ことば

言葉や文章で、ひとに何か伝えることが好きだ
その、真意や含まれている意味を、相手が汲み取ってくれればいいな、
そう思う。　伝わっているかもしれないし、伝わっていないかもしれない
でも、ぼくは、いつも大切に言葉を選ぶ
本題をぼかすのは好きじゃない言えないのなら書かないほうがいい
ひとつずつ、言葉を選んでいると、言葉の顔がどんどん見えてきて、
言葉がもっと好きになっていく

新しい言葉を知ると、その意味や成り立ちに、日本語の美しさを再認識して、
もっと知りたくなる。

何気ない一言が、誰かの気持ちを大きく揺り動かしたり
人生を変えるほどの影響を与えることもある

そんな、ちからのある言葉を、毎日探している

書店で過ごす午後

昨日は「石榴忌」（乱歩の忌日）だったんですが・・・記事の更新ができませんでした
ごめんなさい。
さて、今日も暑い一日でしたね。窓全開にしても暑い
「ああ、風が動かない日だなぁ」って思ってました
んで、午後を蔦屋書店で過ごしちゃいました
店内に入った時は、「おー、涼しい～」って思ったのも束の間、すぐにじわじわと
暑さにやられそうになったので、スタバに逃げ込む。「スターバックスラテ、トールを
アイスで～」冷たいもので少し落ち着いた
ここはとても落ち着ける。なんたって「本の森」。楽し過ぎる（笑）
毎回新しい発見があるんだよね　今日も、ジョージ・オーウェルの「１９８４」が
新装版で出ていたので、かなり心動いたが、今度にした。　スナフキンの蓋付マグカップも
惹かれまくったが、振り切って２Ｆへ上がる
コンシェルジュの中原さんとしばし談笑。今後の有益な情報を頂いた。
これから先も蔦屋は楽しくなっていきそうです
ゆったりと書店で過ごした午後、（自分的には）ぜいたくな時間の使い方しちゃった
気分。今日も何もできていないけれど、ココロ満タン。

夜風と石榴

ころころと日々を転がしながら夏の隙間をすり抜けて毎日過ごしている。
このところ、空は機嫌が悪いらしく、カラリとした音が遠くへ消えてしまっている
暑い日に弱いくせに、何故か待ちわびてしまうんだ。
窓を開けると、涼しい夜風が入ってくる
時折、車の行き交う音。
さわさわと、夜の音がしている
飛び出したいのか、留まっていたいのか、
考えあぐねて終わる

何も無いのが、夏
動かないのが、夏
変れないのが、夏
デジャヴだ、そんなのが、ぼくの、夏
もしも見えたら、今日は新月だ。
ちょっとベランダにでてみようか

ザクロが食べたい。明日は石榴忌だからね

河童忌

今日、７月２４日は芥川龍之介の忌日、河童忌である。
河童忌↓

http://kotobank.jp/word/%E6%B2%B3%E7%AB%A5%E5%BF%8C
　
まるでいきなり左フックをもらったように夏が降ってきた今日、
ふと、「河童忌」であることを思いだした。
芥川の文体は、ストイックで、ハードボイルドだと思う。
それでいて人間の「闇」すらもさらりと綴っている
今日は少し古典的な文学を読みたくなった
旧い文学作品を読むと「日本語の美しさ」を再発見したりする
こんな暑い日には気持ちに沁みやすい気がするよ

ベイエリアウォーキング

昨日の話ですが、私達、高次脳機能障害当事者セルフヘルプグループ「トラスト」は
三回目の作戦を決行しました。
まず、待ち合わせは函館駅の正面で。
時間通りに集まりましたが、諸事情により、参加メンバーは４人でした
とりあえず、摩周丸へ向かって歩き出した
天気も良かったので、いい感じ。
摩周丸へ着くと、「ああ、これも歴史の遺産だよなぁ・・・」
と、独りでしみじみしてしまった
受付して船内に入り、展示をゆっくり観て回る

私事ですが・・・・元々「海洋ロマン」的なものに弱く、
ガラスケースに展示されている、ジャイロコンパスや、レーダーや、
エンジンの部品やスクリューなんかにむやみに大興奮（笑）
船室のシートがそのまま残されていて、腰を下ろし、窓の外の函館湾を眺めつつ
エア船旅（笑）　甲板にも出たりしてみたが、意外に風があって
「錆びるから中に入ろう」（笑）ひとしきり満喫して下船（？）
歩いて赤レンガ倉庫群の方へてくてく
「喉も渇いたのでスタバで一服しよー」とスタバへ
意外に混んでなかった。それぞれオーダーして
席についてふと、気付いたら「男四人でフラペチーノ！！」
用事のあるメンバーが二人、「今日はここで」ってことで
私とＡさんのｆたりになってしまったので、洋物館をぶらぶらしたり・・・
ちょうど、サンセットマーケットをやっていて、小田桐陽一さんのカリンバライヴが
あるというので観ていくことに
潮風が冷たかったけれど、野外で聴く小田桐さんの演奏は最高でした。
ミルトーンも交えてのたっぷり４０分堪能できました
終了後、十字街まで歩いて、市電に乗り、それぞれ帰路につきました
個人的に思うところあって、「トラスト」そのものの在り方を
今一度考える必要性を感じてしまった日になった
自分には代表としての資質が足りないのではないか
いつもぎりぎりのところに立っている気がするよ

オスロからの旋風

「今日はスタバで冷たいものが飲みたいなっ」って
何の計画も無しにとりあえず蔦屋のツタバ（笑）
さすがに日曜日なのでちょっと混んでる・・・
アイスモカをオーダー、
ドリンクカウンターで待っていると、ユキちゃんにばったり。
すんげー久しぶり。少し歓談して席について、モカを飲む
「あー、やっぱりなんだか落ち着くねぇ、ここ」
やっぱり本屋の匂い好きだー。
二階に上がってＣＤを見ていると、「あっちのほうに
人が集まってるー、何かあるのかなぁ？」（呑気）
行ってみると
人だかりの方に向かうと、偶然にも「インストアライヴやってるぅ～」

これです↓
、http://www.hakodate-t.com/event/1596/
演奏は、素晴らしかったです。北欧のジャズは初体験でした
オールドのギブソンES-３３５らしきギターの優しくも暖かい音。
美しいコード進行。
何よりも驚いたのは大きくない音量で、フィードバックを巧みに
操りながらアルペジオをかぶせる手法でした
（きっと真似はできないだろうけど）、練習してみたくなった
演奏を観ながら、たまたま居合わせた知人と話し、コンシェルジュの
中原さんともお話しさせていただいた
「こうやって横に広がって行くんだな」バンドやってた頃を思い出す・・・
繋がれ、繋がれ。
もっともっと精進する所存。
思いがけず素敵な音楽の一日になった

蒸し蒸し

朝、ちょっとだけ雨の匂いがした。
「あー、これは降るかなあ」って思ってた
午後になると蒸してきたので「降る」と、半ば確信めいた
ものを持った（←根拠無し）が、予想は外れ、雨は落ちずに陽が暮れた。
こんな日は活字に逃げるのがいい（笑）本読もー。
パラパラとめくっていたら、「失うものなど何一つ無い」
という意味合いの内容に、ガツンとアタマを殴られた気持ちになった
　一度すべてを失っているのだから、失くすものなど無いはずだった・・・
月日が経ち、忘れかけていたんだ・・・・。
守ろうとする気持ちばかりが大きくなって
攻めることに臆病になっていた。
だから、自分の、先の無いどん詰まりの未来と戦ってみることにしたよ
大袈裟なことじゃない、この足を、灼けるような夏に
一歩踏み出してみるだけ。

チェリーボム

いただきものなんですが、さて、どうしようか・・・・
考えた結果、「ワイン風味のコンフィチュールを作ってみよ」
ということにしましたー。実は既に１パック分ぐらいは食べたのですがそれでもなお！
さすがにこの量だと「チェリーボム」と呼びたくなります
何か作ってみたくてわくわくしちゃってます

ナツイチ買いました

結局それほど悩みもせずにあっさり決めちゃいました。
買ったのは「チーズと塩と豆と」です。
短編のアンソロジーで、好きな作家ばかりだったので・・
この本が、ぼくの今年の夏の最初の一冊になるのです
まだ読み始めてません、もったいなくて・・（笑）
どんな物語が詰まっているのか？めっちゃ期待を膨らませています

夏の午後の読書は心地よく、物語に入って行けます
次は何を読もうか？もう、考えています（笑）

夏の重さ

青空が夏を押し付けてきたので、
その重さを感じて歩いた
むっとする濃い空気が息苦しい
コーヒーの熱さと、チョコレイトの甘さ、サプリメントの味。
それがぼくの一日だった。夕暮れの風が
何かを忘れさせようとするので、抗い、気がつけば
夏は熱から圧力へ変わっていた。
冷たい飲み物を片手に、開け放った窓から
夏の匂いがした