3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

Synthe-シンセ- のアバターを立体出力してみました

2009年05月18日 | □CG(ポリゴン)から作ろう
 
以前から、何度も何度も書いており、クドイと言われそうですが。。。
 
Webサービスに3Dの形状データが・・・ というのはもっと一般的になるべきだろう、と思っています。
 
そのサービスは、サービスの外でモデリングされたデータをインポートして、その世界を豊かにしていくべきだろう、
とも、考えています。
 
逆に、Webサービスの中でモデリングされたり動き回っているデータは、そのサービスの外でも何らかの形で使われるべきだろう、
とも、以前から申して来ました。
 
データの世界(Web)とリアルを、行ったり来たり…
 
きっと、これが楽しいはずだろう、と。

それもあって、スプリュームさんなどをこちらで紹介しているわけなのですが。
 
「Synthe」 というサイトも始まるようです。
 

「Synthe」ご担当者様、HOBBY STOCK様、
 
2つお伝えしたいことが、ございます。
 
1つ目…
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」に集う会員さんが、いち早く「Synthe」のアバターを立体出力してました。
写真をご覧ください。
 
これは、ダレット様からご依頼いただいて、「ストリートファイター オンライン」で行ったのと全く同じ手法です。
多少、技術的にクリアすべきことはありますが、私たちはその経験を沢山積んで来ましたから、
さほど問題はありませんでした。
 
こういうの、楽しいですよね。
 

2つ目…
現在、当会を舞台に「masterpiece製作員会」が活動しており、趣味の世界でも使える、リーズナブル・高機能・でもカンタン! 
な3Dソフトウェアツールを開発しています。
そろそろ、アニメーターツールのデモは可能です。「Synthe」のようなサイトで行われる、
「遊びのひとつ」にお使いいただけたら、とても光栄です。

MikuMikuDanceよりもカンタン・高機能で、
Autodesk Motionbuilderよりもはるかにリーズナブル…
 
まずは、そんなアニメーターツールから、出して行きます。
(その先も、あります)
 
Syntheご担当者様 
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」にご連絡いただければ、大変ありがたく存じます。
 
近いうちに、お会いさせて下さい。
よろしくお願いいたします。


↓以下のシンポジウムでも、「masterpiece製作委員会」はデモを行います!
 

*引き続きお知らせ*

・5月29日(金) 14:00~
・秋葉原UDXシアター
経産省関東局との共催で…
『Akihabaraイノベーション シンポジウム』
を開催します!(参加無料です)
 
詳しくは… お申し込みは… →コチラ! 
 

 

エンドミルをクレジットカードで買おう

2009年05月13日 | □CAD/CAMな日々
 
今日は、株式会社ツクルスのお仕事としてのお知らせです。
 
NC工作機械…これを日々使うお仕事の人にはエンドミルの説明はいらないと思いますが。
  
もう何かを作ろうと思えば、必需品にして消耗品… それがエンドミル。
 
それだけにエンドミル選びには気をつかうのが当たり前、というプロフェッショナルなモノであります。
 
プロフェッショナルなモノでもあるのですが、一方では
 
事務所のボールペンやサインペン
台所の包丁…よりも消耗が激しいから、米・味噌・しょうゆですかね
 
そういう日常の必需品、消耗品でもある。
 
つまり、いつかは使う、必ず使う… というモノ。
 
それならば、クレジットカードで買いたいよね…
 
絶対に買う消費であれば、それはカードで買ってポイント貯めたい…
 
こういう人はすごく増えてます。
 
ガス、電気、電話(家賃という人まで!)…こういった支払もカードで済ませて
賢くポイントを貯めよう…
 
という人は思ったよりも多くて、カード各社もそれに対応して様々なサービスを用意しています。
 
それならば…
 
エンドミルもクレジットカードで買えるようにしよう!
 
ということで、カード決済機能を追加いたしました。
 
「エンドミル・ゼンブミル・カッテミル!」
  
VISA・Master・JCB・アメリカンエクスプレス・ダイナース をご用意しました。
 
探しやすい!比べやすい!
 
だけじゃない
 
カードでポイントも貯まって、おトク。
 
エンドミルのお求めは、カッテミルに今すぐアクセス!
 
(こういう売り口上って、照れますね… でも、便利ですよ。ホント)


*引き続きお知らせ*

・5月29日(金) 14:00~
・秋葉原UDXシアター
経産省関東局との共催で…
『Akihabaraイノベーション シンポジウム』
を開催します!(参加無料です)
 
詳しくは… お申し込みは… →コチラ! 
 

 
 

5月29日(金)午後、秋葉原でシンポジウム

2009年05月12日 | □アキハバラへようこそ
 
クルスの冒険です。(スイマセン、今日写真ナシね)
 
色々…ね、色々やってますよ…ホント。
 
今なんて「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局では
 
一気に3件の打ち合わせが行われておりますよ。

3件、別々のお話で。
それぞれの皆さんが、この事務局で待ち合わせをして。
 
シンポジウムだ、新規ビジネスだ、技術開発だ… と。
 
もちろんさほど具体的ではない話もあります。沢山ある。
でも、実に具体的で直接的にビジネスの(つまりはおカネの)話もあります。
 
サロン、というほどのものではないかも知れません。
でもまぁ、当てはまるとすれば、サロンなのだろうなぁ…と思います。
 
何が嬉しいって、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」は
業界団体としてキチンと機能し始まっている、ということですかね。
 
まだまだ行くよ、と。
 
さて初夏だ、シンポジウムだ(?)
 
経済産業省関東経済産業局と共催で、
 
『Akihabaraイノベーション シンポジウム』

を開催します。

詳しくは、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」のURLからご覧ください。
 
『Akihabaraイノベーション シンポジウム』
 
内容は、ぜひ上記のリンクをご覧いただきたいのですが、
なかなか興味深い品揃えで、何かしら「発見」して帰っていただけることでしょう。
お申し込みもWebから受け付けてます。
 
もちろん、3D-GANとしてのお話をする時間もございます。
 
季節もいいし、金曜日の午後だし…
 
ぜひ、『Akihabaraイノベーション シンポジウム』ご参加ください。

参加は無料。懇親会は実費1,500円。
 
ワタシもフルタイムで居ます。
 
あ・・・
 
それと、3D-GANの会員さんからご要望が多くありました、
 
「定期集会」的な集まりを、始めます。隔週です。
 
いつやるのか? 中身は?・・・ について会員さんにはお知らせしました。
 
まぁ、要するに
 
「夕方から事務局で缶ビール飲みながら気楽にお話しましょうぜ」
 
というモノですね(笑)事前申し込みも、ナシ。
 
こちは、
 
5月14日(木) 18:30くらい…から
 
なので、非会員の方ものぞいてみてください。
 
では、14日(木)と29日(金)
 
秋葉原でお会いしましょう~ 


製造ポテンシャルの証明

2009年05月08日 | □CAD/CAMな日々

皆さん、連休はどうでした?クルスの冒険です。
 
さて…

昨年、PC周辺機器のトップメーカーバッファローさんにご支援いただきまして
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」主催で行いました…
『Cool Japan Products Contest』
ですけども。

入賞作が決まりまして、では作ろう(とりあえず試作)…
 
というところまで来まして…
 
ちょーっと時間が掛っちゃったんですけどー…
 
ひとまず出来ました。ご覧ください!
 

 
左側2つは、アルミ材の削り出し加工で出来ておりまして。
右側は、黒い透明アクリル材の同じく削り出し加工で出来ています。
 
あまりに美しいので、黒檀(こくたん)の板など敷いて事務局のショウケースに
ディスプレイしています。
 
個々の仕上りについては、言うまでもなく素晴らしいものです。
 
ただ、最も強調しておきたいのは、ここに至るプロセスです。
 
大賞を獲得した『ONIGAWARA』をデザイン、モデリングしたのは
 
W.G.G.にも所属されているゲーム製作会社D4Aの社員さん…
 
つまり、普段はゲームなどのコンテンツ製作者なんですね。
 
ゲーム製作会社のデザイナーさんがデザインしたんです。
 
で、当然ゲームの世界も3D形状データでやってますから、3Dデータで応募。
 
もちろん、コンテンツ系の3Dデータ(いわゆるCG)とモノづくり系の3Dデータ(いわゆるCAD)に
本質的な違いはありませんから…
 
そのデータに対して、製造要件として必要な修正を加えて、実際に加工をしてくれたのが
これまた3D-GAN会員企業のアステックさん…
 
一連のプロセスは、ポリゴンのままだ。

ワタシのこのブログをずーっと読んで来て下さった方は…
 
「へー、そう…」
 
という程度のモンでしょうけれども(笑)
 
…これって… スゴくね?
ねぇねぇ、スゴイよねぇ?
 
個々のデザイン性や、加工技術についてはそれぞれが語っていただきたいんですよ。
デザインのD4Aさんと、加工のアステックさんが。

ワタシは、このプロセスの革新性を語りたい!だってスゲーんだもん(笑)
 
何が素晴らしいってこれは、徹頭徹尾 「ヒト」 の話だってことだ。
 
道具の話になんか、ならない。(道具の話は個別にやってね)

○アニメーション製作で3Dモデリングをしているヒト
○ゲーム製作で3Dモデリングをしているヒト
○とにかくCGで、3Dモデリングをしているヒト

あなた方は、潜在的に「モノを製造するポテンシャル」をすでに十分に持っています。

しかも、「どう作る」側ではなく、「何を作る」側の人材に近い。
提案性に具体性(情報量)がプラスされた人材が、あなた方…
 
「デザインを3Dモデリングで定義して、伝達できる人たち」
 
なんだね。

「あんなの作りてぇーよ」 「こんなのあったらぜってー売れるって!」(クチで言うだけ)

「ほら、こんなカンジでさぁー」(と、絵を見せる)
 
こういうヒトは、いっぱい居る。申し訳ないけど、たっくさん居る。
ご本人が最も嫌がるだろうけど、そういうヒトってすごく凡庸で、ごくフツーで、いかにもありきたりで、
どこにでも居る。ただのアイデアマン(笑)だ。

でも、3Dモデリングが出来るヒトたちには…
 
「具体性」が伴う。情報量が多いからだ(=すぐ作れる)。
情報量の多さは、説得力に直結する。

(情報量が少なくて説得力が持てるなら、そのヒトにはもっと違う、もっと向いている仕事があるでしょうね)

こういう事の積み重ねが、世界の見方を変えていく…んじゃないのかなぁ?と。
 
D4Aの若きデザイナー諸君。
一日平均200IP以上、500PV以上を誇る(か?)このブログで多くの方に見ていただいていますぞ。
 
そりゃまぁ、グルメとか健康とかに比べっと少ないものだけれどもさ…

世の中全部は、無理だけれどもさ。
 
でもさ、自分の見ている世界、それくらいは変えたいじゃないか。
 
少なくとも、ワタシは楽しんでいるよ(笑)
 
さてこの商品… どう売ろうかな?… という段階に入りましょう。
 
以上、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」の活動の一環です。