さよならくちびる

先日、シネマアイリスで観てきました。
めっちゃ良かった。　バンドや、音楽活動をしていたことのあるひとにはきっと、
刺さります。　わかるんです。匂いが。ライブハウスの階段や、煙草臭いツアー車の中、運ぶ楽器の重さ、
半分以上ドロップアウトしているぼくでも、（当時？）が蘇るような感覚。
音楽映画でありながらも、ロードムービーとしてのクオリティも高い。
小松菜奈と門脇麦の、それぞれの特徴的な声が重なり合うライブシーンも秀逸です。
函館金森ホールでのライブシーンでは、思わずうるっときそうになった。
2時間あっという間
とても映画らしい映画でした。
劇中の、あいみょん作の2曲もポイントです

帰りは、オールドニューカフェに寄り、コーヒー飲んで帰りました。
あー、愉しかった。（笑）

夏始め。

久しぶりに図書館へいきました。
毎年、この時期に本を借りこんで、たくさん読みます。
「夏読書」と、自分の中でつけた名前
これをきっかけに、気持ちも区切り、ぼくの中で夏が始まります。

いつもは集英社文庫の、ナツイチフェアで一冊買うところから始まるのですが、
街の本屋さんが減るこのごろ、一番近いのが蔦屋書店しか無くて、しかも
蔦屋では、文庫フェアなどにコーナーを設けていないので・・・・
バスで行くにも中央図書館の方が利便性が良いので。
今日は、夏始めを、テーマに
谷川俊太郎、豊島ミホ、中村航、の本をそれぞれ一冊づつ借りた。
だから今日から、特別なことは何も起こらない（だろう）ぼくの夏、始めます。

6月30日

少し雨っぽい午後。
お気に入りの豆で、
コーヒーを丁寧にドリップする。
大好きな音楽をかけて、
マグカップの横には読みかけの本。
これまでのこと、そしてこれからのこと、
ゆっくりと考えた。
支えてくれた方々、そしてぼくに関わってくれた友人、
たくさんのひとたち・・・・。
ありったけのぼくの愛と感謝を送ります

今日で、あの、死んでいたかもしれなかった事故に
遭ってから、14年が経ちました。

この先も、自分が助かった理由や、ぼくの成すべきことを
探しながら、ゆっくりと、ぼくらしく歩いて行きたいです。
　
ありがとう　これからもよろしく！

『蝶々結び』/野田洋次郎

『蝶々結び』/野田洋次郎


このうた、すごく好き。

甘いコーヒー

冬が行ったり来たりしている。

今朝も曇った窓を手でこすって外を見たら降ってなくてよかった
白い息を吐いて、外に出てみた。
こんな冬は、行場の無い、ぼくに似ているかもね。
何処にも行けずにただ、うろついているようだな
「こんなんじゃダメだ」っていつも思っちゃうんだ
何もできていない、何も成していない・・・・自己嫌悪ばかりだ。
ゆっくりとね。そう、進んでいるんだよ
無理はしないで、身の丈に合った歩幅や速さでさ、
できないことは「できない」って言おう
とにかく、カタチなんて気にせずに・・・・
続けること、それが大切だよね
うやむやにしたくないよ。
冬は寒いからあたたかいのがいい
だから、今日は、自分を癒すために
コーヒーにふわふわのミルクで作ったラテにキャラメルシロップを入れて
・・・・甘いんだよ
甘いけど美味しいんだよ。大きめのマグでたっぷりめに
飲んで、気持ちを静かに癒して、冬の空気みたいに心を澄ませる
あたたかいね、あたたかくなったよ
エスプレッソとキャラメルシロップの香り、鼻腔をくすぐる。
この甘さを、明日のハ°ワーにしてみよう