに少しだけ関心を示すと、つまり、知ろうとすると、どんなことからもそれなりに
学ぶことはあると思う。
 
アニメやゲーム、マンガのキャラクターに対する愛情の発露の仕方にも、色々ある。
 
人によってはフィギュア(模型)という形で発露して、
人によってはマンガや小説の二次創作という形で発露する。
おっと、出来合いのモノを買う、という発露の仕方が一番ポピュラーだね。
 
コスプレっていうのは、同化(?まぁ、同化だろうな)によって愛情を発露しているのだと思う。
 
同化するために欠かせないのは、そのキャラクターそのままの扮装だから、服は絶対に必要な要素だ。
  
コスプレ、ってのを趣味にする人たちにも色々いるのだけど、その多くは自分の愛するキャラクター
の扮装、服、コスチュームを自作する。
 
布・生地を対象にするクリエイターさんな訳、ですよ。言ってみりゃ、ね。 

聞くところによると、背広のフルオーダーなんかよりもかなり大変な面もある。
なぜなら、背広には決まった型があり、それを個々人に合わせ込む作業だけれども、
キャラクターのコスチュームには、そういう型は無いからだ。
 
だから、結構知識と技術を要する趣味なんだね。
もちろん、愛好者には圧倒的に女性が多い。 

でだ。
 
布のクリエイターである彼女たちにもニガ手な分野がある。
それが、「モノ」を作ること。 
 
そのキャラクターが身に付ける象徴的なモノ…
 
武器であったり、剣であったり、アクセサリーであったり…
コスチュームというよりは、プロップ(小道具)だね。

こういったモノを作るというのは、タダでさえ縫い物に時間を取られているし、
全く違う技術を要求されるものだから、そうそう簡単じゃないというのは想像できるよね。
 
… ここまで言えば、もういいでしょ?(笑)
 
そう、今日はコスプレ趣味の女性のために(コスプレイヤー、略してレイヤーさん、というんだね)
とあるキャラクターが持っている、とあるモノを3DプリンターDimensionで作ってみました。
 
正直、ワタシはそのキャラクターを知らなかったので、特に感慨は無かった。
 
でも、そのモノを手に取ったレイヤーさんからは、何か非常にポジティブな感情を感じ取ることは出来たよ。
 
それは、間違いない。
 
要するに・・・ うれしい! ってことさ(笑)
 
うれしいのは、イイことだ。
 
もちろん、今日来てくれたレイヤーの彼女と、コスプレ専門誌(!)の編集者さんには、
 
「3Dモデリングさえ出来れば、こんなにスバラシイ世界があるんですよ」
 
ということは、しっかりとお伝えしておいた。
 
多分、彼女たちの中にも

「3Dモデリング…ちょっとやってみたいかも…」

というキモチが少し、少しは芽生えただろう(だといいな)。
 
もう10年近く前からワタシは、
 
「3D CADやCGのソフトなんて誰も見たくない、欲しくもない」
 
と、言ってきた。
 
単なる道具だからだ。
 
でも、
 
「見たい、と思う3Dのデータは誰にでもある」
 
とも言ってきた。
 
それがジュエリーなのか、

鉄道なのか

ヒト型ロボットなのか
 
戦闘機なのか
 
キャラクターなのか
 
建築なのか
 
コスプレのアイテムなのか…
 
その違いは、ある。でも、その違いがあるだけで、誰にでも見てみたい・手に入れたい
 
3D形状データは、ある。
 
3D CADやCGは、それら見たいデータを作る・見るための、単なる道具に過ぎない。
 
3D形状データに「次」があるのだとしたら、まさにここだと、ワタシは信じて疑わないね。
 

・・・そうだよ!このブログを読んでる、3Dモデリングが出来る人は
 
圧倒的にオトコが多いはずだ!(絶対にそうだ)
 
でな。レイヤーさん達は、圧倒的に女性が多いわけだよ。
 
・・・これ以上言わせるなよぉー(照)
 
よし、そのうちやるよ。
 
「モデリングして欲しいレイヤーさん達と、3Dモデリングできるオトコ達の夕べ」(笑)
 
これだ。
 
お兄さんに任せなさいっ。レイヤーさん達は呼ぶから。(超安請け合い)
 
キミ達(3Dモデラー)は、きっとその能力を高く評価され、彼女たちから頼られることだろう。(知らないけどねw)
 
「モデリング教えてください」なんて言われちゃうかもだ!(責任持たないけどねw)
 
やろうやろう、土曜か日曜にやろう。
 
早くやって欲しいYO!、というヒト、コメントを、どーぞ(笑)
 
今日ね、思ったよ。いやぁ、もう痛感した。
 
やっぱねぇー… 事務局に女子が来てくれると、うれしいもんだ(笑)
 
居合せたオトコども(これが偶然何人か居たんだな)のカオったらなかった。
(そうさ、ワタシもだw)

うれしいのは、イイことだ。
 
…なっ。

 

3Dプリンター 出力サービスなどの話題

2009年06月04日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
今日は画像で押しますね。

以前チラとお知らせしました「ストリートファイター オンライン」
アバターデータからの立体出力につきまして。
  
1.はい「ストリートファイター オンライン」です。
  右側で戦っているキャラが今回の対象です。




2.これがデータですね。ダレットさんからお預かりしましたよ。



 
3.台座(足の下の円盤)は、私たちがモデリングしました。

4.PCで計算して、ZPrinterを制御するためのファイルを作ります。ほとんど自動ですよ。

5.4.のファイルの指示に従って機械が動き出します。
  断面を作っているのがわかりますか?作りながら色も付いてます。


 
6.機械から取り出して、後処理をすると…ハイ、出来上がり。
  (後処理は、WORLD OF WARCRAFTのホムペに詳しい動画があります、それなりに手間はかかります)

 

7.ね。出来たでしょ?




<大事なこと…以下、試験に出ますからー(笑)>

1.出力に向かない形状(データ)は、あります。
 (詳しくは、ツクルスのホムペをご覧ください)

2.決して自動でスポン!と作れる訳ではなく、後処理に人の手間がかかります。
  (詳しくは、WORLD OF WARCRAFTのホムペをご覧ください)

3.全く同じモノを大量に作るのであれば、違うやり方の方が安くてキレイです。
 
4.一品一様(1つ1つカタチやポーズが違うこと)だと絶大な威力を発揮します。
 というか、色付きですと、この方法か手作りしかありません。
 
5.「フィギュア」と言っても、いわゆる市販のPVC製とは質感もディテールも発色も
 まるで別物ですのでご注意を。

6.機械も高価なので、さすがに体長15センチで1コ 2,000円…とかは無理かな、と。
  んー…ざっくり1万数千円かなぁ…。これは出力物の体積やカタチによります。
  WORLD OF WARCRAFTの値段($129.95)は、いいセン行ってる訳ですよ。
 日本だともう少し高いでしょうね。
 
7.機械の購入のご相談は、ぜひ当社、株式会社ツクルスにどうぞ。
 
以上のお話は「機械持ってりゃ誰でも出来る」というものでも無いんですよ、意外と。
 
それにはそれ用の知識と経験が必要になります。
 
弊社では、そういった知識と経験もセットでご提供できます。
 
お気軽にご相談ください。

お待ちしています。
 

Synthe-シンセ- のアバターを立体出力してみました

2009年05月18日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
以前から、何度も何度も書いており、クドイと言われそうですが。。。
 
Webサービスに3Dの形状データが・・・ というのはもっと一般的になるべきだろう、と思っています。
 
そのサービスは、サービスの外でモデリングされたデータをインポートして、その世界を豊かにしていくべきだろう、
とも、考えています。
 
逆に、Webサービスの中でモデリングされたり動き回っているデータは、そのサービスの外でも何らかの形で使われるべきだろう、
とも、以前から申して来ました。
 
データの世界(Web)とリアルを、行ったり来たり…
 
きっと、これが楽しいはずだろう、と。

それもあって、スプリュームさんなどをこちらで紹介しているわけなのですが。
 
「Synthe」 というサイトも始まるようです。
 

「Synthe」ご担当者様、HOBBY STOCK様、
 
2つお伝えしたいことが、ございます。
 
1つ目…
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」に集う会員さんが、いち早く「Synthe」のアバターを立体出力してました。
写真をご覧ください。
 
これは、ダレット様からご依頼いただいて、「ストリートファイター オンライン」で行ったのと全く同じ手法です。
多少、技術的にクリアすべきことはありますが、私たちはその経験を沢山積んで来ましたから、
さほど問題はありませんでした。
 
こういうの、楽しいですよね。
 

2つ目…
現在、当会を舞台に「masterpiece製作員会」が活動しており、趣味の世界でも使える、リーズナブル・高機能・でもカンタン! 
な3Dソフトウェアツールを開発しています。
そろそろ、アニメーターツールのデモは可能です。「Synthe」のようなサイトで行われる、
「遊びのひとつ」にお使いいただけたら、とても光栄です。

MikuMikuDanceよりもカンタン・高機能で、
Autodesk Motionbuilderよりもはるかにリーズナブル…
 
まずは、そんなアニメーターツールから、出して行きます。
(その先も、あります)
 
Syntheご担当者様 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」にご連絡いただければ、大変ありがたく存じます。
 
近いうちに、お会いさせて下さい。
よろしくお願いいたします。


↓以下のシンポジウムでも、「masterpiece製作委員会」はデモを行います!
 

*引き続きお知らせ*

・5月29日(金) 14:00~
・秋葉原UDXシアター
経産省関東局との共催で…
『Akihabaraイノベーション シンポジウム』
を開催します!(参加無料です)
 
詳しくは… お申し込みは… →コチラ! 
 

 

ゲームキャラの立体出力

2009年04月20日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
©CAPCOM CO., LTD., cCAPCOM U.S.A., INC., ©DALETTO Co., Ltd. All Rights Reserved.
©金庸/Gold Lightning International CO., LTD. ©ISHIMORI PRODUCTION INC. All Rights Reserved.
 
 
これ… ゲームの中で動きまわってる3Dのデータから作られてます。
 
しかもプレイヤーが腕や足、胴体、頭を入れ替えて自由に自分のキャラを作れる
 
いわゆるアバター形式になってるキャラクター。
 
ネトゲではよくあるね。手に入れたアイテムを身に付けたりできる。
 
そのゲーム用3Dデータを、ゲーム会社さんから預かってZPrinterで出力しました。

ほぼ自動で、色付きで機械から出てくる。
立体プリンターとか3Dプリンターとかいう道具。
 
これは、そのゲームの競技会があって優勝賞品です。
 
栄えある優勝者に喜んでもらえるかなー…と、少しドキドキだ。
 
いくつかの事に気を付ければ、何も魔法なんかじゃない。
 
でも、弊社が世界で一番経験と知識を持っているのは間違いないでしょう。
 
いつでもご相談に乗ります。
 
このZPrinterの購入についても、ご相談ください。
 
お買上いただく方には、私たちの知っている知識と経験がもれなく付いて来ます。

前にも書きましたが…
 
このテの立体プリンター(3Dプリンター)を、3Dのスキャナと組み合わせて
 
「立体コピー機!」

として記憶している人が、すごく多い。
 
それ、意味ないから。意味、すごく薄いから。
(ヒトの姿くらいなら、3Dスキャナは高級過ぎる話だしね)
 
特にメロンとか、量産された製品とかやってたら、ほとんど無意味だから。

でも、物体として存在しない(ゲームの中にしか存在しない)モノを
 
物体として出力するのは、とても意味のあることだ。
 
こういうのが、やりたかった。
 
この企画はいくつかの会社が協力して参加することで実現しました。
 
近く、共同でプレスリリースを出します。

DICOさん
マテリアライズジャパンさん
 
まず今日は、写真だけご覧に入れます。
 
だって、嬉しいじゃん(笑)
 
お楽しみに。



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uPrint、共同購入ってのはどうだろう?

2009年04月11日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
クルスの冒険です。

皆さま、INTERMOLD 2009 の『CutMill:カッテミル』ブースにお越しいただき
ありがとうございました。お陰様で、INTERMOLD 2009の期間中にすでにアクセス数
が上昇し始めまして、社員一堂大変感謝いたしております。
今後も皆さまに喜こんでお買上げいただけるサイト運営を行って参りますので
引き続きご愛顧ください。
 
さて、写真だ…
 
INTERMOLD 2009で、輸入元の丸紅情報システムズさんが出展してました…
 
『uPrint』
 
うーん、キタねぇ…

『Dimension』自体は、私たちも長らく使っていて、その信頼性と手軽さは
十分に理解して来てます。
良くも悪くも、機械の性能に幻想を抱いた状態なんてロクなもんじゃないからね。
  
RP機をよく知らないヒトは、スゴイ幻想を抱いたりする…そういうヒトが、
3Dのデータの事もよく知らなかったりすると、説明にとーっても苦労するんだ…

そして自分の幻想と、機械の現実がかけ離れていると知るや、プィっと去っていく…
オイ、女子中学生の恋愛かよっ? とツッコミを入れたくなっちゃう(笑)
一人で勝手に盛り上がって、一人で勝手に幻滅していく… というね。 

ワタシは世の中の“技術者”と呼ばれる人たちは基本的にすごく好きですが、
「こりゃーイカンなぁー…」
と思うこともあります。
 
それは、手段と目的を整理できず、ゴッチャにしてしまう… という傾向ですね。

例えるならば、RP機の出力の仕上りばかり気にしていて、本来的なRP機の目的
である、「自動・早い・カンタン・手間いらず」を全く評価できなくなる…
ってところです。
 
そりゃRP機の仕上りが切削加工並みになれば、それに越したことは無いですよ。
 
でもね、そりゃ目的が違うから。
 
RP機の目的は、切削加工並みの平滑さや精度を実現することなんかに無いから。
(トライはし続けるでしょうけどもね)
 
RP機の目的は、「自動・早い・カンタン・手間いらず」。
コレだ。

「自動・早い・カンタン・手間いらず」
のために
「表面の平滑さと精度」
を捨てているのが、RP機なんですよ。(努力はしてるし、向上もしてるけどね)
 
そう解釈して、間違いはない。
 
「実直さ」や「一途」であることは否定しない。美しいとも思う。
 
でも、「視野の狭さ」や「手段と目的の混乱」は、命取りになりかねない。
 
昔から言うじゃないですか、「米粒にお経を書くような…」って。
 
これ、笑われてるんだと思うんですよ。決してスゴイことのたとえじゃない。
 
「米粒に書く=すげぇ!」
…んだけど
「お経=ありがてぇ!」
…んだけど、

どうすんの?ソレ?…って。 そういう三つの心情が同居した表現ですよね。
 
 
さて、この『uPrint』 は、筺体の完成度も上った感じで、機械として
 
「コナレて来たな~・・・」
 
と思わせるたたずまいです(←感想ですけどね)。
 
お?表示も日本語だ(・・・やっとか…ホントにアメ車はずっとこうだ…)



サポート材は、「剥がすタイプ」ではなく、「剥がす・溶かす」タイプの採用で
 
本体価格は、198万円… と。
 
まぁこの辺りは、見る人の経験や価値観にもよるのだけれど…
 
安くなって来たねぇ… と感じる人も多いことでしょう。
(どちらかと言えば、ワタシもその一人です)

で?どうでしょうか?
 
この価格なら、何人か集まって「共同購入」ってのをやってみるのは?
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局に設置して…
  
材料は、各自が自分のカートリッジを“ボトルキープ”して…

使いたい時に使う…

ってパターンですね。
 
後でゴタゴタしないように、覚書きくらいは交わした方がいいでしょうね。
 
ともあれ、こうった機械は、その道具としての機能と目的が合致した人が、
 
最も決断も早く、実際動き出しも軽やかってわけですよ。
 
『uPrint』 共同購入ってのは、どうでしょう?
 
 
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立体出力サービス…世界が変わろうとしている

2009年03月14日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
*以下の文章に出てくる「RP機、RP機械」とは、「3Dプリンター」「3次元プリンター」「立体プリンター」などと全く同義語です。


クルスの冒険です。
 
このブログを始めたのが2005年7月…
 
あれから4年近くになる。結構書いてるなぁ…
 
ずっとずっと同じことを書いて来ていますけど、ワタシの目的は
 
3Dモデリングという行為をもっと一般的にして
 
3Dモデリングをする人口を、今よりずっと増やすことにある。
 
そうすることで、私たちの国に「製造するポテンシャルを持つ人たち」

を増やすこと… これに尽きる。
 
3Dモデリングという行為は、そのままイコール「製造するポテンシャルを持つ」
 
ことになるからだ。

そうすることで、最終的には、自分の専門分野の市場規模を大きくしたい。
 
何とか未来の市場状況を変えて行きたい。これが目的。
 
この目的を達するにはいくつかの方法と道筋があって、
 
その一つが、世に言うRPの機械の存在を、すでに3D CGを使っている人達に認知してもらい、普及させること。
 
それはなぜか?

うん、簡単。3Dモデリングという行為は、CADもCGも、始めるにはとてもハードルが高い。
 
要するに簡単な行為ではない、んだね。
 
だから、全くモデリングをした事がない人を招き入れるよりも、
 
すでにモデリングをしている人達に自分の「製造ポテンシャル」に気付いてもらう方がずっと早くて簡単だからだ。

CGのモデラーを市場にくっ付けることで、まずは一回り大きな市場にしたい、ということ。
 
3Dモデリング、という行為をCADとCGで区別しない、ということだね。
 
それは、意味がないから。
 
意味がないだけでなく、この3Dモデリングというとても重要なスキルを
 
ざわざわ「映像・ゲーム」と「製造」という別のジャンルに分断してしまう
 
邪魔な概念でしかないから、だ。

以前までは、3D CGを日常的に使っていながら、そのデータが「物体」として作れることを知らなかった人達が本当に沢山居た。今でもまだ結構居るだろう。
 
でも、「3D CGデータがあれば、そこからモノが作れる」
 
ということは随分と知られるようになって来たんじゃないだろうか?
 
あまり大声では言わないけれど、この状況の変化には
 
ワタシはかなり貢献しているだろう、と自負している。
 
密やかに、でもしっかりと胸を張っている(笑)
  
実際は、RPの機械というのは、そのほとんどが製造業の試作用に導入されている。
 
「映像・ゲーム」などの3D CGモデリング人口には、門戸が開かれない場所にあったと言っていい。
 
ところが現在の景気状況を受けて、素晴らしいRP機(素晴しい性能を誇るが、高価な機械)を持っている会社さんにも、色々と変化が起きてきた。
 
要するに…
 
「クルマのメーカーが試作の仕事を出してくれない… せっかく入れたRP機の稼働率がどんどん落ちている… どうせ稼働しないんだから、別にクルマ用の試作でなくても、何を作る仕事だっていいじゃないか!」
 
そう考え始めたらしいんだな。
 
不況も悪いことばかりじゃあ、ないね(あー悪いことの方が多いけどさ)
 
これは色々なRPの機種も持っている会社さんが、何社もそれに気づきだしていると思う。

この流れを作る中で気を付けて来たのは…

「試作業」と「立体出力サービス」は違う、ということだ。
 
「試作業」の場合には、納品する試作品の価値が全てだ。
その価値に見合うのであれば、あらゆる道具を駆使する業務だと思う。
道具に縛られる必要は無いけど、納品する試作品に全責任を負う、ということになる。
 
「立体出力サービス」は、極論すれば納品物の出来に責任は負わない。
むしろ負うべきではないと思う。要するに紙における「コピーセンター」や「出力センター」だから、預かるデータの修正もしないし、品質も持っている機械の性能以上のことを約束するものでもない。
その代わり、リーズナブルな価格で提供されるべきだろう。
 
ワタシがやって来たのは、RP機を「工業製品の試作の道具」から、「プリンター」として扱う行為そのものだ。

今、この流れには加速度が付いて来ているように、思う。
 
サラっと言っておくけど、「新しい、素晴しい機械」を使って、今までよりもグレードアップした立体出力サービスを始めることになると思う。
 
出力する機械にバリエーションが出来るのは、とても良いことだ。
 
主には試作業の道具としてRP機を所有している会社さん。
 
是非、当社を、そして「3次元形状を活用する会:3D-GAN」をお訪ねいただきたい。
 
こんなご時世だし、せっかくの機械を3D CGユーザにも使わせてやって欲しい。
 
何も難しいことなんか、ない。
 
ちょっと頭を切り替えるだけのことです。

…………
 
最後の最後、本当に最終的に、アナタは何を望むの?
 
と訊かれたら…
 
ワタシは、3D形状データにおける
 
「Adbe になりたい」
 
そう回答するだろう。
 
ダッソーにもPTCにもUGにも、AutodeskにもSolid Worksにもなりたくない。
 
3Dジオメトリにおける、Adbeになりたい。

新しく3Dモデラーのソフトを開発してもいいし、
 
今あるCADやCAMの会社を買収して、大改革しても面白そうだ。

悲観的に見ても5年くらい、場合によっては2年で何らかの結果が出るだろう。
 
ヒトは、PCを手にして

・文字情報
・画像
・映像
・音声

のファイルを大量に作り出した。これらのファイルは今、この瞬間も大量に作り出されている。
 
だけど、今あるファイルの種類はここ10年ほど増えてはいない。
  
次に「PCを使う=ファイルを作る」ことをやらせるなら、
 
3D形状データが筆頭だし、この席はまだ空いている。

既存のCADやCGの会社には、これは出来ないだろうな。

そんなワタシに「投資をしたい」「やらせてみたい」と思われる方がいらしたら、 
是非、お声掛けください。 
 
こんな事を本気で言っているのは、多分日本ではワタシくらいのものでしょう。
 
こんな、バカな(そして素敵な)事を本気で言っているのは。
 

たこルカ、早くも!(笑)

2009年02月20日 | □CG(ポリゴン)から作ろう

さて、流行りには敏感なクルスの冒険ですから(ウソ)
 
早くも「たこルカ」ができた(笑)

たこルカのフィギュアをマシシPのデータを元に立体出力で作ってみた


ちょっと前に「初音ミクに愛をこめて」と題して書いたこのブログの
 
その流れ、そのままに「たこルカ」が物体になりましたとさ。
 

・『初音ミク』のボーカロイドシリーズに新製品『巡音ルカ』発売
・ミク同様、3Dモデルを提供する人が登場
・ルカに、デフォルメ版の「たこルカ」登場(最初はイラストね)
・「たこルカ」の3Dモデルを提供する人が登場
・その「たこルカ」3DモデルをDLして、ちょっと手直しして…
 3Dデータから「たこルカ」を3Dプリンターで出力する人登場
  ↑イマココ
 

そういう流れだね。
 
こういう一連の流れには、とっても重要な要素がある。
 
それは、3Dでモデリングする人、の存在。
 
この3Dモデラーさんが居てはじめて、
 
・3DのCG動画(アニメーション)が出来たり
・物体になったり
 
する。
  
3Dモデリングは、徹頭徹尾「ヒトの仕事」。
手間とセンスとテクニックです。
イラストをパソコンに入れると3DのCGに… 絶対になりません。
今後もずーっとなりません。技術が進めば…なりません。
絶対に絶対に、なりません。擬似的には出来たとしても、
そんなカタチじゃ人は満足しません。
 
どうしてそう言い切れるか?

うん、カンタン。
自然の法則は、技術じゃ克服できないでしょ? それと一緒だから。
技術は全方位で進むのではなく、進みようのある方位と
進みようのない方位があって、これは進めない方の典型だから。

コンピュータというのは、「存在する情報を処理する」のは大得意でも
「存在しない情報を生み出す」ことは絶望的に不得手だかんね。
 
さて。
そのヒト、3Dモデラーさんを突き動かすのはもちろん…
 
・ミク~リン/レン~ルカ という放っておけない魅力あるコンテンツの存在
・その魅力あるコンテンツをある程度解放してくれている版権者のココロ
・動画を発表する場所(ニコ動、YouTube)
 
の存在。なんと言っても、魅力あるコンテンツの存在が大きい。
大前提だと思う。
ヒトは、魅力のないものに手間なんてかけないからね。
効率も経済も大事だけれど、こういったものはモチベーションが大事だ。 

そして、何が素晴らしいっていったって、
 
これでまた一人、「モノを作る」というポテンシャルに目覚める人ができた
ってことだと思う。
 
そして、「コンテンツ」(ミクやルカの存在)と「モノづくり」が
 
複数の人の手によって、結びついて行くことだ。
 
で、その媒体として機能しているのは
 
3Dの形状データだ。
 
これをもって「Q.E.D.(証明おわり)」と言うには早いかもしれないけれど、
 
状況証拠としては、十分だ。


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サドンアタックのイベントに出ています!

2008年12月21日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
株式会社ツクルスは… 
今週20日(土)、21日(日)
 
秋葉原UDXで行われる
 
『サドンアタック』のイベント
 
「サドンアタック祭り2008 in AKIBA」
 
に参加しています。というか、今LIVEで会場からです(笑)
 
・・・あ、違うよ。ゲーマーとして参加してるんじゃないよ。
 
そうです、『サドンアタック』に登場するキャラクターデータを
 
立体出力するお手伝いなどしつつ、3Dプリンターの展示を
 
行っているわけですよ。


 
まぁ、こうして、
 
3Dデータがあれば、それを物体として作ることができるよ!
 
という事を、日夜世間に向かって言い続けています。
 
もし、
 
「ゲームの3Dデータがあれば、それをモノにつくることできるよ」
 
って、広く世間で耳にするようになれば・・・
 
いいよなぁー、素晴らしいなぁー、と思ってます。
 
なぜか?
 
うん、それはそのまま
 
製造という行為のポテンシャルを持っている人の数(=3Dデータを作る人)、
 
その数の純増にすぐつながるからだ。
 
それも、何か新しいツールを使わせることなしに。
 
今のツールと、今のスキルの、そのままで、その人口だけが増える。
 
「コンテンツ」と「モノづくり」という2つの産業が垣根を超えて
 
新しい世界観を持ち得る。
 
新しいパラダイムを手に入れることになるからだ。
 
それによって一番変わるのは、きっと人の意識だろう。
 
意識が変われば、行動が変わるはずだ。

人々の行動が変われば、全く新しい商売を生みだすことが出来る。

逆に、今のパラダイムのまま、人々の行動が今のまま、
 
であれば、3D形状データを使う諸々の商売…
 
CAD/CAM/CAE、CG、RP、NC工作機械、3Dスキャナ・・・
 
などの市場は、拡大することはなく、そのライフサイクルにおいて
 
ゆっくりと終焉をむかえることだろう。

特に、私たちの国はそれが早く来る。

早い時期から、そして急速に普及をしたから。

他の国よりもピークに達するのが早かったから、それは避けられない。

ならば、新しい商売の土壌を作らなければならない、それも、今。

そういう、思考のステップ。
 
同じことを、この先何千回でも言ってやる。
 
ということで、場違い感をやや感じながらも(笑)ネトゲのイベント会場に居るのだな。
 


建築も3Dプリンターで立体出力

2008年11月07日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
クルスの冒険です。
なんか、寒くなって来ましたねー…
風邪ひいてないですか?

最近ワタシは、日々持ち歩くPCを小型軽量のモノに換えて、しかもリュックで背負うようにしたものですから、かなり肩がラクになりました(笑)早くこうすりゃ良かったですよ…
 
えー…さて。
私たちが居る秋葉原のUDXでは、毎週のようにイベントや展示会が開かれているのですが。
 
この前やってましたよ「Archi Future(アーキフューチャー)2008」
 
アーキテクチュア(建築)のフューチャー(未来)ってことからも分かるとおり、
建築関係向けのテクノロジー系セミナーですね。
 
ワタシも含め、機械の設計・製造系で仕事をして来ている人達にとって、3Dによる形状の定義やそのツールは既に当たり前の、日常の道具になっているのですけど、建築はどうなんだろうねぇ…? 
 
と思いながら、ぐるりと見学して来ました(まぁ、すぐ下の階でやってるしね)。
 
ワタシ個人としては、建築は専門外なのだけれど、予想はしていて、そして予想どおりだなぁー…という事が多かった。
 
要するに、今まさに
 
「3Dを使うべきか?使うと何が良いのか?」
 
てな、話題になっているってことだ。
 
嫌われるかも知れないけれど、…懐かしい話だなぁ(笑)
 
あったねぇー…あーあったあった、機械にもそんな時期が。
 
そのうちじっくり書こうかなと思っていますが、機械も建築も作る対象を3Dで定義しておく、ということの本質は変わらないと思いますね。これは、一緒。
 
逆に、圧倒的に異なるし、それは今後も一緒にならない事情としては…
 
1.機械は、3Dデータが製造にそのまま利用されるが、建築の場合それは無い
 
ということと…

2.建築の場合は、圧倒的に紙でのアウトプット(製図だけじゃなくあらゆる書類だ)が重要視される…これは法令とのからみも大きい…

3.設計の対象となる形状ととしては(純粋に形状としてだけ見れば)、圧倒的に建築の方が単純でモデリングはラクだね
 
ということかな。 

逆に言うと2.の所で、現場の作業者(設計者というのか、製図者というのか、トレーサーというのか…)の書類仕事の精度が向上し(間違いが減り)、作業者がラクが出来て、工程として短縮出来るのであれば… 

建築設計においても3Dは有用なものと、認知されるのは早いでしょうね。
 
何かの要因で設計に変更が入った際、それが他の要素や一連の書類に一発で反映されて… というカンジの効果が一番見込めるんだろうな。
 
逆にネガティブな面としては、

・モデリングのための標準部品がまだ少ないだろう
・製図しかやった事のない人に、3Dのツールに慣れてもらわなきゃいけない
・それと、上記の書類上のメリットを出すための、仕組みを作らなきゃね
・建物フルでの表示は、やっぱり大変かもなぁ…(何せ部品点数は多い)
・そうは言っても、同じ部品がとても多いけど…
 
…こんなところだろうかね?
 
昔、CAD屋さんがデモで良く見せていた、「自動設計」的な、スペックドリブン的な設計変更は、むしろ建築の方がずっとやり易いだろうねぇ。

で。施工主の事情によって設変が入ったら、それが他の条件も矛盾なく関連して変更され、自動で書類にも変更が反映されて…
 
ということが出来たら、その効果は分かりやすいでしょうね。
っていうか、出来るよ(笑)そんなに難しいことじゃない。
 
難しいとすれば、それは意外とPCの中じゃない、気がするな。
 
建築は、引き続き勉強してみようと思う。

あ。で、今日の写真ね。

…うん、建築(笑)

何のことはないですよ、建築パースからいつものZPrinter 450で立体出力しました。まだ途中ですけどね。
 
建築のデータは使っていますが、建築の仕事…というよりも、どちらかと言えばエンターテイメント(?)の、領域かな?
 
建築物も、フツーに出来ます。
 
これを読んだ建築系の3Dな皆さんにも、ぜひ、
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」
 
に、関心を持っていただきたいと思っています。

建築系の人は、こと3Dの活用については、絶対機械系の人に訊ねて、その知識を吸収すると良いですよ。
 
何ていっても、その辺りの歴史と経験がブ厚い。

これを利用しないテは、ないです。
 
皆さまの、事務局へのお越しをお待ちしています~
 

久しぶりにMODELAで切削の話でも

2008年08月08日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
  
ワンフェスも終わり、株式会社ツクルスのPV(Webを見ていただいたページ数ね)アクセスもちょっとしたバブルの賑わいを呈しています… 
 
ありがたい。
 
それもあって、

「3Dでモデリングしていて、立体出力したいんですが」
 
というお問合わせも結構頂戴しています。
 
重ねてありがたや。こういうのは、とにかく「知られる」というのが大事だ。
 
知られないことには、何事も始まらない。
 
とかく3ヵ月単位で結果を求められる世の中になってるようだけど、
 
何事かを断じてしまう前に想像力を働かせてみるといい。
 
新しいものが世間に広く認知されるには、とても時間がかかるものだ。
 
「ある事業の仕掛けを作って契約を結び、実際に結果が出る前に居なくなった人」
 
ってのは昔から居るものでさ。
 
気の毒ではあるけど、それはそれでいいだろう。
 
だって、「仕掛けを作って契約を結んだ」という事実は変わらないからだ。
 
「仕掛けを作って契約を結んだ」ヒトは、もう一度それが出来るだろう。
 
でも、それを引き継いだだけのヒトは、それが出来るかどうか…
 
まぁ、出来ないだろうな(笑)
 
でね。
 
物体を作る…つまり加工をする方法というのは、世の中に星の数ほどあって。
全てに精通している人…ってまず見当たらないくらい、そのバリエーションは多く、それぞれ奥が深い。
 
今、立体出力サービスでご案内している、立体プリンタとか3Dプリンタと呼ばれる機械(方法)は、普通はRP(Rapid Prototyping=素早い試作)と呼ばれるものだ。飽くまで試作って位置付けで普及して来ました。
もちろん、それを試作とするか最終形とするかは、自由だ。

今日、写真でご覧に入れているメカは、W.G.G.の会員さんでもあるD4Aという会社さんでデザインされて誕生した、オリジナルのメカ。
 
D4Aさんは、本来ゲームとムービーを中心とした3Dモデリングをする会社さんなので、世界観を構築し、キャラクターやメカを創造することにかけては、プロだ。
言ってみればそれは、虚構の世界をどれだけ緻密に、説得力を持って創造し、提示できるか?ということなんだろう。
 
そしてそれを、3D CGという道具で、より具体的なカタチ(=3Dモデル)にするところまでが本業の会社さん。
 
しかし、今回はそこからがスゴい。

削り出しで作ってしまった。
切削加工と呼ばれる方法で、一般に工業製品を作るための主流でもある加工方法だね。
 
3dsMAXでモデリングした形状データを小型のNC工作機械に送って、ケミウッド(化学的に成分を調整された木材)から形状を削り出し、それをマスターにしてシリコン型を作り、レジンキャストでパーツを整形して組上げ… コレになった。部品点数は100を超える。パーツはジョイントが組まれて、結構な自由度をもってポーズ変えが出来たりする。

その名を「ナーゲル」という。
 
こうして、虚構の産物をリアルに引きずり出すところまで、やってくれた。
 
スゲェェェェエエエ!!!
 
小型の工作機械は、Roland D.G.さんのモノを使っている。
 
なんというか… これを見てしまうと、
 
CGからモノを作るには…とか、できるのか?とか、いやいや精度が…とか、
 
なんか、アホらしい話題だよね(笑)
 
だって、現に出来て目の前にあるんだもんよ。
 
データ、MAXですよ。3ds MAX。
(たぶん、この後格好いいムービーかなんかになって…分かんないけどね)
 
論より証拠、百聞は一見にしかず。
 
そのカタチは、作るための努力や技術に裏打ちされた迫力と説得力を身にまとって我々の前に佇んでいる。もぅね、その存在自体が説得力。
 
いやぁーーーーやっぱ切削、イイワァ…(笑)
 
メカ的なカタチは、切削でやってみると良いよねぇ。
 
このピチーン!としたエッジは、なかなかRPじゃ出ないんですよね。
 
この「ナーゲル」
 
D4Aさん作成のコンセプト・ボードと共に、しばらく展示させていただきます。
 
秋葉原に来れば、いつでも見られます。
 
「そんなモノ、苦労して作ってどうするの?」
 
って質問には、回答しておこうかな。
 
「…うん、いろいろねっ(ナイショだ 笑)」
 
こちらも、ご期待くださいね。