3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

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来週の準備

2005年07月31日 | □今日は休日
えー、休みです。
来週は2泊くらいでツーリングに行くこともあり、オートバイの手入れをしました。

春に長年乗った古いバイクから新車に替えて、全く手間がかからなくなり、
チェーンの掃除、タイヤの空気圧のチェック。
旅行の前にやることは、こんなもんです。チェーンが汚いままで、空気も抜けた
タイヤで行っちゃう人も多いですけど、ワタシそういうの嫌なんですね(笑)
機械のトラブルのほとんどの原因は、汚れ・磨耗・劣化(腐食)です。
それさえ防いで、早めに対処していればほとんどのトラブルから無縁でいられます。
なにせメンテナンスっていう言葉は、維持するって意味ですから。
維持出来てさえいれば、それでいいんです。
欲を言えば、雨を防げる場所に置いておくことですかね。
クルマもオートバイも、やはり雨は非常に早く痛みます。

毎度バイクでの旅行はキャンプなので、荷物の準備がちょっと大変です。
大変・・・といっても、宿に泊まる旅行に比べれば、という程度です。
学生の頃からもう10年以上もこういうことしてますからね。
持って行く道具は洗練されて、準備もまぁ1時間ほどで終了します。
「オートバイで旅行に行く・・・」というと、よくどこに行くのか?ときかれます。
困るんですよね(笑)どこに行くのかは、本当に全く決まっていないんですから。
オートバイで行けばどこに行っても楽しい、キャンプならなおさら楽しい、
って知っていますから、決める必要がないんです。

でもこれはオートバイ乗りなら皆そう・・・ということではないです。
オートバイ乗りでも、事前に計画をして、宿も予約して、道にちょっとでも
迷うととっても慌てるという人も、居ます。
ワタシ、そういう人とは一緒に行きませんから(笑)

写真は、最近買ったメンテナンススタンドです。
今乗っているバイクにはセンタースタンドが無いので、チェーン掃除などの
時には、あるとないとでは大違いです。非常に出来が良くて気に入ってます。

今週は、帰りにダウンのシュラフを買おうかなぁ・・・なんて考えてます。
今使っているのも化繊綿の10年選手で、そろそろ新しいの欲しいなぁー・・・なんて。

CG(ポリゴン)から作ろう 2

2005年07月30日 | □CG(ポリゴン)から作ろう

なんとなくカタチになってきました。こうなると楽しいですね。

前回のCGモデルデータ(ポリゴン)から切削加工をしています。
本気(マジ)工場のスタッフは、素材はケミウッドを選んだようです。
サイズは・・・ちょうど1/43ミニカーってところですかね?なにせCGには寸法の
概念が普通ありませんから、こっちで決めるわけです。
デジタルですからスケールはいくらでも変えられます。

前日にも書きましたが、そもそもがCGで、CADではありませんので、
精度とかは語るまでに行きません。でもどうなんですかね?この程度でもOK、
というモノであれば、苦労してCADを使う必要まではないかも知れません。
この程度でOK、というモノが何なのか?は考え続ける必要がありますが(笑)

作っていて感心したのは、結構細かいところまで形状が作り込まれていること。
ホイールの奥にブレーキディスクとキャリパーらしきものまで表現されてます。
ほほー。

もちろん、ここまで来るにはそれなりにデータを修正する必要がありました。
いただいたデータそのままでは、いくつか加工に適さない部分があったから
ですね。それは恐らく、そもそもモデリングをする際に、加工までするという
配慮を一切せずに作ったものだからでしょう。加工を行うためのモデリングでは、
レンダリングまでのモデリングとは違った配慮をする必要がある、ということに
なります。(大したことではなさそうですが)

そういったモデリング時の配慮をし、加工向けに修正をするノウハウを身に
つければ、CGのデータでもここまで加工ができる… ということは分かる
見本になるでしょう。こういうノウハウは、本気(マジ)工場でも何とかして
分かりやすくまとめようとしています。

さて、仕上がりまでもうすぐのようです。お楽しみに。

CG(ポリゴン)から作ろう

2005年07月29日 | □CG(ポリゴン)から作ろう

知っている人はフツーに知っている。知らない人は考えたことすらない。
それがCGツールからのモノづくり。
本気(マジ)工場の仕事は、どうしたって何らかのカタチで
コンピュータ上に3次元形状が定義されている状態からスタート
しなけりゃなりません。でも、3次元のCADって高いです。難しいです。
そこにもってきてロクに本もなければ、情報もない。
それはなぜか?という話はまた追々。
ともあれ、そんな状況が長く続いてました。ブツを作るためには、
まずデータを作る・・・ここからだったんですね。
本気(マジ)工場では先代から安価で機能充分な3次元CADの、攻略本を
発行したり安価なトレーニングコースを用意したりして、とにかく3次元で
形状定義をしてもらう環境づくりに努めてきました。

でも、ググってみれば沢山居るんですね、3次元形状データ作ってる人…
ご存じCGツール(ポリゴン)です。
ソフト安いです、割と簡単です、本はバリバリ出てます。
…なんだ、これでいいじゃん…
ええ、分かってます。NURBSじゃないです。精度?語るに至りません(笑)
だってポリゴンですから。でも、これでいいじゃないですか。
・・・正確に言えば、これでもいい、というモノもあるじゃないか、と。

そこで只今スタッフが、CGツールで作った形状データを実際に手で持てる
"ブツ"にする手法を完成すべく、実際にトライしてノウハウをため込んでいる
最中です。結構本気でやってます。
お題は、ソフトウェアツール一種類で加工できるデータに仕上げる、です。
ちょっとしたことのために何種類もソフト、使いたくないですからね。

せっかくCGで作ったデータ、絵にするだけじゃもったいないですから。
あなたのモデリングしたCGは、もっと価値がある、ここまでいける、
というところをお見せできれば・・・と。