「お神輿(みこし)理論」と呼んでます。
このブログのどこかでも書いたかも知れない。
それは、こういうことです(大した話じゃないけど)。
今までに無いお祭りがやりたいね、ということになって、
最初から準備のために大勢の人が集まり、みんなでお神輿を作る…ということはまず無い。
今までに無いお祭りをやるためには、
一番最初は本当に少人数、時には一人で魅力的なお神輿を作り
一人で担ぎ出すことから始めなければならない。
それが共感を呼ぶお祭りであり、楽しそうであり、御利益があり、
お神輿自体が魅力的ならば、やがて多くの人がやって来て一緒に担ぎだすだろう。
これです。
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」は、その「お神輿」であり「お祭り」。
ワタシは、色々な人に協力していただきながら、ここまでコツコツとお神輿を作って来た自負はあります。
ありがたい事に、本当にありがたい事に
そのお神輿を担ぎに来てくれる人たちも増えてきました。こんな最悪の景気状況の中にあって。
あまり自信は無いですが、少しは楽しかったり、意味があったり、御利益があったのかも知れない。
増えて来たのはありがたい事、よいことですが、最初の頃とは全く違う心配事も出て来ます。
それらをクリアにするため…
・公的な存在にするため、法人登記を行います。
・理事数名を立て、理事会で会の運営をします。
・財政の健全化、透明性の確保に努めます。
・会員さんに対して負う、会の義務を明確にします。
・会員非会員の差を明確にし、正規会員のメリットを増進します。
このような目標を立て、NPO法人登記の準備にかかります。
ずっと言って来ましたが、やっとその機運も高まって来ましたし、
何しろ、「理事やるよ」と言ってくれる方も出て来たのが、その理由です。
登記にもおカネがかかりますが、極力内部でやるようにして、頑張ってみるつもりです。
法人といってもどういう種類の法人が相応しいのか?についても、勉強してみました。
一般社団法人がいいのか、NPOなのか、LLCなのか、技術研究組合か…?という具合に。
結果、どうもNPOが良いだろう… という所に落ち着きそうです。
本音のところでは、「ここから先は、自分一人では無理だ…」という限界が見えた
こともありますし、
「無理な状態を続ければ、良くないことも起きるだろう…」という予測もあり、
しかし「もっと、ここから先に行くためにやろう」という意思でもあります。
目標は、いくつかの分科会が存在して、分解会活動のための「予算」を会全体の予算から
割り振って活動してもらえるような、そういう、いわゆる普通の
業界団体です。
それには分科会活動を積極的にやりたがる会員さんがもっと必要ではありますが。
CADやCGや製造、RPなどの分野で、すでに任意団体や特定製品のユーザ会を作っている方々には、
「3D-GANに加わって、今の集まりを3D-GANの分科会として活動しませんか?」
というようなお誘いもしたいと、考えています。それが3Dのデータに関係することであるならば、
今よりもひとつ、大きなくくりで考えた方がいい、というのはここでも何度も書いて来たとおりです。
引き続き皆さまからのご支援、アドバイス、等お願いいたします。
頑張ります。