「メカ太郎」の次は、コレ。「萌タン」(注:一応、社内用語ですから)。
かわいくなぃ?(笑)(´~`ヾ)えへへっ♪
これセッケンで出来ています。
作ってるときは、セッケンの清潔感あふれる匂いが香ります…
ゲームとかアニメとかのために、キャラクターを3D CGで作る…という楽しみがありますよね?それは、大抵の場合「絵」か「ムービー」が最終的な成果物となっているのだと思います。…今までのところは。
その「絵」とか「ムービー」という出口に、「フィギュア」とか「レリーフ」、「カメオ」といった、実際のカタチにして手に取れる出口が加わったら、絶対もっと楽しいだろう…と思って出来たのが、この「萌タン」を作る講座です。ええ、講座なんですね。
3D CGで顔と表情を決めて、このレリーフを実際に作って持って帰ることが出来る講座です。これで、約1日。CGとかが初めての人でも全く問題ありません。
(ちなみにCGソフトは、あの3ds Maxを使います)
CGでキャラクターを作って、それを実際のフィギュアに加工する…という、世界で唯一の入門講座。多分、こんなこと出来るのは、世界でも本気(マジ)工場だけでしょう(フツーはやらないから)。
<その講座の問合せはココを押す!>
なに、かわぃくない?そお?そうかなぁ?…(笑)
でもね、そこなんすよ。そういう「かわぃい」とかいう感覚は人それぞれでして。この「萌タンを作ろう」講座は、自分自身の
「かわぃいってのは、こういうことだ!」
とか、
「オレはこれが萌える!」(あーぁ言ってしまったよ…)
というこだわりのある人が向いてるんです。カタチを押し付ける講座ではなく、「受講者の思うかわぃい」を実践する一番はじめのステップだからですね。
まぁ、すっごく要約してしまうと、PCの中で3Dの形状を定義して、何らかの加工機を使って実際のカタチにしましょう…と考えた場合。寸法によって決めていって3Dで定義するという傾向のモノと、寸法よりも先に「こんなカンジ」とか、「こんな雰囲気」という風に形状の特徴自体が優先されるモノとに分けて考えるのが良い…と本気(マジ)工場では思っています。ずっと、そう思ってるんです。そういう解釈をしたCADの講座が世の中に無いことに、ずっと不満だったんです。だから、やってみた。
前者の、
寸法による3D定義(まぁ設計に近いですね)⇒作る
を実践する講座が
「メカ太郎」で、
後者の、
感覚的3D定義(造形と言っていいかも)⇒作る
を実践する講座がこの
「萌タン」ってわけですよ。
このふたつの講座。なにも「ロボット」と「フィギュア」に限定した話ではありませんで。例えば…
「コスプレで使う、あの魔法少女のバトンが作りたい!!!」
とか
「あのキャラの持っている銃がどうしても要る!!!」(要るんだってば!)
という人達にも当然応用ができます。1コからオリジナルで作れるんです。
毎回こういうこと書いていると、どうしちゃったんだ?本気(マジ)工場…と思われる人も居るかも知れません(笑)特に同業者の皆様や、古くからお付合いのあるお客様など…
でも実際は、本気(マジ)工場のお仕事自体は、以前と全く変わっていないんですよ。ホントに。ただ、こうやって今まで私たちの仕事世界に全く縁が無かった人達にも語りかえる「コトバ」を持ちたい… そう思って真剣に取り組んでいるのです。
だって、CADとかCAMとかRPの業界って、それら私たち業界のお客様になる「ユーザ」を増やそうとして何かしていますかね?「道具を売る」ことがユーザを増やすって意味じゃないですよ。モノを3Dで定義して、そのモノを作る…という、その行為を行う絶対人口を増やそうとしているか?…と、そういう質問です。やってないでしょ?全然やってない。考えてみれば、ものすごくそこには手抜きしてると思うのです。というか、自覚もない。他の業界はもっと立派だ、我々の業界はなんて恥ずかしいんだろう…と、本気(マジ)工場は、そう思っているんですね。
本気(マジ)工場は、そこに何としても手を付けたいし、なんといっても、そういった潜在的ユーザに語りかけるコトバを持ちたいんです。
いつの日にか、どこかの誰かが
「そういや、最初にCADとかCAMとか使ったのは、萌えキャラだったなー…」
とか
「あー、思い返せばロボットやったのが最初の3次元だったなー…」
と思い出しつつ、その人達のほんの一部でも、私たちの愛する日本の製造業で働いてくれたら…そう思ってやっています。
ホントにそう思っていますし、この努力が製造業に対する興味・関心を高めることだってあるはずだ、という固い信念を持っているのです。
その点において、本気(マジ)工場は間違いなくただいま世界一!(笑)独走ぶっちぎりで、世界一だと自負しています。
ま、マジメにやってんだぞ!(笑)