虹はポケットの中に

再スタート
何度でも生まれ変わる
自分の音を探す旅

ライク・ア・サブタレイニアンズ14

2012-02-03 16:48:42 | ライク・ア・サブタレイニアンズ1
雪音の部屋の住人になって間もないころ、ボクたちが初めて、近所のスーパーに買い物に行った時の話・・・
「明日の朝のパンが買いたいの・・・それに、ビールもあんまり無いし、「じゃ、買いに行こう」と、ボクらは
歩いて3分ぐらいのスーパーへ行ったんだ
雪音って感情を表に出すのがちょっと下手だと、自分で言っていたけれど、でも
とってもうれしそうなヴァイヴレーションは伝わってきた
そんな近い距離でも、行き帰り、ボクたちは、しっかりと手をつないで歩いて行った
さんざん店内をぐるぐるして、目当てのパンとビール(もちろんモルツだ)
そしてポテトチップと、マクビティのチョコレートビスケットをボクのリクエストで買い、
部屋に戻った
帰ってまず、冷蔵庫から残っていたビールを出して乾杯したのは言うまでもない
ぽつり、雪音が「あたし、一緒に買い物行ってすごく嬉しかったんだ」「おれも嬉しかったよ」
「あたしたちお互いに気持ちを表すのが下手な恥ずかしがり屋同士だよね」って
いきなり雪音が言ったのでボクは驚いた、付き合い始めてこんな短期間で雪音は
ボクのことをかなりわかってくれていた
ビールを飲みながら、食事はテキトーに済ませ、ボクたちは寝るまでの残りの時間を
「いちゃいちゃして」、過ごした

最新の画像もっと見る

コメントを投稿