3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

NPO法人登記の準備

2010年04月29日 | □アキハバラへようこそ
 
「お神輿(みこし)理論」と呼んでます。
 
このブログのどこかでも書いたかも知れない。
 
それは、こういうことです(大した話じゃないけど)。

 
今までに無いお祭りがやりたいね、ということになって、
 
最初から準備のために大勢の人が集まり、みんなでお神輿を作る…ということはまず無い。
  
今までに無いお祭りをやるためには、
 
一番最初は本当に少人数、時には一人で魅力的なお神輿を作り
 
一人で担ぎ出すことから始めなければならない。
 
それが共感を呼ぶお祭りであり、楽しそうであり、御利益があり、
 
お神輿自体が魅力的ならば、やがて多くの人がやって来て一緒に担ぎだすだろう。
 

これです。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」は、その「お神輿」であり「お祭り」。
 
ワタシは、色々な人に協力していただきながら、ここまでコツコツとお神輿を作って来た自負はあります。
 
ありがたい事に、本当にありがたい事に

そのお神輿を担ぎに来てくれる人たちも増えてきました。こんな最悪の景気状況の中にあって。

あまり自信は無いですが、少しは楽しかったり、意味があったり、御利益があったのかも知れない。
 
増えて来たのはありがたい事、よいことですが、最初の頃とは全く違う心配事も出て来ます。

それらをクリアにするため…
 
・公的な存在にするため、法人登記を行います。
 
・理事数名を立て、理事会で会の運営をします。
  
・財政の健全化、透明性の確保に努めます。
  
・会員さんに対して負う、会の義務を明確にします。
 
・会員非会員の差を明確にし、正規会員のメリットを増進します。

このような目標を立て、NPO法人登記の準備にかかります。
 
ずっと言って来ましたが、やっとその機運も高まって来ましたし、
 
何しろ、「理事やるよ」と言ってくれる方も出て来たのが、その理由です。
 
登記にもおカネがかかりますが、極力内部でやるようにして、頑張ってみるつもりです。 
 
法人といってもどういう種類の法人が相応しいのか?についても、勉強してみました。

一般社団法人がいいのか、NPOなのか、LLCなのか、技術研究組合か…?という具合に。

結果、どうもNPOが良いだろう… という所に落ち着きそうです。 
 

本音のところでは、「ここから先は、自分一人では無理だ…」という限界が見えた
 
こともありますし、
 
「無理な状態を続ければ、良くないことも起きるだろう…」という予測もあり、
 
しかし「もっと、ここから先に行くためにやろう」という意思でもあります。
 

目標は、いくつかの分科会が存在して、分解会活動のための「予算」を会全体の予算から
 
割り振って活動してもらえるような、そういう、いわゆる普通の
 
業界団体です。
 
それには分科会活動を積極的にやりたがる会員さんがもっと必要ではありますが。
 
CADやCGや製造、RPなどの分野で、すでに任意団体や特定製品のユーザ会を作っている方々には、
 
「3D-GANに加わって、今の集まりを3D-GANの分科会として活動しませんか?」
 
というようなお誘いもしたいと、考えています。それが3Dのデータに関係することであるならば、
 
今よりもひとつ、大きなくくりで考えた方がいい、というのはここでも何度も書いて来たとおりです。
 

引き続き皆さまからのご支援、アドバイス、等お願いいたします。
 

頑張ります。
 


自分はつぶやかないけど、…つぶやいてもらった

2010年04月27日 | □アキハバラへようこそ
 
今日はセミナーのお知らせを… と思ったのですが、
 
1日で20名様くらいからお申込みをいただきましたので、まぁ、カタチにはなるな…
 
と思って先送ります(笑)
 
5月14日のセミナーですが、会場のお席には限りがあるのでお早目にお申込みください。
  
今日、時々お見えになる、3Dデータを使った映像制作が得意なアニメ制作スタジオさんが見えまして。
 
ご一緒にニッポン放送(ラジオ)のアナウンサー…さんが見えたところ
 
さっそくTwitterでつぶやいていただいてます。。。 → よっぴーのTwitter<@yoshidahisanori> 

ワタシ、全く知らなかったのですが、この方フォローが9000超って…
 
有名な方だったのですね… すみません、存じ上げませんでした。
 
とても聡明な人で
 

○ 3Dデータ全般の話
○ それが一般に広まる事で起きる大変化(の可能性)
○ 3Dプリンタでモノが作られる、数量と単価の大変化(の可能性)
株式会社マスターピース(Masterpiece)の話を交えて、新しい娯楽、趣味としての3D話
○ それによって生まれるであろう、新事業の話


… という具合に、技術に対する非常に正確な理解と、
 
10年、20年、30年… というスパンでの大変化を
 
猛烈なアタマの回転スピードで理解され、楽しんでいただいたようです。
 
憎まれ口になるのかも知れませんが、ここでこういう活動をしていますと
 
CADやCGで3Dデータを仕事にしている人たち… そういった人たちよりも、
 
今日のように、ラジオのアナウンサー(アナウンサーなんですよ!)の方が
 
実に的確に、そして物事の本質に、それもイキナリ…
 
入って来てくれることがあって、驚きます。
 
(大抵の場合、そういう方のたとえ話がガンダムだったりするのはどうしてか?)
 
でも… そういう発見のされ方をしないと、我々が獲得したせっかくの3Dデータに関する知識も技術も、
 
もったいない、と思うんです。
 
こういった活動は、きっと将来、いや、割と近い将来に実を結ぶと、
 
ワタシは信じてやっています。きっともうすぐ、でしょう。
 
 
秋葉原でお会いしましょう。
 


3D Systems V-Flashがクル! セミナーもアル!

2010年04月26日 | □アキハバラへようこそ
 
伝統と実績を誇る「3D Systems」社製の新型3Dプリンタ(立体プリンタ、RP機)
 
『V-Flash』が、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局に展示されます。
 
3D-GANとしても初の試み…
 
イグアスさんプレゼンツ 期間限定・オープンハウス形式」
  
にてご覧ただけます。
 
これは… 
 
「V-Flash本体と説明員、資料やカタログ、出力したサンプルなどが」
 
「この期間、この時間帯には常に準備されています」
 
「だから、セミナーのように時間を合わせる必要もなく、気が向いたら気軽に来てくださいね」
 
という方式です。つまり、オープンハウス。
 
しかも今回は、平日忙しいアナタのために、土曜日も開催します。
 
本当は、そうあるべきなんだと思うのです…
 
土日にCADや3Dプリンタや、スキャナなどが見られないのはおかしい、と思うんですよね…
 
しかも…
 
オープンハウス期間中の14日(金)には「3D-GANのセミナー」も開催されます。
 
なんて充実した金曜日だ…
 
皆さま、ぜひ『V-Flash』をご覧に
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局にお越し下さい!
 

<<イグアスさんプレゼンツ 『V-Flash』発売記念オープンハウス>>

期間: 2010年5月 13日(木) 14日(金) 15日(土)

時間: 午前10:00 ~ 午後7:00(15日は午後5:00まで)
 
場所: 秋葉原UDX4階 「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局
 
事前申込: 不要です!
 
お問い合わせ: 3D-GAN URL 


明日は「3D-GANのセミナー」のお知らせをします。
 
ワタシ自身が今一番聞きたい、「ところで3D・立体視映像って…素朴な疑問が…」
 
というところを、皆さんと共有したいと思いますよ。
 
 


3D-GANセミナーのお知らせ(3D立体視映像ネタもあります)

2010年04月22日 | □アキハバラへようこそ
 
春です。(一日おきに寒いですが…)
 
春といえばセミナーです(?)
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」では、定例のセミナーを開催いたします。
 
只今講演者の方にご依頼している真っ最中ですが、講演の概要は以下のとおりです。

 
日程: 2010年5月14日(金) 
時間: セミナー:13:15~17:30  /  懇親会:17:30~
場所: 秋葉原UDX6階 UDXコンファレンス
セミナ-参加費: 3D-GAN会員:無料  /  非会員:5,000円
懇親会参加費: 会員・非会員共に 2,000円
内容: 講演と質疑応答によるセミナー形式。終了後懇親会「gan_cafe'(REAL)」開催。
  
現在予定されている講演は、下記のとおりです…
 
<ゲスト講演>
○ 3D形状データとコンテンツの最新事情(コンテンツ系)
○ 「今さらきけない」3D立体視映像技術入門(コンテンツ技術系)
○ ポリゴンデータからの切削加工 ~現場からのレポート~(モノづくり技術系)
 
<会員企業アピールタイム>
○ 最新3Dプリンタ事情(ついに本体価格150万円台に!)
○ 最新3Dサービス事情(ここまでキタ!オンデマンド立体出力のビッグウェーブ)
○ 今だから学ぼう、3Dデータの基礎知識
 
(以上は企画中のものであり、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください)
 
また、<会員企業アピールタイム>については、会員企業さんの中から 

講演希望者を募集中です。
 
15分程度で「皆さんに向けてプレゼンしたい!」と思われる方は、事務局までお問い合わせください。
 
上記の内容、講演者のお名前は、確定し次第このブログで順次更新して参ります。
 
お申込み受付Webページは、来週公開となります。
 
とりあえず! 5月14日(金)の午後は 「セミナー参加」 とご予定ください。
 
いつものとおり、「懇親会だけ参加」 もOKです。
 
「セミナ-だけ参加」 も、OKです。
 
5月14日(金)は、秋葉原でお会いしましょう。
 
 


つぶやかない。きちんと話すし、聞いてもらうようにしている

2010年04月19日 | □CAD/CAMな日々
 
何度か「Twitterはやらない」と公言して来ていますが、やらない。
 
本当にやっていないし今後もやらない。なにせワタシは文章が長い(笑)
 
何か言う時は、「つぶやく」のではなく、ちゃんと「話す」し「聞いてもらおう」と思う。
 
あんなに長い文章は読まれないよ、とアドバイスをいただくこともあるけれど、
 
いい。かまわない。
 
伝えたいこと、分かってほしいことがあれば、どうしても文章は長くなり、言葉も増える。
 
  
「誰それが、こんな事言ってたよ」
 
的な話は日常にいくらでもあって、
 
「あー、いかにもあの人が言いそうだよなぁ」
 
ということもあれば、逆に
 
「えー?あの人、そんなこと言うの?」
 
ということも、ある。
 
生きていれば、そういうことが山ほどあって、そんなことでも人は
 
喜んだり、悲しんだり、怒ったり… 色々だ。
 
そういうものは、人の世につきものであって、ネット環境のはるか以前からずっとあった。
 
情報として正しいこともあれば、間違っていることもあり、
 
調べてみても、どちらとも判然としないこともたくさんある。
 
つまり伝聞というのは、あまりアテにならない。
 
そういう事を基準に判断をして行くのは、どうにもよろしくないと思うので、
 
そういう時は「本人と直接話してみよう」「自分でソースに当たろう」
 
というのが手っ取り早く、しかも正確だ。
 
いや、正確かどうか?これは判断が難しいのだが、少なくとも、情報量としては一番多い。
 
ということで、
 
ワタシは、つぶやくのではなく、話しかけますし
 
話しかけて来て欲しい、と思う。なにせワタシはここに居る。
 
 
ワタシも人間なので、至らないことや忘れていることは、たくさんあるでしょう。
 
(威張って言うほどのものじゃないですけどね…)
 
誤解もあるだろうし、それを完全に防ぎきれたものではない。

(なにせワタシが会って話して、という人の数はとても多い。一日に初めて会う人が3人…という日もザラにあって、そういう日が珍しくない)
 
かと言って、誤解や評判を怖がっていては仕事にならない。
 
ただ、きちんと話すし、聞いて欲しいとも、思う。
 

なので、「つぶやかない」。 
 
だけど、「話す、伝える」。
  
そして、入れてくれたコメントには、返信します。
 

Mayaのセミナー、3D-GAN事務局の前でやってますね…

2010年04月16日 | □アキハバラへようこそ

「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局の向かいには
 
「UDXシアター」という施設があって、企業の新製品発表会やらセミナーやらが
 
結構盛んに行われてます。
 
今週は、昨日、今日と、Autodesk社による、Mayaのイベントが開かれてました。
 
そうなると、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局の前を大勢のMayaユーザさんが
 
通るわけですね。
 
普段から事務局に出入りしている人たちは、気軽に寄って行ってくれますし、
 
お知り合いの方を連れて来てくれる方も、いらっしゃいます。感謝デス。
 
初めての方でも、
 
「…ちょっといいですかー?…」
 
といって、事務局のドアを叩いてくれます。
 
そんな時は、もれなく歓迎して色々とお話しをしています。
 
皆さん3Dプリンタとか、3Dスキャナとか、やはり興味津々といったおもむき。
 
でも… Autodesk社の社員の人は、来ないのね(笑)
 
やー… 面白い。
 
私も昔勤めていた会社なので、分からなくはないのですけれど、
 
お客様をお迎えする側なので、忙しいのも理解はできますけれども、
 
来ませんね。
 
多くの人が、誤解していることがあります。
 
Autodeskなどの、ソフトウェアツールの会社に居る人たち、というのは、
 
自社の製品、この場合MAXとかMayaとか、それには当然詳しいのですが、
 
「3Dデータ全般の一般教養」
 
的なことは・・・ 割と知らないですからね(笑)
 
笑っちゃ失礼かも知れないですが、本当だもん。
 
あんまり、勉強してないよ。CGとかCADのソフトウェアメーカーの人たちは。
 
まぁ、そんなこともあって、長年居たCADとかCAMとか、ソフトウェアメーカーの世界には
 
とても残念な思いをしたんですよね、個人的に。
 
でも、それがあったから、今がある。
 
こりゃもうダメだ…
よし、これからはユーザ側がユーザ側として知識をもって、情報を発信していく時代だ。
 
と、思ったから、「営利目的じゃ出来ない、業界団体が要る!」
 
と、なった訳ですよ。
 
CADもCAMもCGも、ソフトウェアツールの会社の人たちは
 
「自分の会社の製品にだけは、詳しい。それ以外は何だかなぁ・・・」
 
そんな評価がされる日も近いでしょう。
 
だって、実際そうだもん(笑)
 
メーカーさんの人も、来ればいいのにね。
 
リストラされちゃうかも… なんて事が日常の一番の関心事じゃ
 
しょうがないじゃん。
 


「世界を変える」 って、言ってみる

2010年04月09日 | □CAD/CAMな日々
 
大変なことも多いのだけれど、ヘタることもあるのだけれど、
 
今日はうれしい。
 
「これで、本気で世界を変えるつもりだ」
 
という発言を身近なところで聞いたからだ。
 
自分が言って、行動してきたことが
 
自分の以外の人に伝わり、

そしてそこからまた違う人に伝播していくことは、最高にうれしい。
 
そう言えば設立日は、
 
ジョン レノンの命日であり
 
真珠湾攻撃の日でも、あった。
 

 

3Dの本

2010年04月01日 | □CAD/CAMな日々
 
昼休みです。
 
急に季節が戻ったように寒い日が続いていましたが、やっと春らしくなった東京です。
 
 
 
さて。

こちらで定点観測をしていますと、とにかく情報がない、とよく言われます。
  
3Dプリンターなどから興味を持たれたり、関心を持っていただいたりした方々が
 
何はともあれ最初に手にする本、というのが世の中に無いのです。
 
これは世界的に同じ状況でして、とにかく3D形状データにまつわる話というのは、
 
3D CADを使っている会社の設計部門に居るか、ゲームや映像制作の会社の制作部門に居るか
 
そうでなければ専門学校か…
 
まず普通に生活していると触れる機会はありません。
  
「難しいんじゃなくって、馴染みがないんです」
 
そんな折、オススメの本が出版されました。
 
『絵ときでわかる3次元CADの本―選び方・使い方・メリットの出し方』水野 操著
 
世界でも初めてじゃないだろうか? 

「CADもCGも、まぁ、3Dデータによるカタチの定義と伝達という意味では同じもの」

「3D CGデータからの製造、ということも十分行われつつある」
 
「CADとCGというのは、こんな所が違うのよね、具体的にはね…」
 
と、言ってくれている本は。
 
とかく、細かい話、実践的な話、特定ソフトウェアの教則本になりがちな
 
この手の本の中にあって、異色です。
 
どう異色か?というとですね、「世界地図」のような存在だからです。
 
自分の住んでいる近所の地図、というのは確かに役に立ちます。
 
でも、とにかくマルっと、「一体全体、世界はどーなっておるのか?」
  
は、知りたいじゃないですか?実用的な近所の地図とは別に、そういうのは必要。
 
これは、そういう本です。
 
こういうのが、無かったんですよね…
 
タイトルにもあるとおり、「設計・製造用の3D=3D CAD」 側から、CGというものへも
 
言及している… というスタイルですが、
 
もちろん、CGのユーザさんで、これからCGのデータから3Dプリンターで出力したいな…
 
とお考えの方にも、オススメ。
 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」推薦図書デス。
 
アマゾンで、どうぞ(笑)
 
絵ときでわかる3次元CADの本―選び方・使い方・メリットの出し方
水野 操
日刊工業新聞社

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